ファイアーエムブレム風花雪月(FE風花雪月)のキャラ別の後日談(ソロ/ペアエンド)と称号、後日談(ソロ/ペアエンド)について知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
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主人公・男(ベレト) |
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黒鷲-教団ルート【よすがを辿りし炎】 ベレトは“闇に蠢く者”らを討ち、更には正気を失った“白きもの”をも打ち倒した。その後、大いなる指導者らを失うこととなったフォドラを立て直すべく、統一王国の初代王座に就く。民の安寧を祈りながら、二度と争いの起こらぬ世界を目指して。 |
黒鷲-帝国ルート【覇王の翼】 ベレトはエーデルガルトと共に、人の上に立つ神なる存在を打ち倒した。その戦いで傷つき、神祖の力を失いはしたが、進むべき道は変わらない。”闇に蠢く者”を討ち滅ぼし、フォドラに真の平和をもたらすため、これからも剣を振るい続けるだろう。 |
青獅子ルート【秩序の守護者】 ベレトはディミトリを助け、彼と共に帝国の野望を打ち砕いた。戦後、大司教の座を降りたレアに代わり、セイロス聖教会を率いることを誓う。フォドラ統一を成し遂げたファーガス神聖王国の統治を助け、弱者の虐げられることのない泰平の世を創るために。 |
金鹿ルート【夜明けの王】 ベレトはクロードを助け、時を超えて蘇った邪王ネメシスを地獄へと送り返した。その後クロードはフォドラを去り、後を託されて統一王国の初代玉座に就く。国境や民族の壁を超え、誰もが手を取り合って生きてゆける、そんな世が実現することを願って。 |
ソティス |
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ベレトはディミトリを助け、彼と共に帝国の野望を打ち砕いた。戦後、大司教の座を降りたレアに代わり、セイロス聖協会を率いることを誓う。フォドラ統一を成し遂げたファーガス神聖王国の統治を助け、弱者の虐げられることのない泰平の世を創るために。 |
レア |
ベレトは、暴走したレアを鎮めてフォドラの危機を救うと、統一王国の初代王座に就いた。以降、ガルグ=マク大修道院を仮の王城としてフォドラ全土の復興と発展のために力を尽くすことになる。一方、一命を取り留めたレアは、体力の回復を待って大司教の職務に復帰すると、統一王国と足並みを揃え、教団の再建と戦災に喘ぐ人々の救済に努めた。以降、新王と大司教は両輪となって施策を推し進め、フォドラは目覚しい発展を遂げる。人々は二人の功績を“フォドラの奇跡”と呼んで讃えたという。 |
エーデルガルト |
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【炎の女帝】 ベレトとエーデルガルトは激戦の末、人の上に立つ神なる存在を打ち倒した。その戦いで傷つき、神祖の力まで失うこととなった師を、エーデルガルトは自らの伴侶とし、それまで以上に頼りにしたという。皇帝とその伴侶は、フォドラに真の平和をもたらずべく、共に“闇に蠢く者”と戦った。また人々が自立できる社会を実現すべく、身分制度の変革をはじめ多くの事績を成した。二人は時折、宮城を抜け出して蜜月の時間を過ごしたというが、彼らがどのように愛を語らったかは、誰も知らない。 |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
【愛しき人のために】 <黒鷲-帝国ルート> ベレトとドロテアのささやかな婚儀が開催されたのも束の間、再び“闇に蠢く者”との戦いが始まる。しかしドロテアは自ら戦場に立って武器を振るうようなことはせず、フォドラに真の平和をもたらすべく転戦する伴侶の心の支えとなり、家庭を守ってその帰りを待ったという。のちに発見された彼らの日記には、多くの子を育み、最期まで幸せに暮らした二人の様子が記されていたほか、互いに贈り合ったと思われる愛の詩がたくさん残されており、それらは詩集として世に出ることになった。 <青獅子ルート> ベレトは、セイロス聖教会の大司教の座に就くと同時に、ドロテアを伴侶にすると発表した。以降ドロテアが公的な場に姿を現すことはなかったが、フォドラの復興と教団の再建に尽力する大司教の家庭を守り、時に孤児という出自ならではの視点で、貴重な助言を伴侶に送ったという。のちに発見された彼らの日記には、多くの子を育み、最期まで幸せに暮らした二人の様子が記されていたほか、互いに贈り合ったと思われる愛の詩がたくさん残されており、それらは詩集として世に出ることになった。 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレトは、フォドラ統一王国の初代王位に就くと同時に、ドロテアを伴侶にすると発表した。以降ドロテアが公的な場に姿を現すことはなかったが、フォドラ全土の復興に尽力する新王の家庭を守り、時に孤児という出自ならではの視点で、貴重な助言を伴侶に送ったという。のちに発見された彼らの日記には、多くの子を育み、最期まで幸せに暮らした二人の様子が記されていたほか、互いに贈り合ったと思われる愛の詩がたくさん残されており、それらは詩集として世に出ることになった。 |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
【永遠の引き籠もり】 <黒鷲-帝国ルート> ベレトとベルナデッタの婚儀が盛大に開催されたのも束の間、再び“闇に蠢く者”との戦いが始まる。ヴァーリ伯爵位を継いでいたベルナデッタは当初、自領に引き籠もって出てこないのではという懸念を皆から抱かれてたが、フォドラに真の平和をもたらすべく転戦する夫に従い、彼が行くところどこへでもついていった。不本意にも恐ろしい戦いに身を投じ続けることになったベルナデッタは、徐々に物騒な性格に変貌。何事にも動じなくなり、立派に夫を支えられるようになったという。 <帝国ルート以外> ベレトは、フォドラ統一王国の初代王座に就くと同時に、ベルナデッタとの婚姻を発表した。ヴァーリ伯爵位を継いでいたベルナデッタは当初、自領に引き籠もって出てこないのではという懸念を皆から抱かれたが、実際には彼女は新王と共に暮らし、彼が行くところどこへでもついていった。一方でベルナデッタの人見知りは生涯改善せず、彼女が怖がらないという理由だけで新王に仕えた者もいた。ところが彼らはその後、予想外の働きを見せて新王の統治を助け、彼女の思わぬ鑑識眼が明らかになったという。 |
カスパル |
なし |
リンハルト |
【穴の開いた知恵袋】 <黒鷲-帝国ルート> ベレトとリンハルトはフォドラを覆った戦乱の終焉を喜んだが、彼らに昼寝の時間は与えられなかった。すぐに“闇に蠢く者”との戦いが始まり、領地を出奔したリンハルトは愛する者と二人でフォドラに真の平和をもたらすべく転戦する。彼は昼寝をして暮らせる世の実現のため、望まぬ戦いと血の日々に身を置いた。二人でくだらない話をしていれば、どんな苦境も乗り越えられると信じて。すべてが決着したのち表舞台から姿を消した二人が、どれほど幸せな時間を送ったかは語るまでもないだろう。 <青獅子ルート> ベレトは、セイロス聖教会の大司教の座に就くと同時に、リンハルトを伴侶にすると発表した。彼は爵位の継承権を放棄し、大司教の教団運営への協力に専念……することもなく、紋章学の研究を進めたり、釣りをしたりと、悠々自適の生活を送る。しかし大司教が彼の部屋に埋もれていた紋章学の途轍もない大発見を見つけたのを機に彼は歴史の表舞台に引っ張り出され、聖教会の知恵袋として働かされるようになる。彼がその対価として要求したのは、大司教と二人きりでの長い昼寝の時間だったという。 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレトは、フォドラ統一王国の初代王座に就くと同時に、リンハルトを伴侶にすると発表した。彼は新王の配偶者として、献身的にフォドラの復興と発展を支え……ることもなく、紋章学の研究を進めたり、釣りをしたりと、悠々自適の生活を送る。しかし新王が彼の部屋に埋もれていた紋章学の途轍もない大発見を見つけたのを機に彼は歴史の表舞台に引っ張り出され、統一王国の知恵袋として働かされるようになる。彼がその対価として要求したのは、新王と二人きりでの長い昼寝の時間だったという。 |
ディミトリ |
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なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
【慈愛の微笑み】 <黒鷲-帝国ルート> ベレトとメルセデスの婚儀が催されたのも束の間、再び“闇に蠢く者”との戦いが始まる。戦いは熾烈を極めたが、二人は互いに支え合い、戦い抜いた。すべての戦いが終わると、彼らはファーガス地方の小さな村に移り住み、そこに小さな孤児院を開く。そこでは戦争で家を失った子供たちを出身や身分を問わず保護し、分け隔てなく育てた。子供たちの屈託のない笑顔に囲まれたメルセデスは、伴侶に対して、まるで口癖のようにこう言っていたという。「この道を選んでよかった」と。 <黒鷲-教団ルート、青獅子ルート、金鹿ルート> 調査中 |
アッシュ |
なし |
アネット |
【花開く努力】 <青獅子ルート> ベレトは、レアより大司教の座を譲り受けると同時に、アネットとの婚姻を発表した。アネットは聖教会の運営にも積極的に参与し、その知恵を生かしてフォドラの復興と発展に大きく貢献。それと並行して士官学校の魔道講師としても教鞭を執り、大魔道士を幾人も育て上げたという。しかし、努力が空回るアネットの気質は生涯直らず、彼女の失敗談は後世にまで伝わっている。そのどれもが微笑ましいものであるのは、彼女の夫の見事な助けがあったからだともいわれているが、真相は闇の中である。 <黒鷲-教団ルート、黒鷲-帝国ルート、金鹿ルート> 調査中 |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
【“清廉”の騎士】 <青獅子ルート> ベレトは、レアより大司教の座を譲り受けると同時に、イングリットとの婚姻を発表。二人は王国と協力しつつ、フォドラの復興と発展に注力し、多くの事績を残した。イングリットは伴侶として大司教の公務を献身的に支えるだけでなく、セイロス騎士団の聖騎士の称号を得て大司教の身を守った。大司教が暴徒に襲われた際には、傍らにいた彼女が武器を取って撃退したという逸話も残っている。戦争を終結に導いた大司教と、妻として騎士として彼に尽くしたイングリットの生は、物語となって後世に語り継がれた。 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレトは、フォドラ統一王国の初代王位に就くと同時に、イングリットとの婚姻を発表。二人は共にフォドラの復興と発展に力を尽くし、多くの事績を残した。イングリットは王妃として新王の政務を支えるだけでなく、一人の臣下として主君の身を守ろうとした。そんな彼女の信念が窺える逸話は多く残されているが、中でも王が刺客に襲われた際、傍らにいた王妃が自ら武器を取り撃退した逸話は、あまりにも有名である。長い戦争を終結に導いた王と、“戦う王妃”の武勇伝は物語となって後世に語り継がれた。 <黒鷲-帝国ルート> すべての戦いが終わり、ベレトは妻となったイングリットと共に、彼女の故郷へと赴いた。ガラテア領は帝国に接収されていたが、イングリットの嘆願が認められ、皇帝より改めて統治を命じられたのである。かつて家を出奔した領主とその夫には、領民の冷ややかな視線が向けられた。だが、二人は互いを励まし合い、領内の改革と食料事情の改善のため尽くす。そんな彼らの姿に、民の態度も徐々に軟化していった。徐々に開拓は進み、数十年後、ガラテア領はフォドラで最も豊かな土地といわれるまでになった。 |
クロード |
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なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
【自由人】 <青獅子ルート> ベレトは、セイロス聖教会の大司教の座に就くと同時に、ヒルダとの婚姻を発表した。妻となったヒルダが教団の運営に関与することは稀だったが、人事においては生来の才能を発揮し、適材適所で最大限の成果を得ることで、教団の再建に貢献した。また、趣味の装飾品作りが高じてガルグ=マクに職人養成学校を創設。フォドラ各地から才能のある若者が集まり、大勢の優秀な職人を輩出した。なお、彼女の発案により、校内の広場には「妻に装飾品を贈られ歓喜する大司教の像」が建てられていたという。 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレトは、フォドラ統一王国の初代王座に就くと同時に、ヒルダとの婚姻を発表した。王妃となったヒルダが政務に口を出すことは稀だったが、人事においては生来の才能を発揮し、適材適所で最大限の成果を得ることで、フォドラの発展に貢献した。また、趣味の装飾品作りが高じて王立の職人養成学校を創設。フォドラ各地から才能のある若者が集まり、大勢の優秀な職人を輩出した。なお、王妃自らの発案により、校内の広場には「王妃に装飾品を贈られ歓喜する国王の像」が建てられていたという。 |
ラファエル |
なし |
リシテア |
【薄幸の才媛】 <青獅子ルート> ベレトは、セイロス聖教会の大司教の座に就くと同時に、リシテアとの婚約を発表した。いったん自領に戻ったリシテアは父を助けて自領の復興に尽くしたのち、すべての領地を周辺諸侯に割譲。コーデリア公は爵位を返上して妻と共に隠棲した。領地の整理を済ませたリシテアは、ようやく大司教の妻となった。紋章を失ってもなお、才媛ぶりは健在で、確かな知識と閃きによって教団の再建に大いに貢献。二人は子宝にも恵まれて賑やかな家庭を築き、晩年は穏やかな余生を送って長寿をまっとうしたという。 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレトは、フォドラ統一王国の初代王座に就くと同時に、リシテアとの婚約を発表した。いったん自領に戻ったリシテアは父を助けて自領の復興に尽くしたのち、すべての領地を周辺諸侯に割譲。コーデリア公は爵位を返上して妻と共に隠棲した。領地の整理を済ませたリシテアは、ようやく正式に王妃となった。紋章を失ってもなお、才媛ぶりは健在で、確かな知識と閃きによってフォドラの発展に大いに貢献。子宝にも恵まれて王宮を盤石にすると、二人は穏やかな余生を送って長寿をまっとうしたという。 <黒鷲-帝国ルート> 調査中 |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
【呪縛解けて前へ】 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレトは、フォドラ統一王国の初代王座に就くと同時に、マリアンヌとの婚約を発表した。いったん自領に戻ったマリアンヌは婚礼に向けた準備を進める一方、やり手の義父から領内経営や交渉術を説教的に学び、埋もれていた才能を開花させていく。翌年、大樹の節を待ってマリアンヌが王宮の戻ると、盛大な婚礼の儀が催された。以後、復興を遂げたフォドラは目覚しい発展を遂げていくことになるが、稀代の名君と称される王の陰で、やり手の王妃が辣腕を振るっていたことは、あまり知られていない。 <黒鷲-帝国ルート、青獅子ルート> 調査中 |
レオニー |
【壊刃の再臨】 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレトは、フォドラ統一王国の初代王座に就くと同時に、レオニーとの婚姻を発表した。立場上、王妃となったレオニーだが、着飾ることを嫌う一方で頑なに武器を手放さず、ついには近衛騎士団から精鋭を引き抜いた独自の舞台“ジェラルト団”を組織。賊退治や魔物退治に奔走した。帝国軍の残党が反乱を起こした際も、彼らの活躍によって大事に至る前に鎮圧されている。ジェラルト団には稀に凄腕の騎士が加わり、レオニーと息を合わせて戦っていたというがその正体は国王だったとの噂もある。 <黒鷲-帝国ルート、青獅子ルート> 調査中 |
ハンネマン |
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なし |
セテス |
なし |
フレン |
【眠り姫】 <青獅子ルート> ベレトは、セイロス聖教会の大司教の座に就くと同時に、フレンとの婚姻を発表した。大司教夫人となったフレンは教団運営に関与しなかったが、戦災で傷ついた人々を癒すことに腐心し、その慈悲深い言動から、“聖セスリーンの再来”と噂された。やがてフォドラが戦災から復興を遂げ、発展の兆しを見せ始めると、大司教は後継者を指名して引退。二人でフォドラ西部のロディ海岸に築いた屋敷に移り住み、釣りを楽しみながら余生を過ごした。どれほど年を重ねても彼らは若々しい姿のままだったという。 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレトは、フォドラ統一王国の初代王座に就くと同時に、フレンとの婚姻を発表した。王妃となったフレンが直接政務に関わることはなかったが、公の場には積極的に姿を現し、その大らかで微笑ましい言動が、王政の人気獲得に一役買うことになる。やがてフォドラが戦災から復興を遂げ、発展の兆しを見せ始めると、二人は子供に王位を譲って引退。フォドラ西部のロディ海岸に築いた離宮に移り住み、そこで釣りを楽しみながら余生を過ごした。どれほど年を重ねても彼らは若々しい姿のままだったという。 |
ツィリル |
なし |
アロイス |
【騎士団の太陽】 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> 戦後、ベレトが統一王国の王位に就くと、アロイスはセイロス騎士の職を辞してその麾下に入った。その後、彼は新王の手足となり、配下の騎士を率いてフォドラ各地を西へ東へ奔走。新王の治世を、持てる力のすべてを尽くして支えたとされる。アロイスの快活な人柄は、多くの部下に愛され、騎士たちは強い結束を見せる。気づけば彼の率いる騎士団は、統一王国で最も規模の大きな騎士団になっていた。そんなアロイスを、新王はまるで自分の父親のように頼りにしていたという。 <黒鷲-帝国ルート、青獅子ルート> 調査中 |
シャミア |
【異境の射手】 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレトは、フォドラ統一王国の初代王座に就くと同時に、シャミアとの婚姻を発表した。新王がフォドラ全土の復興と発展に尽力する傍らで、シャミアは彼の護衛となり相談役となり近衛兵団の団長まで務め、頼れる王妃として民からの人気を集めた。二人の日常は多忙を極めたが、それでも彼らは家族の時間を大事にした。言葉少なで静かな時を過ごすことが多かったという二人も、年を経てそこには彼らの子供たちが加わり、晩年になると非常に賑やかな時を送ることになったという。 <黒鷲-帝国ルート、青獅子ルート> 調査中 |
主人公・女(ベレス) |
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黒鷲-教団ルート【よすがを辿りし炎】 ベレスは“闇に蠢く者”らを討ち、更には正気を失った“白きもの”をも打ち倒した。その後、大いなる指導者らを失うこととなったフォドラを立て直すべく、統一王国の初代王座に就く。民の安寧を祈りながら、二度と争いの起こらぬ世界を目指して。 |
黒鷲-帝国ルート【覇王の翼】 ベレスはエーデルガルトと共に、人の上に立つ神なる存在を打ち倒した。その戦いで傷つき、神祖の力を失いはしたが、進むべき道は変わらない。”闇に蠢く者”を討ち滅ぼし、フォドラに真の平和をもたらすため、これからも剣を振るい続けるだろう。 |
青獅子ルート【秩序の守護者】 ベレスはディミトリを助け、彼と共に帝国の野望を打ち砕いた。戦後、大司教の座を降りたレアに代わり、セイロス聖教会を率いることを誓う。フォドラ統一を成し遂げたファーガス神聖王国の統治を助け、弱者の虐げられることのない泰平の世を創るために。 |
金鹿ルート【夜明けの王】 ベレスはクロードを助け、時を超えて蘇った邪王ネメシスを地獄へと送り返した。その後クロードはフォドラを去り、後を託されて統一王国の初代王座に就く。国境や民族の壁を越え、誰もが手を取り合って生きてゆける、そんな世が実現することを願って。 |
ソティス |
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ベレスはディミトリを助け、彼と共に帝国の野望を打ち砕いた。戦後、大司教の座を降りたレアに代わり、セイロス聖協会を率いることを誓う。フォドラ統一を成し遂げたファーガス神聖王国の統治を助け、弱者の虐げられることのない泰平の世を創るために。 |
レア |
ベレスは、暴走したレアを鎮めてフォドラの危機を救うと、統一王国の初代王座に就いた。以降、ガルグ=マク大修道院を仮の王城としてフォドラ全土の復興と発展のために力を尽くすことになる。一方、一命を取り留めたレアは、体力の回復を待って大司教の職務に復帰すると、統一王国と足並みを揃え、教団の再建と戦災に喘ぐ人々の救済に努めた。以降、新王と大司教は両輪となって施策を推し進め、フォドラは目覚しい発展を遂げる。人々は二人の功績を“フォドラの奇跡”と呼んで讃えたという。 |
エーデルガルト |
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【炎の女帝】 ベレスとエーデルガルトは激戦の末、人の上に立つ神なる存在を打ち倒した。その戦いで傷つき、神祖の力まで失うこととなった師を、エーデルガルトは自らの伴侶とし、それまで以上に頼りにしたという。皇帝とその伴侶は、フォドラに真の平和をもたらずべく、共に“闇に蠢く者”と戦った。また人々が自立できる社会を実現すべく、身分制度の変革をはじめ多くの事績を成した。二人は時折、宮城を抜け出して蜜月の時間を過ごしたというが、彼らがどのように愛を語らったかは、誰も知らない。 |
ヒューベルト |
【女帝の懐刀】 ベレスはエーデルガルトと共に、人の上に立つ神なる存在を打ち倒した。その戦いで傷つき、神祖の力を失いはしたが、進むべき道は変わらない。フォドラに真の平和をもたらすため、一心に剣を振るい続けた。その傍らで彼女を支えた者こそ、皇帝の腹心ヒューベルトだった。彼はかつて約束したとおりに、“闇に蠢く者”との全面対決に踏み出す。夫婦となった二人は、すべての過去に決着をつけるため、手を携えて闇の中の戦いに身を投じた。彼らは比翼の鳥のように、片時も離れなかったという。 |
ドロテア |
【愛しき人のために】 <黒鷲-帝国ルート> ベレスとドロテアのささやかな婚儀が開催されたのも束の間、再び“闇に蠢く者”との戦いが始まる。しかしドロテアは自ら戦場に立って武器を振るうようなことはせず、フォドラに真の平和をもたらすべく転戦する伴侶の心の支えとなり、家庭を守ってその帰りを待ったという。のちに発見された彼らの日記には、多くの子を引き取り、最期まで幸せに暮らした二人の様子が記されていたほか、互いに贈り合ったと思われる愛の詩がたくさん残されており、それらは詩集として世に出ることになった。 <青獅子ルート> ベレスは、セイロス聖教会の大司教の座に就くと同時に、ドロテアを伴侶にすると発表した。 以降ドロテアが公的な場に姿を現すことはなかったが、フォドラの復興と教団の再建に尽力する大司教の家庭を守り、時に孤児という出自ならではの視点で、貴重な助言を伴侶に送ったという。 のちに発見された彼らの日記には、多くの子を引き取り、最期まで幸せに暮らした二人の様子が記されていたほか、互いに贈り合ったと思われる愛の詩がたくさん残されており、それらは詩集として世に出ることになった。 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレスは、フォドラ統一王国の初代王座に就くと同時に、ドロテアを伴侶にすると発表した。以降ドロテアが公的な場に姿を現すことはなかったが、フォドラ全土の復興に尽力する新王の家庭を守り、時に孤児という出自ならではの視点で、貴重な助言を伴侶に送ったという。のちに発見された彼らの日記には、多くの子を引き取り、最期まで幸せに暮らした二人の様子が記されていたほか、互いに贈り合ったと思われる愛の詩がたくさん残されており、それらは詩集として世に出ることになった。 |
ベルナデッタ |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
【穴の開いた知恵袋】 <黒鷲-帝国ルート> ベレスとリンハルトはフォドラを覆った戦乱の終焉を喜んだが、彼らに昼寝の時間は与えられなかった。すぐに“闇に蠢く者”との戦いが始まり、領地を出奔したリンハルトは愛する者と二人でフォドラに真の平和をもたらすべく転戦する。彼は昼寝をして暮らせる世の実現のため、望まぬ戦いと血の日々に身を置いた。二人でくだらない話をしていれば、どんな苦境も乗り越えられると信じて。すべてが決着したのち表舞台から姿を消した二人が、どれほど幸せな時間を送ったかは語るまでもないだろう。 <青獅子ルート> ベレスは、セイロス聖教会の大司教の座に就くと同時に、リンハルトを伴侶にすると発表した。彼は爵位の継承権を放棄し、大司教の教団運営への協力に専念……することもなく、紋章学の研究を進めたり、釣りをしたりと、悠々自適の生活を送る。しかし大司教が彼の部屋に埋もれていた紋章学の途轍もない大発見を見つけたのを機に彼は歴史の表舞台に引っ張り出され、聖教会の知恵袋として働かされるようになる。彼がその対価として要求したのは、大司教と二人きりでの長い昼寝の時間だったという。 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレスは、フォドラ統一王国の初代王座に就くと同時に、リンハルトを伴侶にすると発表した。彼は新王の配偶者として、献身的にフォドラの復興と発展を支え……ることもなく、紋章学の研究を進めたり、釣りをしたりと、悠々自適の生活を送る。しかし新王が彼の部屋に埋もれていた紋章学の途轍もない大発見を見つけたのを機に彼は歴史の表舞台に引っ張り出され、統一王国の知恵袋として働かされるようになる。彼がその対価として要求したのは、新王と二人きりでの長い昼寝の時間だったという。 |
ディミトリ |
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【救国の王】 新たな大司教の座に就いたベレスと、ファーガス神聖王国の王位を正式に継承した。ディミトリの婚姻は、終戦に沸く人々を更に喜ばせることになる。より良いフォドラのあり方を生涯模索し続けた二人は、理想を求め、旧来の政治制度や聖教会の体制を一つずつ変革していった。彼らは教団と国家の首長としての振る舞いを貫き、激しく議論を戦わせることさえもあった。だが二人きりで遠乗りや狩猟に出る時の彼らは、大司教と国王の顔ではなく、ありふれた、愛し合う夫婦の顔をしていたという。 |
ドゥドゥー |
【寡黙なる忠義】 ベレスは、レアに代わって新たな大司教に就任し、翌年には国王の従者を辞していたドゥドゥーとの婚姻を発表した。婚儀の場には美しいダスカーの花が飾られ、二人の門出を彩ったといわれている。ドゥドゥーは教団とファーガスとの橋渡しを買って出ると、大司教と共にフォドラの復興と発展に尽力。特にフォドラ内外に暮らす異民族との関係改善に努め、状況を大きく好転させた。大司教が引退を宣言すると、ドゥドゥーも一線を退き、二人でダスカー半島へと移住。花を育てながら穏やかな余生を送ったという。 |
フェリクス |
【流浪の剣】 <青獅子ルート> ベレスは、レアに代わって新たな大司教に就任すると、フラルダリウス公爵位を継いだフェリクスとの婚姻を発表した。フェリクスは所領の復興や王国の発展に尽力する一方で、大司教の伴侶として精力的に働き、私生活だけでなく教団の運営においても大司教の最も信頼する相手となった。互いに忙しい日々を送り、離れて過ごすことも多かった二人は、顔を合わせれば、言葉の代わりに剣を交わした。のちに側仕えの者は語る。剣と剣がぶつかる度に、他の者には見せぬような明るい笑顔を見せていた、と。<黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレスは、統一王国の王位に就くと同時に、フェリクスとの婚姻を発表した。新たな国家を運営する上で、為政者として手を汚さねばならない局面は幾度となく訪れたが、フェリクスはそういった仕事を進んで引き受け、女王の剣としての勇名を轟かせる。やがて、果たすべき責務は果たしたとして、二人は一線を退くことを決意。新たな世代に席を譲ると、得物を片手に漂泊の旅に出た。その後、無双の強さを誇る傭兵夫妻の噂が各地で囁かれるようになるが、果たしてそれが彼らであったのか、知るすべはない。 <黒鷲-帝国ルート> 調査中 |
メルセデス |
【慈愛の微笑み】 <青獅子ルート> ベレスは聖教会の新たな大司教に就任すると、修道士として働き始めていたメルセデスを伴侶とすることを発表する。聖教会は戦災で職を失った者や、家を失った子供たちへの積極的な支援を行ったが、これはメルセデスの発案であったともいわれている。二人は公務の合間を縫って街へと出かけては人々に交じって復興を手伝った。民と共に汗を流す大司教とその伴侶の姿に、民衆は新たな時代の到来を実感したという。二人は命の尽きるその日まで、どんな時も支え合い、仲睦まじく暮らしたのだった。 <黒鷲-教団ルート、黒鷲-帝国ルート、金鹿ルート> 調査中 |
アッシュ |
【正義の一矢】 <青獅子ルート> 新たな大司教となったベレスの傍らには、常に一人の騎士が控えていた。大司教より側近に取り立てられ、のちに彼女の配偶者となったアッシュである。聖教会は、フォドラを統一したファーガスと歩調を揃え、孤児の救済事業に尽力。貧しい子供たちに寝床と食事、そして学問を与え、幸福な生を歩めるようにと手厚い支援を行なった。この事績は、大司教の夫であるアッシュの助言あってこそといわれているが、本人はそれを鼻にかけることもなく、愛する伴侶と共に過ごす日々を楽しんでいたという。 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> 統一王国の玉座に座ったベレスの傍らには、常に一人の騎士が控えていた。女王の側近の任を与えられ、のちに彼女の配偶者となったアッシュである。統一王国はセイロス聖教会と歩調を揃え、孤児の救済事業に尽力する。貧しい子供たちに寝床と食事を、必要であれば学問を与えて、幸福な生を歩めるようにと手厚く支援した。この事績は、王婿アッシュの助言あってこそといわれているが、本人はそれを鼻にかけることもなく、愛する伴侶の傍らで、彼女に仕える日々を楽しんでいたという。 <黒鷲-帝国ルート> 調査中 |
アネット |
なし |
シルヴァン |
【“至情”の騎士】 <青獅子ルート> ベレスは、聖教会の新たな大司教に就任すると、ゴーティエ辺境伯の嫡子シルヴァンとの婚姻を発表した。シルヴァンは陰になり日向になり、大司教の公務を献身的に支える。ファーガスとの渉外や教団の組織改革に取り組むなど、多くの功績の残した。若い頃には浮名を流したシルヴァンも、結婚を機に落ち着き、父親からゴーティエ辺境伯の位を継ぐ頃には穏やかな愛妻家となった。ファーガス国王をはじめとして、かつての彼を知る者たちは、一様に、大司教はどんな魔法を使ったのだろうと首をひねったという。 <黒鷲-教団ルート、黒鷲-帝国ルート、金鹿ルート> 調査中 |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
【世界を繋ぐ王】 ベレスは、新たに建てられたフォドラ統一王国の初代玉座に就くと、戦災で荒れた街や村の再建と、セイロス聖教会の改革支援に着手した。しかし数節が経った頃、旧帝国軍の一部と”闇に置く者”の残党が結託して蜂起、反乱軍が王都デアドラに迫る。建国間もない統一王国に迎え撃つだけの戦力はなく、あわや陥落かと思われたその時、東方よりにわかに関の声が上がった。それは新パルミラ王クロードが率いる援軍だった。精強なパルミラ勢は瞬く間に反乱軍を粉砕。この瞬間、両国の新たな歴史が幕を開けた。 |
ローレンツ |
【赤薔薇の貴公子】 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレスは、フォドラ統一王国の初代王座に就くと同時に、ローレンツとの婚姻を発表した。ローレンツはグロスタール家の新たな当主として自領の復興に尽力すると共に女王の伴侶として王政にも積極的に参加し、フォドラ全土の発展に寄与する。特に平民に配慮した政策で成果を上げ、人々から“薔薇の殿下”と呼ばれ親しまれた。年を重ね、ローレンツが病を得て表舞台から退くと、女王も早々に引退を宣言。王子の一人に王位を譲ったが、新王の髪型は若き日のローレンツにそっくりだったという。 <黒鷲-帝国ルート、青獅子ルート> 調査中 |
ヒルダ |
なし |
リシテア |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
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なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
【無限への飛躍】 <青獅子ルート> ベレスは、セイロス聖教会の大司教の座を継ぎ、ツィリルはレアの時代と同様に大司教の側近くに仕えて、大修道院の庶務全般を総括した。やがてフォドラの復興と教団の再建が一段落すると、休校となっていた士官学校も再開。その際、ツィリルは大司教より入学を命じられ、士官学校の生徒としてフォドラの若者と共に学び始めた。1年後、多くを学んで成長したツィリルを見た大司教は、ツィリルとの婚姻を宣言。突然のことに周囲は戸惑ったが、誰よりも戸惑っていたのはツィリル本人だったという。 <黒鷲-教団ルート、金鹿ルート> ベレスは、ガルグ=マクにおいてフォドラ統一王国の建国を宣言すると、初代女王の座に就任。ツィリルは侍従として側近くに仕え、庶務全般を総括した。やがて新たな王都に女王が移ることが決まると、ツィリルも共に行こうとしたが、女王より再び開校した士官学校への入学を命じられ、淡々ながらも大修道院に留まることになった。1年後、多くを学んで成長したツィリルを迎えた女王は、ツィリルとの婚姻を宣言。突然のことに周囲は戸惑ったが、誰よりも戸惑っていたのはツィリル本人だったという。 |
カトリーヌ |
なし |
ギルベルト |
【護国の老騎士】 ベレスはレアより大司教の座を譲られると、セイロス聖教会の新たなる指導者として公務に打ち込んだ。王国と足並みを揃え、フォドラ全土の復興と発展のために力を尽くす。その業績の裏には、大司教の側に仕え、支え続けたという騎士ギュスタヴ……かつてセイロス騎士団でギルベルトと名乗っていた騎士の多大な功績があった。大司教は、いかなる時もギュスタヴを頼りにした。ギュスタヴが老いて一線を退いた後も度々彼の元に顔を出しては助言を求め、教えを乞うていたという。 |
シャミア |
なし |
エーデルガルト |
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黒鷲-教団ルート なし |
黒鷲-帝国ルート【炎の女帝】 エーデルガルトは新生アドラステア帝国の皇帝として、生涯をフォドラの統治に捧げた。身分制度を変革し、人々が自立した社会を実現するため、骨身を惜しまず働いた彼女は、晩年、すべきことは終わったと、優秀な後継者を見つけて後を託し、姿を消したという。 |
青獅子ルート なし |
金鹿ルート なし |
エーデルガルト |
---|
なし |
ヒューベルト |
【女帝の懐刀】 エーデルガルトは新生アドラステア帝国の皇帝として、ヒューベルトはその懐刀として、共に生涯をフォドラの統治に捧げたという。身分制度を変革し、人々が自立した社会を実現するため、骨身を惜しまず働き続ける若き皇帝の傍らには、彼女の治世を表から陰から支え、そのためには手段を選ばぬ、心も装いも真っ黒な男が常に立っていた。晩年、彼らは自分たちのすべきことは終わったと、優秀な後継者を見つけて後を託し、姿を消した。二人きりの余生にも、きっと最後まで、甘い言葉はなかったであろう。 |
ドロテア |
【愛しき人のために】 新生アドラステア帝国の皇帝エーデルガルトの本格的な知性の到来と共に、アンヴァルにある歌劇場で、一つの歌劇が幕を開けた。皇帝として生涯をフォドラの統治に捧げるであろう彼女と、彼女を支えた元士官学校の教師や仲間らを描いた熱き戦争劇である。主演はミッテルフランク歌劇団の歌姫に返り咲いたドロテア。当初エーデルガルトによって上演禁止が言い渡されたが、周囲の説得でどうにか勅命は撤回された。以降、ドロテアは愛しき皇帝のために熱演し、エーデルガルトは政務の間を縫って劇場に通ったという。 |
フェルディナント |
【貴族の中の貴族】 エーデルガルトは新生アドラステア帝国の皇帝として、フェルディナントはその宰相として、共に生涯をフォドラの統治に捧げたという。根本的に考えの異なる二人は、常に意見を戦わせ、よりよい未来を模索して努力を惜しまなかった。やがて、かつて決闘の末に結ばれた女帝と鉄血宰相の逸話をなぞるように、エーデルガルトとフェルディナントは結ばれた。身分階級を破壊し、世襲制度を廃した彼らの子は、両親とはまた別の道を選び、二人もそれを喜んで見守ったという。 |
ベルナデッタ |
【永遠の引き籠もり】 父に代わって伯爵位を継ぎ、全力で領内に引き籠もろうとしたベルナデッタだったが、その夢は儚く潰えた。新生アドラステア皇帝のエーデルガルトがそれを許さなかったのだ。その生涯をフォドラの統治に捧げた彼女は、自らの側にベルナデッタを置き続けた。それは時に冷徹すぎる自分への戒めのためでもあったようだが、ベルナデッタの方もその役割を楽しんでいたという記録が残っている。アンヴァルの宮城に毎日のように響きわたる彼女の喜怒哀楽の叫びに、人々は泰平の時代の到来を実感したという。 |
ペトラ |
なし |
クロード |
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なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
【薄幸の才媛】 戦後、エーデルガルトとリシテアは"闇に蠢く者"との戦いに身を投じた。長きに渡る死闘に勝利した2人は、"闇に蠢く者"が使う古の術を解析。紋章の力と引き換えに、失われた寿命を取り戻す方法を発見する。以降、エーデルガルトは皇帝として、リシテアはその参謀として、生涯をフォドラの統治に捧げた。身分制度を変革し、人々が自立する社会を目指した皇帝に、リシテアは卓越した献策を行い続け、"帝国の叡智"と称される。2人の才媛による革新的な統治は、フォドラの繁栄を確固たるものにしていった。 |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
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【奇跡の歌姫】 エーデルガルトは新生アドラステア帝国の皇帝として、生涯をフォドラの統治に捧げた。身分制度を変革し、人々が自立した社会を目指す彼女を支え、その助けとなったのは、皇帝の顧問に任じられたマヌエラであった。マヌエラは歌姫や教師であった頃の人脈を活用し、宮城では多くの後進の指導に当たり、また医師としてエーデルガルトの健康にも気遣うなど、多彩な才能を発揮。エーデルガルトにとってなくてはならない存在となる。二人は共に生涯独身を貫いたが、逆にそれが彼らの浅からぬ仲を想起させたという。 |
ハンネマン |
【紋章学の父】 エーデルガルトは新生アドラステア帝国の皇帝として、生涯をフォドラの統治に捧げた。身分制度を変革し、人々が自立した社会を目指す彼女を大いに助けたのは、ついに身を結んだハンネマンの研究だった。紋章の仕組みを解明し、紋章による社会の不平等を解消することを目指した彼は、紋章を持たずとも同等の力を使える「魔道具」を発明。それをエーデルガルトが統治に役立てることで、二人の夢は現実となった。同じ未来を見て手を取り合った彼らの仲が、格別に睦まじかったのは、想像に難くない。 |
セテス |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
エーデルガルト |
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【炎の女帝】 エーデルガルトは新生アドラステア帝国の皇帝として、ヒューベルトはその懐刀として、共に生涯をフォドラの統治に捧げたという。身分制度を変革し、人々が自立した社会を実現するため、骨身を惜しまず働き続ける若き皇帝の傍らには、彼女の治世を表から陰から支え、そのためには手段を選ばぬ、心も装いも真っ黒な男が常に立っていた。晩年、彼らは自分たちのすべきことは終わったと、優秀な後継者を見つけて後を託し、姿を消した。二人きりの余生にも、きっと最後まで、甘い言葉はなかったであろう。 |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
【愛しき人のために】 ヒューベルトは皇帝エーデルガルトの懐刀として、帝国のために辣腕を振るった。そんな彼は戦後、足繁く通うようになった場所がある。ドロテアが歌姫として復帰したミッテルフランク歌劇団の上演であった。歌劇団は、戦災からの復興や慰安のためフォドラの各地で活動し、収益の大半を援助に費やした。彼らは民に歓迎され、その名声は以前よりも遥かに高まったが、歌劇団がヒューベルトとドロテアの協力により、帝国を裏から支える諜報機関を兼ねていたことが明らかになるのは、遠い未来のことである。 |
フェルディナント |
【貴族の中の貴族】 皇帝エーデルガルトの両腕となったヒューベルトとフェルディナントは、競って彼女を助けながら様々な分野で活躍していった。陰鬱で無表情な宮内卿と、明朗で慈悲深い宰相。まさに正反対な二人は、相手の長所を伸ばし合い、相手の欠点を補い合って、帝国の統治を確たるものへとしていく。やがて彼らはその対称的な様子から“帝国の双璧”と呼ばれるようになり、後世に長く名を残した。二人の肝胆相照らす仲には皇帝さえも嫉妬した、などという逸話も伝わっているが、その真偽は定かではない。 |
ベルナデッタ |
【永遠の引き籠もり】 新生アドラステア帝国の新たな宮内卿ヒューベルトと、新たなヴァーリ伯爵ベルナデッタの婚姻は、その意外な取り合わせから帝都のみならず広く民の話題に上った。ヒューベルトは皇帝エーデルガルトの右腕として働く傍ら、ヴァーリ領の経営に携わることになり、結婚を機に開き直ったベルナデッタは帝国そのものが自領になったとばかりに各地に出向き、そこそこの活躍を見せる。フォドラを陰から守るための戦いに明け暮れる二人の胸元には、揃いの精緻な刺繍が花を咲かせていたという。 |
カスパル |
なし |
ペトラ |
【精霊の島の女王】 戦後しばらくして、ブリギットのアドラステア帝国への従属の解消と、両者の永久同名の締結が発表される。その報には、同名の一環としてブリギット女王ペトラとベストラ侯爵ヒューベルトの婚姻が含まれていた。この婚姻は皇帝エーデルガルトの厳命によるという説と、彼ら自身の意思によるという説があるが、二人がブリギットとフォドラ西端の都市ヌーヴェルの2箇所に居を構えて忙しく生活しながらも、一節たりと別居しなかったこと、また多くの子をなしたことから、後者の説のほうが有力である。 |
リンハルト |
なし |
マヌエラ |
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なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
【異境の射手】 ヒューベルトは皇帝エーデルガルトの懐刀として、帝国のために辣腕を振るった。手段を選ばぬ彼のやり方は、特に治世の裏側で本領を発揮することになったが、その実働部隊の長として彼を支え続けたのが、元傭兵のシャミアであった。二人は慎まやかな家庭を作り、表向きは宮内卿とその貞淑な妻を装っていたが、その実フォドラに跳梁跋扈する“闇に蠢く者”や帝国に抗する勢力との激闘を重ね、常に死線に身を置き続けた。「命懸けの愛も悪くない」そう言ったのはどちらであったろうか。 |
ドロテア |
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黒鷲-教団ルート 戦後すぐにミッテルフランク歌劇団に復帰したドロテアは、その再興に尽力した。やがて歌劇団が活気を取り戻すと、彼女は再び歌姫の座を後進に譲り、表舞台から姿を消してしまう。名もなき愛しい人と出会い、ひっそりと穏やかに暮らしたのだという。 |
黒鷲-帝国ルート【神秘の歌姫】 戦後すぐにミッテルフランク歌劇団に復帰したドロテアは、その再興に尽力した。やがて歌劇団が活気を取り戻すと、彼女は再び歌姫の座を後進に譲り、表舞台から姿を消してしまう。名もなき愛しい人と出会い、ひっそりと穏やかに暮らしたのだという。 |
青獅子ルート 戦後すぐにミッテルフランク歌劇団に復帰したドロテアは、その再興に尽力した。やがて歌劇団が活気を取り戻すと、彼女は再び歌姫の座を後進に譲り、表舞台から姿を消してしまう。名もなき愛しい人と出会い、ひっそりと穏やかに暮らしたのだという。 |
金鹿ルート【神秘の歌姫】 戦後すぐにミッテルフランク歌劇団に復帰したドロテアは、その再興に尽力した。やがて歌劇団が活気を取り戻すと、彼女は再び歌姫の座を後進に譲り、表舞台から姿を消してしまう。名もなき愛しい人と出会い、ひっそりと穏やかに暮らしたのだという。 |
エーデルガルト |
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【炎の女帝】 新生アドラステア帝国の皇帝エーデルガルトの本格的な知性の到来と共に、アンヴァルにある歌劇場で、一つの歌劇が幕を開けた。皇帝として生涯をフォドラの統治に捧げるであろう彼女と、彼女を支えた元士官学校の教師や仲間らを描いた熱き戦争劇である。主演はミッテルフランク歌劇団の歌姫に返り咲いたドロテア。当初エーデルガルトによって上演禁止が言い渡されたが、周囲の説得でどうにか勅命は撤回された。以降、ドロテアは愛しき皇帝のために熱演し、エーデルガルトは政務の間を縫って劇場に通ったという。 |
ヒューベルト |
【女帝の懐刀】 ヒューベルトは皇帝エーデルガルトの懐刀として、帝国のために辣腕を振るった。そんな彼は戦後、足繁く通うようになった場所がある。ドロテアが歌姫として復帰したミッテルフランク歌劇団の上演であった。歌劇団は、戦災からの復興や慰安のためフォドラの各地で活動し、収益の大半を援助に費やした。彼らは民に歓迎され、その名声は以前よりも遥かに高まったが、歌劇団がヒューベルトとドロテアの協力により、帝国を裏から支える諜報機関を兼ねていたことが明らかになるのは、遠い未来のことである。 |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
【貴族の中の貴族】 <黒鷲-帝国ルート> フェルディナントは正式にエーギル公爵位を継ぐと、領内の改革に着手。平民に寄り添ったその政治手法により、エーギル公爵領は瞬く間に復興を遂げる。その裏には、平民から公爵夫人となった美しき元歌姫、ドロテアの多大な活躍があったという。その功績をもって宰相の地位に上ったフェルディナントは、皇帝エーデルガルトの右腕として帝国全土の改革にも駆り出されるが、仕事に追われながらも、家族との時間を大事にしたという。ドロテアとの間に子を育み、彼らの家庭には常に明るい歌声が響いた。 <黒鷲-帝国ルート以外> 調査中 |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
【さすらいの喧嘩王】 <黒鷲-帝国ルート> カスパルは戦争での功績が認められ、新生アドラステア帝国の軍事卿となる。軍の全権を委任された彼は、度々暴走しながらも、よく軍をまとめ、数々の難事件を解決に導いた。そんな彼が、遠征後から戻るたびに必ず向かう場所があった。ドロテアの家である。ドロテアは戦後すぐにミッテルフランク歌劇団に復帰し、その再建に尽力じていた。やがて歌劇団が活気を取り戻すと、彼女は歌姫の座を後進に譲り、再び表舞台から姿を消す。以後、二人は命が尽きるその時まで共に暮らしたというが、それを示す証は何もない。 <黒鷲-帝国ルート以外> 調査中 |
ペトラ |
【精霊の島の女王】 故郷のブリギット諸島に戻ったペトラは、祖父から王位を継ぐと、フォドラへの従属状態の解消を宣言。フォドラと有効に交流すべく、動き出す。その架け橋となったのが、ペトラに付いてブリギットに渡っていたドロテアであった。彼女は歌劇団の頃の伝手を活かして、嫌悪する貴族との渉外も厭わず、身を粉にして働いた。すべてはペトラただ一人のためであったが、彼女はやがてブリギットの人々に受け入れられ、ペトラの最も愛しい人として知られるようになったという。 |
リンハルト |
【穴の開いた知恵袋】 リンハルトは戦後、ヘヴリング伯爵位の継承を決意。今まで一切触れてこなかった領内の把握に努め、領地経営を学び出した。そして数年後、ドロテアを妻に迎えると同時に爵位を継ぐことになる。リンハルトはどうにか領主の役目を果たしながらも、様々な研究を進め、何やらよくわからない研究成果は、ドロテアの手によって庶民の役に立つ技術や発明に生まれ変わった。彼ら夫婦のやり方は、今までの貴族の手法とは全く異なるものだったが、二人で言ったという。「過去は関係ない」と。 |
ディミトリ |
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なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
【流浪の剣】 <青獅子ルート> フェリクスは、亡父ロドリグの跡を継いでフラルダリウス公爵位に叙されると、ドロテアと結婚。二人は共に暮らし始める。フラルダリウス領が復興を遂げた後も、フェリクスは王の腹心として、西へ東へ各地を奔走した。ドロテアは、そんなフェリクスの行く先へ共に赴き、時には剣を手に、夫と並び立って戦うこともあったという。そうして二人が打ち立てた武勇伝の数々は、後の世に歌劇として残った。その曲を作り、詩を書いたのは、他でもないドロテア自身であったと伝わっている。 <青獅子ルート以外> 調査中 |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
【“至情”の騎士】 <青獅子ルート> 士官学校時代から数えて数十度目の求婚にして、シルヴァンはついにドロテアと結婚。その後、シルヴァンはゴーティエ辺境伯としてスレン族との関係改善に着手。遺産や紋章を必要としない平和な時代を、その弁舌のみで築き、名領主として後世に名を残す。そしてドロテアは、夫の理想を現実のものとすべく、陰日向に彼を支えた。「年老いて死ぬまで、一緒にいてほしい」結婚を申し込む際、シルヴァンはそう言ったという。そしてその言葉のとおり、彼らは最期の日まで共に笑い、共に生きた。 |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
【赤薔薇の貴公子】 グロスタール家の新たな当主となったローレンツは、しばらく自領の復興に注力した後、フォドラ全土の統治にも精力的に携わるようになった。優秀な政治家としての評価を得た彼は、突如自身の婚姻を発表する。その相手とは、ミッテルフランク歌劇団の歌姫として復帰していたドロテアだった。今を時めく二人の結婚は、たちまち人々の話題をさらい、フォドラ中が祝福と憧憬の渦に呑まれた。特にドロテアの美しさは歌姫時代から更に磨きがかかったと噂され、フォドラ中の若い女性の憧れとなったという。 |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
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【奇跡の歌姫】 存続の危機に合ったミッテルフランク歌劇団は、マヌエラとドロテア、二人の歌姫を擁して瞬く間に再建された。彼らは戦後の復興に立ち上がると、フォドラ各地の街を巡りながら、歌劇で人々を慰撫すると共に、その収益を使って復興事業を支援する。時には陣頭に立って作業を手伝うこともあったという。やがて戦争の爪痕が薄らいでくると、立役者となった二人は歌劇団から姿を消した。一緒の舞台に立つという夢を叶えた彼らは、残る人生を互いのためだけに紡いでいく。その生は、きっと輝いていたことだろう。 |
セテス |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
フェルディナント |
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黒鷲-教団ルート フェルディナントはエーギル公爵位を取り戻すと、領内の改革に着手。幾多の困難を全力で乗り越え、エーギル公爵領は徐々に復興を遂げた。その功績によりフォドラ全土の統治にも携わることになると、そこでも全力を尽くし、フォドラの発展に貢献したという。 |
黒鷲-帝国ルート【貴族の中の貴族】 フェルディナントはエーギル公爵位を取り戻すと、領内の改革に着手。幾多の困難を全力で乗り越え、エーギル公爵領は徐々に復興を遂げた。その功績によりフォドラ全土の統治にも携わることになると、そこでも全力を尽くし、フォドラの発展に貢献したという。 |
青獅子ルート フェルディナントはエーギル公爵位を取り戻すと、領内の改革に着手。幾多の困難を全力で乗り越え、エーギル公爵領は徐々に復興を遂げた。その功績によりフォドラ全土の統治にも携わることになると、そこでも全力を尽くし、フォドラの発展に貢献したという。 |
金鹿ルート フェルディナントはエーギル公爵位を取り戻すと、領内の改革に着手。幾多の困難を全力で乗り越え、エーギル公爵領は徐々に復興を遂げた。その功績によりフォドラ全土の統治にも携わることになると、そこでも全力を尽くし、フォドラの発展に貢献したという。 |
エーデルガルト |
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【炎の女帝】 エーデルガルトは新生アドラステア帝国の皇帝として、フェルディナントはその宰相として、共に生涯をフォドラの統治に捧げたという。根本的に考えの異なる二人は、常に意見を戦わせ、よりよい未来を模索して努力を惜しまなかった。やがて、かつて決闘の末に結ばれた女帝と鉄血宰相の逸話をなぞるように、エーデルガルトとフェルディナントは結ばれた。身分階級を破壊し、世襲制度を廃した彼らの子は、両親とはまた別の道を選び、二人もそれを喜んで見守ったという。 |
ヒューベルト |
【女帝の懐刀】 皇帝エーデルガルトの両腕となったヒューベルトとフェルディナントは、競って彼女を助けながら様々な分野で活躍していった。陰鬱で無表情な宮内卿と、明朗で慈悲深い宰相。まさに正反対な二人は、相手の長所を伸ばし合い、相手の欠点を補い合って、帝国の統治を確たるものへとしていく。やがて彼らはその対称的な様子から“帝国の双璧”と呼ばれるようになり、後世に長く名を残した。二人の肝胆相照らす仲には皇帝さえも嫉妬した、などという逸話も伝わっているが、その真偽は定かではない。 |
ドロテア |
【愛しき人のために】 フェルディナントは正式にエーギル公爵位を継ぐと、領内の改革に着手。平民に寄り添ったその政治手法により、エーギル公爵領は瞬く間に復興を遂げる。その裏には、平民から公爵夫人となった美しき元歌姫、ドロテアの多大な活躍があったという。その功績をもって宰相の地位に上ったフェルディナントは、皇帝エーデルガルトの右腕として帝国全土の改革にも駆り出されるが、仕事に追われながらも、家族との時間を大事にしたという。ドロテアとの間に子を育み、彼らの家庭には常に明るい歌声が響いた。 |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
【永遠の引き籠もり】 <黒鷲-教団ルート> 戦後すぐにベルナデッタはヴァーリ伯爵位の継承権を放棄。エーギル公爵位を取り戻したフェルディナントの元へと嫁いだ。エーギル公爵領の改革に着手した二人は、協力して幾多の困難を乗り越え、領内は徐々に復興を遂げていく。その功績によりフォドラ全土の統治にも携わることになったフェルディナントは、領内を妻に任せてフォドラの発展に貢献した。領内から一歩も出ない甘えたがりの妻のために、彼は頻繁に中央と自領とを行き来する羽目になったが、その顔は幸せそうだったという。 <黒鷲-教団ルート以外> 戦後すぐにベルナデッタはヴァーリ伯爵位の継承権を放棄。正式にエーギル公爵位を継いだフェルディナントの元へと嫁いだ。エーギル公爵領の改革に着手した二人は、協力して幾多の困難を乗り越え、領内は徐々に復興を遂げていく。その功績をもって宰相の地位に上ったフェルディナントは、領内を妻に任せて帝国全土の改革にも駆り出された。領内から一歩も出ない甘えたがりの妻のために、彼は頻繁に帝都と自領とを行き来する羽目になったが、その顔は幸せそうだったという。 |
カスパル |
なし |
リンハルト |
なし |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
【慈愛の微笑み】 戦後、メルセデスは爵位を取り戻したフェルディナントを連れてフェルディアへと赴く。そして彼を婚約者として養父に引き合わせ、自らの口で養父に絶縁を叩きつけた。かくして彼らは華やかな婚儀を執り行うに至り、新たなエーギル公爵とその夫人として、領内の復興と改革に取り組んでいった。公爵領の復興を成し遂げたフェルディナントは、その功績が評価されて中央の政務にも参画するようになる。生活は多忙を極めたが、屋敷に帰った彼を迎える家族の笑顔が、彼を奮い立たせていたという。 |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
【自由人】 エーギル公爵位を取り戻したフェルディナントと、ゴネリル公爵家の息女ヒルダの結婚は復興を願う領民にも期待と共に歓迎された。二人はすぐに領内の改革に着手。ヒルダが政務に口を出すことは稀だったが、臣下や領民の労働意欲を高めるに当たっては大いに才能を発揮させ、領内の復興に寄与した。また彼女は趣味の装飾品作りが高じて領内に職人養成学校を創設。各地から才能がある若者が集まり、大勢の優秀な職人を輩出した。何よりフェルディナントが率先して学んでいたようで、妻に贈った装飾品が残っている。 |
ラファエル |
なし |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
【呪縛解けて前へ】 フェルディナントはエーギル公爵位を取り戻すと、マリアンヌとの婚姻を発表。エドマンド辺境伯家の支援を受けて領内の改革に着手した。二人は決して義父のエドマンド辺境伯に頼りきりにはならず、彼ら自身にできることを少しずつ進め、エーギル公爵領は徐々に復興していく。特にマリアンヌの活躍目覚ましく、領民もフェルディナントも彼女の笑顔を見るために一体となって尽力した。のちにフェルディナントは妻の事績を称えて銅像を造らせたが、妻自身の願いで永久にお蔵入りとなったという。 |
レオニー |
なし |
ハンネマン |
---|
なし |
セテス |
なし |
フレン |
【眠り姫】 フェルディナントは正式にエーギル公爵位を継ぐと、フレンとの婚姻を発表。同時に領内の改革に着手した。二人は何事にも協力して当たり、エーギル公爵領の一日も早い復興を願って尽力した。常に全力で政務に臨むフェルディナントと、儚げながらも心優しいフレンに領民たちも応え、領地は急速な発展を遂げることになる。しかし発展した本当の理由は、片時も離れない領主夫妻の仲にあてられて結婚する者が続出し、前代未聞の人口増が起こったからだという者もいる。 |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
ベルナデッタ |
---|
黒鷲-教団ルート ベルナデッタは父に代わってヴァーリ伯爵位を継いだものの、領内に引き籠もり、決して国政に関わろうとはしなかった。好きなことをしながら、のんびりと自領の統治のみを行うその姿勢は代々の当主に受け継がれ、”穴熊ヴァーリ”として名を残すことになる。 |
黒鷲-帝国ルート【永遠の引き籠もり】 ベルナデッタは父に代わってヴァーリ伯爵位を継いだものの、領内に引き籠もり、決して国政に関わろうとはしなかった。好きなことをしながら、のんびりと自領の統治のみを行うその姿勢は代々の当主に受け継がれ、”穴熊ヴァーリ”として名を残すことになる。 |
青獅子ルート ベルナデッタは父に代わってヴァーリ伯爵位を継いだものの、領内に引き籠もり、決して国政に関わろうとはしなかった。好きなことをしながら、のんびりと自領の統治のみを行うその姿勢は代々の当主に受け継がれ、”穴熊ヴァーリ”として名を残すことになる。 |
金鹿ルート【永遠の引き籠もり】 ベルナデッタは父に代わってヴァーリ伯爵位を継いだものの、領内に引き籠もり、決して国政に関わろうとはしなかった。好きなことをしながら、のんびりと自領の統治のみを行うその姿勢は代々の当主に受け継がれ、”穴熊ヴァーリ”として名を残すことになる。 |
エーデルガルト |
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【炎の女帝】 父に代わって伯爵位を継ぎ、全力で領内に引き籠もろうとしたベルナデッタだったが、その夢は儚く潰えた。新生アドラステア皇帝のエーデルガルトがそれを許さなかったのだ。その生涯をフォドラの統治に捧げた彼女は、自らの側にベルナデッタを置き続けた。それは時に冷徹すぎる自分への戒めのためでもあったようだが、ベルナデッタの方もその役割を楽しんでいたという記録が残っている。アンヴァルの宮城に毎日のように響きわたる彼女の喜怒哀楽の叫びに、人々は泰平の時代の到来を実感したという。 |
ヒューベルト |
【女帝の懐刀】 新生アドラステア帝国の新たな宮内卿ヒューベルトと、新たなヴァーリ伯爵ベルナデッタの婚姻は、その意外な取り合わせから帝都のみならず広く民の話題に上った。ヒューベルトは皇帝エーデルガルトの右腕として働く傍ら、ヴァーリ領の経営に携わることになり、結婚を機に開き直ったベルナデッタは帝国そのものが自領になったとばかりに各地に出向き、そこそこの活躍を見せる。フォドラを陰から守るための戦いに明け暮れる二人の胸元には、揃いの精緻な刺繍が花を咲かせていたという。 |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
【貴族の中の貴族】 <黒鷲-教団ルート> 戦後すぐにベルナデッタはヴァーリ伯爵位の継承権を放棄。エーギル公爵位を取り戻したフェルディナントの元へと嫁いだ。エーギル公爵領の改革に着手した二人は、協力して幾多の困難を乗り越え、領内は徐々に復興を遂げていく。その功績によりフォドラ全土の統治にも携わることになったフェルディナントは、領内を妻に任せてフォドラの発展に貢献した。領内から一歩も出ない甘えたがりの妻のために、彼は頻繁に中央と自領とを行き来する羽目になったが、その顔は幸せそうだったという。 <黒鷲-教団ルート以外> 戦後すぐにベルナデッタはヴァーリ伯爵位の継承権を放棄。正式にエーギル公爵位を継いだフェルディナントの元へと嫁いだ。エーギル公爵領の改革に着手した二人は、協力して幾多の困難を乗り越え、領内は徐々に復興を遂げていく。その功績をもって宰相の地位に上ったフェルディナントは、領内を妻に任せて帝国全土の改革にも駆り出された。領内から一歩も出ない甘えたがりの妻のために、彼は頻繁に帝都と自領とを行き来する羽目になったが、その顔は幸せそうだったという。 |
ベルナデッタ |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
【穴の開いた知恵袋】 戦後、リンハルトとベルナデッタは共に爵位の継承権を放棄。二人して領地を出奔する。事実上の駆け落ちとなったこの出来事は、世間にささやかな騒ぎを巻き起こしたが、当事者たちはどこ吹く風、ガルグ=マク大修道院に居着いて、悠々自適な生活を送っていた。帝国の管理下で教団の変革と再建が進むと、大修道院でも士官学校が再開。奇妙奇天烈な夫婦の教師が教鞭を執ることになる。片方は眠りながら歩き、食べ、本を読む教師で、もう片方は講義以外の場には一切姿を見せない引き籠もり教師だったという。 |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
【流浪の剣】 <青獅子ルート> 戦後、フェリクスは亡父ロドリグの跡を継ぎフラルダリウス公爵となった。ベルナデッタはヴァーリ伯爵位の継承権を放棄してフェリクスと結婚、二人は共に暮らし始める。領地が復興を遂げた後も、フェリクスは王の右腕として各地を奔走。彼が城を空ける間、ベルナデッタは夫に代わって、自室に籠もりながらも懸命に机仕事に励んだという。ファーガス北部の寒冷な気候は、ベルナデッタの引き籠もりに拍車をかけた。だが、フェリクスが帰還したと聞けば途端に部屋を飛び出し、彼のそばを離れなかった。 <青獅子ルート以外> 戦後、一人で旅に出ようとしたフェリクスであったが、ベルナデッタに懇願されて引き留められ、彼女の継いだヴァーリ伯爵家に婿入りすることになった。夫婦仲は円満であり、フェリクスがオグマ山脈に籠もって修行したいと言い出した時には、ベルナデッタは泣いて止め、彼を掴んで離さなかったという。なおベルナデッタが屋敷に引き籠もり、ほとんど姿を見せなかったため、領民はフェリクスのことを新しい領主だと思っていたと言われており、後世に残った書物の中にはヴァーリ伯爵フェリクスの名を見ることができる。 <金鹿ルート> 戦後、一人で旅に出ようとしたフェリクスであったが、ベルナデッタに懇願されて引き留められ、彼女の継いだヴァーリ侯爵家に婿入りすることになった。夫婦仲は円満であり、フェリクスがオグマ山脈に籠もって修行したいと言い出した時には、ベルナデッタは泣いて止め、彼を掴んで離さなかったという。なおベルナデッタが屋敷に引き籠もり、ほとんど姿を見せなかったため、領民はフェリクスのことを新しい領主だと思っていたといわれており、後世に残った書物の中にはヴァーリ伯爵フェリクスの名を見ることができる。 |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
【レスターの野獣】 ベルナデッタは父に代わってヴァーリ伯爵位を継いだものの、領内に引き籠もり、決して国政に関わろうとはしなかった。そこへ現れたのがラファエルである。彼はベルナデッタが他人と交流できるよう、様々に尽力した。ベルナデッタの残した手記によると、それは「市中引き回しの刑のごとしだった」というが、荒療治が功を奏したのか、彼女は領主として領民と交流を持つようになり、やがて中央の政策にも参画していく。盛大に開かれた彼らの結婚式には、人見知りしない花婿と、筋肉を見せて回る花婿がいたとか。 |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
【大司教の片腕】 戦後、セテスは大修道院に留まり、引き続き教団の再建に努めた。一方、ヴァーリ伯爵位の継承権を放棄したベルナデッタは、大修道院に居着いて引き籠もり生活に入った。セテスは職務の合間に寓話を創作して教会に提供していた、それが好評を博して手応えを感じた彼は、教団の再建が一段落すると職務を辞し、寓話作家に転身。フォドラの未来を担う子供たちに向けた寓話を何作も生み出した。なお、彼の作品は挿し絵も評価されているが、その作者について聞かれても「引き籠もりの妻が」としか答えなかったという。 |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
カスパル |
---|
黒鷲-教団ルート カスパルは戦後、身一つで放浪の旅に出た。フォドラ各地を巡り、時にはフォドラの外へも足を延ばした。行く先々で事件を起こしたが、巻き込まれた人々も最後には皆、笑顔で終わるのが常だったという。そんな彼の数々の逸話は、笑い話として後世に伝えられた。 |
黒鷲-帝国ルート【さすらいの喧嘩王】 カスパルは戦争での功績が認められ、新生アドラステア帝国の軍務卿となる。軍の全権を委任されると、度々暴走しながらも数々な困難な事態を解決に導いた。残る逸話のほとんどが笑い話であることが示すとおり、彼の行く先には常に笑顔が絶えなかったという。 |
青獅子ルート カスパルは戦後、身一つで放浪の旅に出た。フォドラ各地を巡り、時にはフォドラの外へも足を延ばした。行く先々で事件を起こしたが、巻き込まれた人々も最後には皆、笑顔で終わるのが常だったという。そんな彼の数々の逸話は、笑い話として後世に伝えられた。 |
金鹿ルート カスパルは戦後、身一つで放浪の旅に出た。フォドラ各地を巡り、時にはフォドラの外へも足を延ばした。行く先々で事件を起こしたが、巻き込まれた人々も最後には皆、笑顔で終わるのが常だったという。そんな彼の数々の逸話は、笑い話として後世に伝えられた。 |
ヒューベルト |
---|
なし |
ドロテア |
【愛しき人のために】 <黒鷲-帝国ルート> カスパルは戦争での功績が認められ、新生アドラステア帝国の軍事卿となる。軍の全権を委任された彼は、度々暴走しながらも、よく軍をまとめ、数々の難事件を解決に導いた。そんな彼が、遠征後から戻るたびに必ず向かう場所があった。ドロテアの家である。ドロテアは戦後すぐにミッテルフランク歌劇団に復帰し、その再建に尽力じていた。やがて歌劇団が活気を取り戻すと、彼女は歌姫の座を後進に譲り、再び表舞台から姿を消す。以後、二人は命が尽きるその時まで共に暮らしたというが、それを示す証は何もない。 <黒鷲-帝国ルート以外> 調査中 |
フェルディナント |
なし |
カスパル |
なし |
ペトラ |
【精霊の島の女王】 故郷のブリギット諸島に戻ったペトラは、祖父から王位を継ぐと、フォドラへの従属状態の解消を宣言。以後はフォドラやダグザとの友好的な交流に尽力した。その大いなる助けとなったのが、ペトラと結婚し、ブリギットへやってきたカスパルである。カスパルはブリギットの仇とも呼べる男の息子であり、彼とペトラの結婚には当初、民からの強い反発があった。だが、ブリギットのために尽力する彼の行動と、共に躍動する女王の楽しそうな姿を目にし、民の態度は徐々に軟化していったのだという。 |
リンハルト |
【穴の開いた知恵袋】 爵位の継承権を放棄したリンハルトと、家を身一つで飛び出したカスパル。二人は戦後、気ままな放浪の旅に出る。フォドラ各地を巡り、時にはフォドラの外へも足を延ばした。カスパルが行く先々で事件に首を突っ込んでは問題を起こして回り、その後始末をリンハルトが面倒臭がりながらする。そんな二人の冒険と笑いと眠気に満ちた道中の記録は、誰が書いたのか「千路七海旅行記」として世に出ることになる。千の道を行き、七つの海を越えた彼らが終の住処をどこに定めたのか、それだけは記されていない。 |
ディミトリ |
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なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
なし |
アネット |
【花開く努力】 アネットはフェルディアの魔道学院で教鞭を執り、教え子たちを立派に育て上げる。だが彼女の空回る性分は一向に直らず、ある日の課題中には山で生徒たちからはぐれ、遭難してしまう。途方に暮れるアネットを救出したのは、気ままに諸国に遍歴する途中、フェルディアに立ち寄ったというカスパルだった。思いがけずアネットと再会した彼は、彼女を放っておけずにフェルディアに居着くようになり、やがて自然と二人は結ばれる。運命的な再会を果たして結ばれた彼らに、憧れる生徒たちも多かったという。 |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
【自由人】 互いに家を継ぐ必要のないカスパルとヒルダは、平和な時代を満喫すべく放浪の旅へ。行く先を決めずに各地を巡り、時にはフォドラの外へも足を延ばした。行く先々でカスパルは喧嘩騒ぎを起こしたが、ヒルダは一切止めようとせず、笑って眺めていたという。そんな自由すぎる旅が終わりを迎えたのは、ヒルダの兄ホルストが二人を呼びつけたからであった。ホルストはカスパルの人柄を見極めると、ヒルダとの結婚を認めてゴネリル家の騎士として登用。子供も次々誕生し、賑やかな家庭が築かれることとなった。 |
ラファエル |
なし |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
ペトラ |
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黒鷲-教団ルート 故郷のブリギット諸島に戻ったペトラは、祖父から王位を継ぐと、フォドラへの従属状態の解消を宣言。以後はフォドラやダグザとの友好的な交流に尽力した。平和を保ち、繁栄を続けるブリギットを、彼女とその子孫たちは、長きにわたって守り続けたという。 |
黒鷲-帝国ルート【精霊の島の女王】 故郷のブリギット諸島に戻ったペトラは、祖父から王位を継ぐと、フォドラへの従属状態の解消を宣言。以後はフォドラやダグザとの友好的な交流に尽力した。平和を保ち、繁栄を続けるブリギットを、彼女とその子孫たちは、長きにわたって守り続けたという。 |
青獅子ルート 故郷のブリギット諸島に戻ったペトラは、祖父から王位を継ぐと、フォドラへの従属状態の解消を宣言。以後はフォドラやダグザとの友好的な交流に尽力した。平和を保ち、繁栄を続けるブリギットを、彼女とその子孫たちは、長きにわたって守り続けたという。 |
金鹿ルート 故郷のブリギット諸島に戻ったペトラは、祖父から王位を継ぐと、フォドラへの従属状態の解消を宣言。以後はフォドラやダグザとの友好的な交流に尽力した。平和を保ち、繁栄を続けるブリギットを、彼女とその子孫たちは、長きにわたって守り続けたという。 |
エーデルガルト |
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なし |
ドロテア |
【愛しき人のために】 故郷のブリギット諸島に戻ったペトラは、祖父から王位を継ぐと、フォドラへの従属状態の解消を宣言。フォドラと有効に交流すべく、動き出す。その架け橋となったのが、ペトラに付いてブリギットに渡っていたドロテアであった。彼女は歌劇団の頃の伝手を活かして、嫌悪する貴族との渉外も厭わず、身を粉にして働いた。すべてはペトラただ一人のためであったが、彼女はやがてブリギットの人々に受け入れられ、ペトラの最も愛しい人として知られるようになったという。 |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
【さすらいの喧嘩王】 故郷のブリギット諸島に戻ったペトラは、祖父から王位を継ぐと、フォドラへの従属状態の解消を宣言。以後はフォドラやダグザとの友好的な交流に尽力した。その大いなる助けとなったのが、ペトラと結婚し、ブリギットへやってきたカスパルである。カスパルはブリギットの仇とも呼べる男の息子であり、彼とペトラの婚姻には当初、民から強い反発があった。だが、ブリギットのために尽力する彼の行動と、共に躍動する女王の楽しそうな姿を目にし、民の態度は徐々に軟化していったのだという。 |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
【穴の開いた知恵袋】 故郷のブリギット諸島に戻ったペトラは、祖父から王位を継ぐと、フォドラへの従属状態の解消を宣言。フォドラを手本とした産業の導入と、優れた外交策で一気に国力を増していく。その急速な発展はフォドラの指導者たちを驚かせたが、その理由を調査させたところ、意外な事実が判明する。それは、元帝国貴族のリンハルトが女王ペトラの婿となり、ブリギットの統治に知恵を貸しているというものだった。二人の相性は極めて良かったようで、夫婦としても多くの子をなし、幸せな家庭を築いたという。 |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
【正義の一矢】 戦後、ペトラはアッシュを伴って故郷のブリギットへと戻った。祖父から王位を継いだ彼女は、アッシュの協力を得て騎士団を創設。フォドラへの従属状態を解消し、対等で友好的な関係を築くため、自国の騎士団を活用した人材交流や軍制改革などを推し進めた。その後ペトラとアッシュは結婚、彼がブリギットのために尽力し、成果を出したことは周知の事実で、民はこぞって二人を祝福した。アッシュのために作られた騎士団は名を「青き太陽の騎士団」といい、二人が海に出て泳ぐことを好んだのがその名の由来とされる。 |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
【世界を繋ぐ王】 共に戦った仲間に後事を託すと、クロードは故郷パルミラへ旅立つ……はずだったが、実際に彼が向かった先は、西方ブリギット諸島だった。ペトラに見初められたクロードは、彼女の祖父であるブリギット王に謁見。自らの身分を明かして密約を交わし、ペトラを残して独りパルミラへと帰国した。まもなく、ペトラがブリギット女王に、クロードがパルミラ国王に就任すると、二人は結婚。互いに王妃と王婿を兼ねることとなる。この驚くべき結婚により、両国とその間に位置するフォドラの交流は一気に加速したのだった。 |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
【無限への飛躍】 故郷のブリギット諸島に戻ったペトラは、祖父から王位を継ぐと、フォドラへの従属状態の解消を宣言。その後は、フォドラとの友好的な交流に力を尽くした。数年後、フォドラ西端の都市ヌーヴェルに、セイロス聖教会の新たな教会が創立される。ブリギットなど西域の国々との交流を使命とするその教会に派遣されてきた司祭は、なんとツィリルだった。公務で会う機会の増えたペトラとツィリルは、密かに愛を育んだのち婚姻を発表。彼らはフォドラとブリギットを繋ぐ象徴として、多くの者から祝福された。 |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
リンハルト |
---|
黒鷲-帝国ルート【眠れる紋章学者】 リンハルトは爵位の継承権を放棄し、領地を出てガルグ=マク大修道院に居着くと、紋章学の研究を進めたり、釣りをしたり、悠々自適の生活を送った。彼の部屋には紋章学上の途轍もない大発見が埋もれていたが、彼の存命中に世に出る事は、ついになかった。 |
青獅子ルート リンハルトは爵位の継承権を放棄し、領地を出てガルグ=マク大修道院に居着くと、紋章学の研究を進めたり、釣りをしたり、悠々自適の生活を送った。彼の部屋には紋章学上の途轍もない大発見が埋もれていたが、彼の存命中に世に出る事は、ついになかった。 |
金鹿ルート リンハルトは爵位の継承権を放棄し、領地を出てガルグ=マク大修道院に居着くと、紋章学の研究を進めたり、釣りをしたり、悠々自適の生活を送った。彼の部屋には紋章学上の途轍もない大発見が埋もれていたが、彼の存命中に世に出る事は、ついになかった。 |
ヒューベルト |
---|
なし |
ドロテア |
【愛しき人のために】 リンハルトは戦後、ヘヴリング伯爵位の継承を決意。今まで一切触れてこなかった領内の把握に努め、領地経営を学び出した。そして数年後、ドロテアを妻に迎えると同時に爵位を継ぐことになる。リンハルトはどうにか領主の役目を果たしながらも、様々な研究を進め、何やらよくわからない研究成果は、ドロテアの手によって庶民の役に立つ技術や発明に生まれ変わった。彼ら夫婦のやり方は、今までの貴族の手法とは全く異なるものだったが、二人で言ったという。「過去は関係ない」と。 |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
【永遠の引き籠もり】 戦後、リンハルトとベルナデッタは共に爵位の継承権を放棄。二人して領地を出奔する。事実上の駆け落ちとなったこの出来事は、世間にささやかな騒ぎを巻き起こしたが、当事者たちはどこ吹く風、ガルグ=マク大修道院に居着いて、悠々自適な生活を送っていた。帝国の管理下で教団の変革と再建が進むと、大修道院でも士官学校が再開。奇妙奇天烈な夫婦の教師が教鞭を執ることになる。片方は眠りながら歩き、食べ、本を読む教師で、もう片方は講義以外の場には一切姿を見せない引き籠もり教師だったという。 |
カスパル |
【さすらいの喧嘩王】 爵位の継承権を放棄したリンハルトと、家を身一つで飛び出したカスパル。二人は戦後、気ままな放浪の旅に出る。フォドラ各地を巡り、時にはフォドラの外へも足を延ばした。カスパルが行く先々で事件に首を突っ込んでは問題を起こして回り、その後始末をリンハルトが面倒臭がりながらする。そんな二人の冒険と笑いと眠気に満ちた道中の記録は、誰が書いたのか「千路七海旅行記」として世に出ることになる。千の道を行き、七つの海を越えた彼らが終の住処をどこに定めたのか、それだけは記されていない。 |
ペトラ |
【精霊の島の女王】 故郷のブリギット諸島に戻ったペトラは、祖父から王位を継ぐと、フォドラへの従属状態の解消を宣言。フォドラを手本とした産業の導入と、優れた外交策で一気に国力を増していく。その急速な発展はフォドラの指導者たちを驚かせたが、その理由を調査させたところ、意外な事実が判明する。それは、元帝国貴族のリンハルトが女王ペトラの婿となり、ブリギットの統治に知恵を貸しているというものだった。二人の相性は極めて良かったようで、夫婦としても多くの子をなし、幸せな家庭を築いたという。 |
リンハルト |
なし |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
【花開く努力】 戦後、閉校していた士官学校が再開されると爵位の継承権を放棄したリンハルトと、その妻アネットは共に教師として働き始めた。精力的に生徒たちの指導にあたるアネットに対して、リンハルトは紋章学の研究に日夜没頭し、講義の最中に眠ってしまうことも一度や二度の話ではなかったという。初めこそアネットは夫の生活習慣を正そうと奮闘するが、次第に、眠っているリンハルトを起こすこと自体に楽しみを見出し始める。そしてリンハルトもまた、彼女と送る騒がしくも愉快な日々を楽しんでいたようだ。 |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
【薄幸の才媛】 リンハルトは、リシテアの短命を救うべく宿した紋章を消し去る研究を続けていたが、確かな結論を出せぬまま戦争は終結を迎えた。リシテアは父母の待つコーデリア家に戻らねばならず、リンハルトにこれまでの感謝と別れを告げて大修道院を退去する。しかし諦めるつもりのないリンハルトは身辺整理を済ませると、コーデリア家に押しかけて研究続行を宣言。数年を費やして、ついにリシテアの体から紋章を消すことに成功する。これを契機に二人はようやく結婚、共に爵位を返上して平民となり、幸せな家庭を築いたという。 |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
【呪縛解けて前へ】 自領に戻ったマリアンヌは、義父から才能を認められ、時期領主として再教育を受けていた。一方、リンハルトは身辺整理をすませると、エドマンド辺境伯領に移り住み、紋章の研究を再開。彼の非凡さを気に入ったエドマンド辺境伯はマリアンヌとの婚姻を認め、研究の支援を約束した。のちに彼はリンハルトに家を継がせようともしたが、激しく拒絶されたため、マリアンヌが爵位を継承。リンハルトが生み出す様々な研究結果はマリアンヌによって領内のあらゆる産業に還元され、人々の暮らしを豊かにしたという。 |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
フレン |
【眠り姫】 戦後まもなくフレンはガルグ=マクから姿を消し、同時にリンハルトもヘヴリング伯爵位の継承権を放棄して領地を出奔した。二人の行方はようとして知れなかったが、それから十数年後、再建された士官学校に一人の少女が入学する。いつも眠そうで、どこか古風な装いの彼女は、セスリーンの大紋章を宿していた。そして次の年も、そのまた次の年も、セスリーンの大紋章を宿す少年少女が続々と入学。姉妹兄弟であろう彼らの存在は紋章学者たちの注目を集めたが、彼らの素性が公表されることはなかったようである。 |
ツィリル |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
ディミトリ |
---|
黒鷲-教団ルート なし |
黒鷲-帝国ルート なし |
青獅子ルート【救国の王】 ディミトリは戴冠を受けて王位を継ぎ、生涯をフォドラの統治と改革に捧げた。孤児の保護や異民族との関係改善に尽力する一方で、民の声に耳を傾け、彼らが政治に参加できる仕組みを導入。民のために、民と共に生きた彼を、人々は“救国王”と讃えたという。 |
金鹿ルート なし |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
【寡黙なる忠義】 ディミトリは正式に戴冠を受け、ファーガス神聖王国の王位に就く。王座のそばには、常に従者ドゥドゥーの姿があった。ディミトリの残した業績の中で、特筆すべきはダスカーの民との融和を成したことであろう。裏切りと迫害の歴史を絶つには並々ならぬ努力を要したが、彼は決して諦めようとしなかった。二人は余人の前では主従としての振る舞いを貫いたが、家族のように信頼し合っていたという。やがてディミトリは病を得て倒れるがドゥドゥーは王の眠る墓所を生涯守り、没した後はその傍らに葬られたとされる。 |
フェリクス |
【流浪の剣】 ディミトリは戴冠を受けて正式にファーガス神聖王国の王位を継承し、その生涯をフォドラの統治と改革に捧げた。彼の残した多くの業績の裏には、時に王の右腕となり、時に王の相談役となった、フラルダリウス公爵フェリクスの活躍があった。彼らは生涯固い友情で結ばれ、ディミトリが没した際のフェリクスの嘆きは、王妃のそれより激しかったという。二人の人生は、彼らの祖たる獅子王ルーグとその盟友キーフォンのように、フォドラの歴史を彩る物語の一つとして、遙か後世にまで語り継がれていく。 |
メルセデス |
【慈愛の微笑み】 新たなる大司教より戴冠を受け、正式に王位に就いたディミトリは、かつての学友メルセデスを王妃として迎える。名家の出ではないメルセデスを王妃とすることに、当初は困惑の声も上がった。だが自らの足で戦の爪痕の残る王都の市街に赴き、復興の手助けに励むメルセデスのひたむきな姿を見た人々は、彼女こそ“救国王”の妃に相応しい、と讃えるようになっていった。彼らの日々は多忙を極めたが、それでも幸福に満ちていた。困難を乗り越えて結ばれた二人は、生涯互いを尊び、愛し合ったという。 |
アッシュ |
なし |
アネット |
【花開く努力】 ディミトリは戴冠を受けて正式に王位を継承し、生涯をフォドラの統治と改革に捧げる。彼の傍らには、その聡明さで王の統治を助けたという、王妃アネットの姿があった。彼女は王の良き相談役となっただけでなく、復興のため自ら多くの施策を提案したとされる。人々と真摯に向き合う施政は、フォドラの民の広い支持を集め、ファーガス神聖王国は百年続く王朝へと成長していく。彼らの生活は多忙を極め、仕事漬けの日々が続きはしたものの、どんな時でも二人の間には明るい笑顔が絶えなかったという。 |
シルヴァン |
なし |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
【呪縛解けて前へ】 戴冠を受けて正式に王位を継承したディミトリは、統一王としてフォドラの統治と改革に心血を注ぐ。そして即位から数年、彼は心を寄せていたマリアンヌを王妃として迎えた。彼はさまざまな事績を成したが、そこには義父エドマンド辺境伯の薫陶を受けたマリアンヌによる多くの助言があったとされている。のちに病を得て倒れたディミトリは、最期まで妻を残し世を去るのを惜しんだという。「彼と共に過ごした時間は、何にも代えがたい幸福だった」。後年発見された王妃手記には、震える文字でそう記されている。 |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
フレン |
【眠り姫】 ディミトリは戴冠を受けて正式に王位を継承し、その生涯をフォドラの統治と改革に捧げた。やがて彼は、聖教会の要人の一人であるフレンを妃に迎える。彼らの婚姻を政略結婚だと捉える者も少なくなかったが、彼らの間には確かな愛情があったという。ディミトリは政務や調練の記録を除き、私的な記録をほとんど残さなかった。そんな彼が唯一残した手記には、ただ、王妃の作る料理の味についてばかりが書き留められている。彼らの過ごした日々が暖かく安らぎに満ちたものだったことは、想像に難くない。 |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
【自由の剣】 ファーガス神聖王国の王位に就いたディミトリが、カトリーヌとの婚約を発表したのは、戦争の終結から2年後のことだった。婚約に至るまでの過程は諸説あり、ディミトリがカトリーヌを2年かけて口説き落とした、はたまたディミトリがカトリーヌを剣の試合で打ち負かし婚約を勝ち取った、などといわれているが、真偽は定かではない。結婚後、二人は手を携えてファーガスの復興と発展に尽くした。だが、政務に追われる多忙な日々の中にあっても、王城には二人の剣を交わす音が、高らかに響いていたという。 |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
【護国の老騎士】 ディミトリは戴冠を受けて正式に王位を継承し、その生涯をフォドラの統治と改革に捧げる。ギルベルトは偽りの名を捨て、騎士ギュスタヴとして、再び王家への忠誠を誓うと、新たなる王の治世を傍らで支えた。数年後、王国の安定を見届けたギュスタヴは一線を退くが、その後も信頼関係は揺るがなかった。ディミトリは、かつて彼の父親がそうしたように、我が子をギュスタヴの元に預ける。ギュスタヴは「いつまで働かせるつもりか」と苦笑しつつも、幼い王子を教導しながら、穏やかな余生を過ごしたという。 |
シャミア |
なし |
ドゥドゥー |
---|
黒鷲-教団ルート なし |
黒鷲-帝国ルート なし |
青獅子ルート【寡黙なる忠義】 ドゥドゥーは国王ディミトリの従者として、生涯彼の身辺を守護し、その治世を支え続けた。やがて主君の死を傍らで看取った後は王城を去る。平和な世に見守られながら、フェルディアの外れに築かれた王の墓所を、命の尽きるその日まで守り続けたという。 |
金鹿ルート なし |
ディミトリ |
---|
【救国の王】 ディミトリは正式に戴冠を受け、ファーガス神聖王国の王位に就く。王座のそばには、常に従者ドゥドゥーの姿があった。ディミトリの残した業績の中で、特筆すべきはダスカーの民との融和を成したことであろう。裏切りと迫害の歴史を絶つには並々ならぬ努力を要したが、彼は決して諦めようとしなかった。二人は余人の前では主従としての振る舞いを貫いたが、家族のように信頼し合っていたという。やがてディミトリは病を得て倒れるがドゥドゥーは王の眠る墓所を生涯守り、没した後はその傍らに葬られたとされる。 |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
【慈愛の微笑み】 終戦から2年。夫婦となったドゥドゥーとメルセデスは、フェルディアの片隅、ダスカー人の集住区に小さな学校を開く。教育を受けることもままならなかったダスカー人の子供たちを集めると、読み書きと算術、そして失われていくダスカーの歴史を教えたという。後年、ダスカー半島の自治権がダスカーの民に返還されると、学校を出た多くのダスカー人が故郷へと帰り、少しずつ以前の生活や文化を取り戻していった。復興の立役者となったドゥドゥーとメルセデスは、その死後に至るまで、ダスカーの人々に深く敬愛された。 |
アッシュ |
【正義の一矢】 ダスカー人の潔白が証明されてなお、王都は彼らへの偏見が残っていた。騎士への叙任を打診されていたアッシュは、周囲の制止も聞かず叙任を辞退。家族と共に王都へ移住しダスカー料理を専門に出す宿場を開いた。ドゥドゥーは、王の従者として勤める傍ら、アッシュに料理を指南。アッシュの宿場は味の良い料理で人気を高め、それに伴って王都の人々の考えも少しずつ変わっていった。それから数年。ダスカーとファーガスは、当初想定されていたよりもはるかに早く、融和を成し遂げたのだった。 |
アネット |
【花開く努力】 終戦からしばらく経った頃、ドゥドゥーとアネットはささやかな婚儀を催して夫婦の誓いを交わし、王都フェルディアに居を構えた。だが、家庭を持った後も二人の生活は変わらず、ドゥドゥーは王位に就いたディミトリの従者として、アネットは王都の魔道学院の講師として、それぞれの業務に励んだ。彼らにとっては、仕事こそが楽しみであり、人生に欠かせないものだったのだろう。彼らは互いを何より尊重し、相手の生活に口を挟まなかったが、たまの休暇には夫婦二人での料理や家事を楽しんだという。 |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
【“清廉”の騎士】 戦争終結後、王都へ戻ったドゥドゥーは、国王ディミトリの従者として、その治世を支えた。一方でイングリットは、ガラテア家を飛び出してフェルディアに参じると、ブレーダット家に騎士として仕えた。二人は玉座の守護者として並び立って戦い、背中を預け合う無二の相棒となる。その活躍ぶりを物語として、吟遊詩人は各地で歌い上げた。王を守護する寡黙な従者と美しい女性騎士の物語は、フォドラ全土で高い人気を博し、ファーガスの人々とダスカーの民の融和が実現に一歩近づくこととなる。 |
マヌエラ |
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なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
フレン |
【眠り姫】 戦争の終結後、王都へ戻ったドゥドゥーは、国王ディミトリの従者として、その治世を支えた。そんな彼を、手製の食事で労ったのが、彼の妻となったフレンだった。結婚当初は、ドゥドゥーにとってつらい日々が続いたが、彼は根気よく妻の料理修行に付き合った。その結果、ついにフレンは料理の才に目覚め、あろうことか料理人に転身。その料理を口にした多くの者が、彼女の作り出す独創的な味の虜になったという。「次はこのお料理を作りますわよ」と意気込む妻を、ドゥドゥーは暖かい目で見守った。 |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
【異境の射手】 戦争の終結後、王都に戻ったドゥドゥーは、国王ディミトリの従者として、その治世を支えた。そんな彼の傍らには、妻となったシャミアが常に寄り添い、夫の職務を献身的に支えていたという記録が残っている。しかし実のところ、彼らは夫婦である前に、相棒であった。シャミアは王家の傭兵として夫が表から果たせぬ数々の仕事を、率先して引き受けていたのである。だが、そんな二人の間にも愛情はあったようで、他愛ない雑談に興じる二人は、他の者には決して見せぬ明るい笑顔を浮かべていたという。 |
フェリクス |
---|
黒鷲-帝国ルート【流浪の剣】 終戦後もフォドラ各地では小競り合いが続いていた。戦いの場が残っていると知ったフェリクスは、貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぶ。その後の消息は不明だが、戦場にふらりと現れては敵に死を振りまく剣士の噂が、人々を震え上がらせたという。 |
青獅子ルート【盾の名を継ぐ者】 フェリクスはフラルダリウス公爵として領地の復興に注力する。それを成し遂げた後は、王の右腕となって、軍事をはじめ多くの面で彼の力となった。そんなフェリクスを、亡父ロドリグになぞらえ“ファーガスの新たなる盾”と呼ぶ者もいたという。 |
金鹿ルート【流浪の剣】 終戦後もフォドラ各地では小競り合いが続いていた。戦いの場が残っていると知ったフェリクスは、貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぶ。その後の消息は不明だが、戦場にふらりと現れては敵に死を振りまく剣士の噂が、人々を震え上がらせたという。 |
エーデルガルト |
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なし |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
【愛しき人のために】 <青獅子ルート> フェリクスは、亡父ロドリグの跡を継いでフラルダリウス公爵位に叙されると、ドロテアと結婚。二人は共に暮らし始める。フラルダリウス領が復興を遂げた後も、フェリクスは王の腹心として、西へ東へ各地を奔走した。ドロテアは、そんなフェリクスの行く先へ共に赴き、時には剣を手に、夫と並び立って戦うこともあったという。そうして二人が打ち立てた武勇伝の数々は、後の世に歌劇として残った。その曲を作り、詩を書いたのは、他でもないドロテア自身であったと伝わっている。 <青獅子ルート以外> 調査中 |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
【永遠の引き籠もり】 <青獅子ルート> 戦後、フェリクスは亡父ロドリグの跡を継ぎフラルダリウス公爵となった。ベルナデッタはヴァーリ伯爵位の継承権を放棄してフェリクスと結婚、二人は共に暮らし始める。領地が復興を遂げた後も、フェリクスは王の右腕として各地を奔走。彼が城を空ける間、ベルナデッタは夫に代わって、自室に籠もりながらも机仕事に励んだという。ファーガス北部の寒冷な気候は、ベルナデッタの引き籠もりに拍車をかけた。だが、フェリクスが帰還したと聞けば途端に部屋を飛び出し、彼のそばを離れなかった。 <青獅子ルート以外> 戦後、一人で旅に出ようとしたフェリクスであったが、ベルナデッタに懇願されて引き留められ、彼女の継いだヴァーリ伯爵家に婿入りすることになった。夫婦仲は円満であり、フェリクスがオグマ山脈に籠もって修行したいと言い出した時には、ベルナデッタは泣いて止め、彼を掴んで離さなかったという。なおベルナデッタが屋敷に引き籠もり、ほとんど姿を見せなかったため、領民はフェリクスのことを新しい領主だと思っていたといわれており、後世に残った書物の中にはヴァーリ伯爵フェリクスの名を見ることができる。 |
カスパル |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
なし |
ディミトリ |
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【救国の王】 ディミトリは戴冠を受けて正式にファーガス神聖王国の王位を継承し、その生涯をフォドラの統治と改革に捧げた。彼の残した多くの業績の裏には、時に王の右腕となり、時に王の相談役となった、フラルダリウス公爵フェリクスの活躍があった。彼らは生涯固い友情で結ばれ、ディミトリが没した際のフェリクスの嘆きは、王妃のそれより激しかったという。二人の人生は、彼らの祖たる獅子王ルーグとその盟友キーフォンのように、フォドラの歴史を彩る物語の一つとして、遙か後世にまで語り継がれていく。 |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
【慈愛の微笑み】 <青獅子ルート> 終戦から1年。亡父ロドリグの跡を継ぎ、フラルダリウス公爵となったフェリクスは、メルセデスを妻に迎えた。領地が見事な復興を遂げた後も、フェリクスは国王の腹心として各地を奔放する。メルセデスは、そんな夫の傍らに寄り添い、常に献身的に支え続けた。多忙な日々を過ごしながら、二人は度々領地を離れ、帝国軍戦没者の墓所へと赴いた。そして、ある墓標の前に花を供え、そこに眠る者の冥福を祈ったという。彼らが何のために誰のために祈ったのか……真相を知る術は、残されていない。 <青獅子ルート以外> 終戦後もフォドラ各地では小競り合いが続いていた。戦いの場が残っていると知ったフェリクスは、貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぶ。死に場所を求めるかのように各地を転戦していたフェリクスだったが、ある小さな街の教会で、修道士として働きはじめていたメルセデスと偶然の再会を果たす。その後の彼らの消息を知る者は誰もおらず、二人がどのような運命を辿ったのかを知る術は残されていない。だが、フォドラ各地の兵士を震え上がらせた、とある剣士の記録は、その頃を境にぱたりと途絶えている。 |
アッシュ |
なし |
アネット |
【花開く努力】 <青獅子ルート> 戦争の終結後、亡父ロドリグの跡を継ぎ、フラルダリウス公爵となったフェリクスは、アネットと婚儀を催した。父の跡を継いで件名に領地の復興に取り組む若き公爵と、その明るさで夫を、そして領民たちを励ました公爵夫人は、人々から広く愛されるようになる。のちにアネットは作曲の才能を開花。自作の歌を数多く披露していった。フェリクスが彼女を積極的に支援したこともあり、アネットの曲は後世に歌い継がれていく。親しみやすい旋律は人気を博したが、歌詞のほうはどこかの時代で変わってしまったという。<青獅子ルート以外> 終戦後、フェリクスは貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぼうとする……が、彼の旅立ちは、アネットの泣き落としによって阻止されてしまう。フェリクスは、士官学校が再開次第教鞭を執るつもりだと言うアネットに無理矢理連行される形で、剣術師範を務めることになった。初めこそ不満を垂れていたフェリクスだったが、次第に剣術指導に楽しみを見出したのか、アネットと共に士官学校に腰を落ち着ける。生徒は語る。渋面の剣術師範は、ある魔道の教師の前でのみ笑顔を見せるのだ、と。 |
シルヴァン |
【“至情”の騎士】 <青獅子ルート> 亡父ロドリグの跡を継ぎ、フラルダリウス公爵となったフェリクスと、父の没後ゴーティエ辺境伯の位を継いだシルヴァンは、王国の復興と繁栄のためそれぞれに力を尽くす。しかし多忙な日々の中にあっても二人の友情が絶えることはなかったようだ。フェリクスはふらりとゴーティエ家の居城に姿を現してはシルヴァンに悪態をつき、シルヴァンはそんなフェリクスをからかうためだけに、度々フラルダリウス家を訪れていたという。生涯無二の友であり続けた彼らには、偶然にも同じに日に没したという逸話さえ残っている。 <青獅子ルート以外> 終戦後もフォドラ各地では小競り合いが続いていた。戦いの場が残っていると知ったフェリクスは、貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぶ。それから十数年後、傭兵として彼を雇ったのは、ゴーティエ辺境伯の爵位を継いだシルヴァンであった。二人は再会を喜ぶが、道を違えた彼らの運命がそれ以上交わることはなかった。仕事を終えたフェリクスは、ゴーティエ辺境伯領を離れて再び流浪の旅に出る。シルヴァンの元にフェリクスのものと思しき一振の剣が届けられたのは、それから数年後のことだった。 |
イングリット |
【“清廉”の騎士】 <青獅子ルート> フェリクスは、亡父ロドリグの跡を継いでフラルダリウス公爵になると、ガラテア伯爵令嬢イングリットと婚儀を催した。フラルダリウス公爵家は、自領の復興に尽力すると同時に、ガラテア領の復興にも食料や資金の援助を惜しまなかった。ある時、城下で領主夫妻が襲撃を受ける事件が起き、妻を庇ったフェリクスは利き腕の自由を失った。だが彼はそれを後悔することなく、ただ、いつかの約束を果たしたまでだと笑ったという。二人は命尽きるその日まで、支え合い、愛し合っていたといわれている。 <青獅子ルート以外> 終戦後もフォドラ各地では小競り合いが続いていた。戦いの場が残っていると知ったフェリクスは、貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぶ。イングリットはそんな彼を放っておけず、家を出奔。流浪の傭兵となって二人で行く当てのない旅に出た。何度も共に死線を潜り抜けた彼らは、間に一子をもうけたのをきっかけに、祖国から遠く離れた小さな農村に腰を落ち着ける。互いの存在を除くすべての過去を捨て、放浪の末に流れ着いた場所で、二人はようやく静穏で温かな日々を送り始めた。 |
クロード |
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なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
【薄幸の才媛】 <青獅子ルート> フラルダリウス公爵となったフェリクスは、リシテアを妻として迎え、領地の復興と王国の発展のため力を尽くす。聡明なリシテアは夫に数々の献策をするだけでなく、自ら領地を回り、人々に多くの知識や技術を伝えた。リシテアの死後、フェリクスは城下の職人からある焼き菓子を献上される。リシテアが焼き方を伝えたのだろう、それは亡き妻が、かつて彼のために作った菓子と、まったく同じ味がしたという。フェリクスは生涯その味を愛し、やがてそれは北部の伝統菓子として、人々にも広く愛されるようになった。 <青獅子ルート以外> 終戦後、フェリクスは貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぶ。死に場所を求めるかのように各地を転戦していたフェリクスだったが、ある日、人里離れた小さな家で静かに暮らすリシテアと偶然の再会を果たす。短命を宣告されていた彼女は、爵位を放棄して父母と共に穏やかな余生を過ごしていた。健気に笑うリシテアに命の尊さを知ったフェリクスは、剣を捨てリシテアと共に暮らし始める。二人が生業として作っていたという素朴な焼き菓子は、この地域の伝統菓子として後世の人々にも広く愛されたという。 |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
【壊刃の再臨】 <青獅子ルート> レオニーは、ジェラルトが率いていた傭兵団を継ぎ、一流の傭兵として名を馳せる。ある時そんな彼女を雇ったのは、フラルダリウス公爵位を継承したフェリクスだった。フェリクスはレオニーの腕を誰よりも信頼し、彼女に重要な仕事を数多く任せる。そのうちに、レオニーはフラルダリウス領に拠点を置くようになり、フェリクスとも、気づけば何とはなしに一緒にいる間柄になっていた。二人はよく酒を酌み交わしたが、大酒飲みで知られたレオニーの酒代は、フェリクスが報酬からきっちりと天引きしていたという。 <青獅子ルート以外> 終戦後、フェリクスは貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選んだフェリクスは、相棒として認めていたレオニーと共に流浪の傭兵となる。持ち味の異なる戦い方がうまく噛み合い、向かうところ敵なしの二人。やがてジェラルトが率いていた傭兵団も合流、二人はその頭目となり、最強の傭兵団として名を馳せた。だが、戦後の混乱期を過ぎてフォドラの治安が落ち着き始めると仕事は激減。部下を養えず困り果てた二人は、苦肉の策で旅芸人に転身。武技を生かした超人的な大道芸で、再びフォドラで名を馳せることとなる。 |
マヌエラ |
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なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
フレン |
【眠り姫】 <青獅子ルート> 亡父ロドリグの跡を継ぎ、フラルダリウス公爵となったフェリクスは、フレンを妻として迎えた。懸命に領地の復興に取り組む若き公爵と、領民たちに慈悲深く接する公爵夫人とは、人々から広く愛されるようになる。フェリクスは王の片腕として剣を振るい続けるが、ディミトリの崩御後は一線を退き、フレンと共に領地で静かな余生を送ったといわれている。その後、彼の剣が人を斬ることはなくなったが、時折思い出したかのように剣を抜いては、見事な剣技で薪や果物を切って見せ、フレンを喜ばせたという。 <青獅子ルート以外> 終戦後もフォドラ各地では小競り合いが続いていた。戦いの場が残っていると知ったフェリクスは、貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぶ。死に場所を求めるように戦い続けるうち、ガルグ=マクへと辿り着いた。彼は、フレンと偶然の再会を果たした。フレンは、フェリクスが今なお人を斬るために剣を振るい続けていることに心を痛め、彼と共に旅をしたいと言い出したという。その後の彼らの行方を知る者は誰もいないが、戦場に死を振りまいたというある剣士の記録はその頃を境にぱたりと途絶えている。 |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
メルセデス |
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黒鷲-帝国ルート【慈愛の微笑み】 家を出たメルセデスは、母と共に、ファーガス地方の小さな村に孤児院を開く。そして戦争で家を失った子どもたちを、出身や身分を構わず保護し、別け隔てなく育てた。時を経て彼女が孤児院を開いた村は、子供の笑顔の耐えない美しい街になったという。 |
青獅子ルート【志を継ぎし者】 メルセデスは家を飛び出し、ガルグ=マクの修道士となる。救いを求める人々に真っすぐ向き合い続けた彼女は、多くの信徒から愛されたといわれている。生涯女神と人々のために尽くしたメルセデスは、後世の修道士たちの模範として、長く崇拝の対象となった。 |
エーデルガルト |
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なし |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
【貴族の中の貴族】 戦後、メルセデスは爵位を取り戻したフェルディナントを連れてフェルディアへと赴く。そして彼を婚約者として養父に引き合わせ、自らの口で養父に絶縁を叩きつけた。かくして彼らは華やかな婚儀を執り行うに至り、新たなエーギル公爵とその夫人として、領内の復興と改革に取り組んでいった。公爵領の復興を成し遂げたフェルディナントは、その功績が評価されて中央の政務にも参画するようになる。生活は多忙を極めたが、屋敷に帰った彼を迎える家族の笑顔が、彼を奮い立たせていたという。 |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
なし |
ディミトリ |
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【救国の王】 新たなる大司教より戴冠を受け、正式に王位に就いたディミトリは、かつての学友メルセデスを王妃として迎える。名家の出ではないメルセデスを王妃とすることに、当初は困惑の声も上がった。だが自らの足で戦の爪痕の残る王都の市街に赴き、復興の手助けに励むメルセデスのひたむきな姿を見た人々は、彼女こそ“救国王”の妃に相応しい、と讃えるようになっていった。彼らの日々は多忙を極めたが、それでも幸福に満ちていた。困難を乗り越えて結ばれた二人は、生涯互いを尊び、愛し合ったという。 |
ドゥドゥー |
【寡黙なる忠義】 終戦から2年。夫婦となったドゥドゥーとメルセデスは、フェルディアの片隅、ダスカー人の集住区に小さな学校を開く。教育を受けることもままならなかったダスカー人の子供たちを集めると、読み書きと算術、そして失われていくダスカーの歴史を教えたという。後年、ダスカー半島の自治権がダスカーの民に返還されると、学校を出た多くのダスカー人が故郷へと帰り、少しずつ以前の生活や文化を取り戻していった。復興の立役者となったドゥドゥーとメルセデスは、その死後に至るまで、ダスカーの人々に深く敬愛された。 |
フェリクス |
【流浪の剣】 <青獅子ルート> 終戦から1年。亡父ロドリグの跡を継ぎ、フラルダリウス公爵となったフェリクスは、メルセデスを妻に迎えた。領地が見事な復興を遂げた後も、フェリクスは国王の腹心として各地を奔放する。メルセデスは、そんな夫の傍らに寄り添い、常に献身的に支え続けた。多忙な日々を過ごしながら、二人は度々領地を離れ、帝国軍戦没者の墓所へと赴いた。そして、ある墓標の前に花を供え、そこに眠る者の冥福を祈ったという。彼らが何のために誰のために祈ったのか……真相を知る術は、残されていない。 <青獅子ルート以外> 終戦後もフォドラ各地では小競り合いが続いていた。戦いの場が残っていると知ったフェリクスは、貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぶ。死に場所を求めるかのように各地を転戦していたフェリクスだったが、ある小さな街の教会で、修道士として働きはじめていたメルセデスと偶然の再会を果たす。その後の彼らの消息を知る者は誰もおらず、二人がどのような運命を辿ったのかを知る術は残されていない。だが、フォドラ各地の兵士を震え上がらせた、とある剣士の記録は、その頃を境にぱたりと途絶えている。 |
メルセデス |
なし |
アネット |
【花開く努力】 アネットは故郷フェルディアに戻り、魔道学院の講師として教鞭を執る。一方、メルセデスは家を飛び出し、ガルグ=マクの修道士となった。二人は毎日のように手紙を交わし、嬉しいことも悲しいことも、自らの身に起きた出来事のように喜び、悲しんだという。数十年の後、アネットは教職を辞してガルグ=マクへと移り住む。メルセデスは親友との再会を喜び、アネットと二人、城郭都市の小さな家で、気ままに晩年を過ごす。それは決して裕福な暮らしではなかったが、二人の間には最後まで明るい笑顔が絶えなかった。 |
シルヴァン |
【“至情”の騎士】 戦争の終結後、シルヴァンはメルセデスに対して正式に結婚を申し込み、メルセデスはその申し出を喜んで受け入れた。新たなゴーティエ辺境伯となったシルヴァンは、その生涯をスレン族との関係改善に捧げた。遺産と紋章の力を必要としない平和な時代をその弁舌のみで築き、名領主として後世に名を残す。そんな彼の傍らには、常にメルセデスの柔らかな笑顔が寄り添っていた。二人は子供たちに囲まれ、笑顔の絶えない温かな家庭を築く。シルヴァンの没後、家を継いだのは紋章を持たぬ長子だったという。 |
イングリット |
なし |
クロード |
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なし |
ローレンツ |
【赤薔薇の貴公子】 戦後、メルセデスを伴って自領に戻ったローレンツは、父のグロスタール伯爵に彼女を引き合わせて結婚を許してくれるよう訴えた。伯爵はメルセデスが平民であると聞き、当初は難色を示したが、詳しい素性や身の上話を聞くにつれ態度が軟化。ついにはメルセデスを見染めたローレンツの女性を見る目を、自分以上だと称賛するまでとなった。数年後、ローレンツは当主の座を継ぐと同時にメルセデスと結婚。融通の利かないローレンツを、大らかなメルセデスが上手く支え、グロスタール家は大いに発展していった。 |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
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なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
【騎士団の太陽】 メルセデスは家を飛び出してガルグ=マクの修道士となり、アロイスはジェラルトの後任として、正式にセイロス騎士団を率いる団長に就任した。二人はそれぞれに多忙な日々を送っていたが、アロイスは度々メルセデスに怪談の披露を依頼していた。その成果か否かは定かではないが、アロイスが率いる騎士団は、どのような任務でも勇敢に戦ったという。このような逸話のためか、騎士たちはメルセデスを陰の功労者として"勝利の女神"などと讃えたが、当の本人は怪談を披露する場を純粋に楽しんでいたという。 |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
アッシュ |
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青獅子ルート【正義の一矢】 戦後、アッシュは騎士の叙任を受け、後継者のいなかったガスパール家の家督相続を認められた。領民に寄り添う真摯な姿勢は、フォドラ全土で評価され、理想の騎士と讃えられるまでになる。その功績や人柄は、数多くの物語の中に残されているという。 |
エーデルガルト |
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なし |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
なし |
ペトラ |
【精霊の島の女王】 戦後、ペトラはアッシュを伴って故郷のブリギットへと戻った。祖父から王位を継いだ彼女は、アッシュの協力を得て騎士団を創設。フォドラへの従属状態を解消し、対等で友好的な関係を築くため、自国の騎士団を活用した人材交流や軍制改革などを推し進めた。その後ペトラとアッシュは結婚、彼がブリギットのために尽力し、成果を出したことは周知の事実で、民はこぞって二人を祝福した。アッシュのために作られた騎士団は名を「青き太陽の騎士団」といい、二人が海に出て泳ぐことを好んだのがその名の由来とされる。 |
リンハルト |
なし |
ディミトリ |
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なし |
ドゥドゥー |
【寡黙なる忠義】 ダスカー人の潔白が証明されてなお、王都は彼らへの偏見が残っていた。騎士への叙任を打診されていたアッシュは、周囲の制止も聞かず叙任を辞退。家族と共に王都へ移住しダスカー料理を専門に出す宿場を開いた。ドゥドゥーは、王の従者として勤める傍ら、アッシュに料理を指南。アッシュの宿場は味の良い料理で人気を高め、それに伴って王都の人々の考えも少しずつ変わっていった。それから数年。ダスカーとファーガスは、当初想定されていたよりもはるかに早く、融和を成し遂げたのだった。 |
フェリクス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
【花開く努力】 戦後、アッシュは騎士の位に叙され、後継者のいなかったガスパール家の家督相続を認められた。そして彼の妻となったアネットは、夫の施政を懸命に支える。二人はさまざまな困難に直面するが、互いの勇気と知恵をもって一つずつ乗り越え、やがてガスパール領は驚くほどの発展を遂げた。孤児の身分から、誰もが認める立派な騎士となったアッシュ。彼の人生を綴った物語は後の世で強烈な人気を博した。また、その物語が、アッシュの死後に妻アネットが綴ったものであることもまた、有名な話である。 |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
【“清廉”の騎士】 戦後、ファーガスに新たな王が立つと、イングリットはガラテア家を飛び出して王都フェルディアに参じ、王家に騎士として仕えた。そしてアッシュもまた、故郷のガスパール領を離れ、王家の騎士となる道を選ぶ。王国の未来のため、いかなる任をも厭わず王を守護した二人は、やがて“双璧の騎士”と讃えられ、多くの騎士道物語に名を遺した。ある物語では、彼らは愛し合う夫婦として描かれている。真実を知る術はないが、彼らが命の限り共に戦ったこと、そして互いに無二の存在であったこと、それは確かである。 |
クロード |
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なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
【呪縛解けて前へ】 アッシュは騎士に叙され、ガスパール家の相続を認められる。だが、若く経験の浅い城主を認めぬ民も多く、統治は難航していた。そんなある日、アッシュの元を訪れたのはマリアンヌだった。彼女は義父より学んだ知識を活かし、彼の統治を盤石のものとしてみせる。これを契機に、ガスパール家とエドマンド家は強い信頼で結ばれることとなった。アッシュはある時、なぜ見返りもなく助けてくれたのかとマリアンヌに尋ねた。すると彼女は微笑み、アッシュは支えることが今の自分の夢なのだ、と語ったという。 |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
【無限への飛躍】 戦後、アッシュは騎士の位に叙され、後継者のいなかったガスパール家の家督相続を認められた。だが、若く経験の浅い城主を認めぬ民も多く、統治は難航していた。そんな中で彼を助けたのは、士官学校を卒業し、立派な青年に成長したツィリルだった。ツィリルは、独自の視点からアッシュに数々の助言を与え、彼を立派な城主へと成長させる。徐々に領民もアッシュを認め、ガスパール領は繁栄を極めていった。その後も、二人は生涯を通じて親友であり続け、互いの危地には必ず駆けつけたといわれている。 |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
アネット |
---|
黒鷲-帝国ルート【花開く努力】 アネットは故郷フェルディアに戻り、魔道学院の講師として教鞭を執る。のちに彼女は指導者として大成し、後世に名を残すほどの大魔道士を幾人も育て上げた。彼らの誰もが、アネットの明るい人柄と、才能に驕らぬ姿勢を敬い、その教えに感謝していたという。 |
青獅子ルート【花開く努力】 アネットは故郷フェルディアに戻り、魔道学院の講師として教鞭を執る。のちに彼女は指導者として大成し、後世に名を残すほどの大魔道士を幾人も育て上げた。彼らの誰もが、アネットの明るい人柄と、才能に驕らぬ姿勢を敬い、その教えに感謝していたという。 |
金鹿ルート アネットは故郷フェルディアに戻り、魔道学院の講師として教鞭を執る。のちに彼女は指導者として大成し、後世に名を残すほどの大魔道士を幾人も育て上げた。彼らの誰もが、アネットの明るい人柄と、才能に驕らぬ姿勢を敬い、その教えに感謝していたという。 |
エーデルガルト |
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なし |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
【さすらいの喧嘩王】 アネットはフェルディアの魔道学院で教鞭を執り、教え子たちを立派に育て上げる。だが彼女の空回る性分は一向に直らず、ある日の課題中には山で生徒たちからはぐれ、遭難してしまう。途方に暮れるアネットを救出したのは、気ままに諸国に遍歴する途中、フェルディアに立ち寄ったというカスパルだった。思いがけずアネットと再会した彼は、彼女を放っておけずにフェルディアに居着くようになり、やがて自然と二人は結ばれる。運命的な再会を果たして結ばれた彼らに、憧れる生徒たちも多かったという。 |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
【穴の開いた知恵袋】 戦後、閉校していた士官学校が再開されると爵位の継承権を放棄したリンハルトと、その妻アネットは共に教師として働き始めた。精力的に生徒たちの指導にあたるアネットに対して、リンハルトは紋章学の研究に日夜没頭し、講義の最中に眠ってしまうことも一度や二度の話ではなかったという。初めこそアネットは夫の生活習慣を正そうと奮闘するが、次第に、眠っているリンハルトを起こすこと自体に楽しみを見出し始める。そしてリンハルトもまた、彼女と送る騒がしくも愉快な日々を楽しんでいたようだ。 |
ディミトリ |
---|
【救国の王】 ディミトリは戴冠を受けて正式に王位を継承し、生涯をフォドラの統治と改革に捧げる。彼の傍らには、その聡明さで王の統治を助けたという、王妃アネットの姿があった。彼女は王の良き相談役となっただけでなく、復興のため自ら多くの施策を提案したとされる。人々と真摯に向き合う施政は、フォドラの民の広い支持を集め、ファーガス神聖王国は百年続く王朝へと成長していく。彼らの生活は多忙を極め、仕事漬けの日々が続きはしたものの、どんな時でも二人の間には明るい笑顔が絶えなかったという。 |
ドゥドゥー |
【寡黙なる忠義】 ディミトリは戴冠を受けて正式に王位を継承し、生涯をフォドラの統治と改革に捧げる。彼の傍らには、その聡明さで王の統治を助けたという、王妃アネットの姿があった。彼女は王の良き相談役となっただけでなく、復興のため自ら多くの施策を提案したとされる。人々と真摯に向き合う施政は、フォドラの民の広い支持を集め、ファーガス神聖王国は百年続く王朝へと成長していく。彼らの生活は多忙を極め、仕事漬けの日々が続きはしたものの、どんな時でも二人の間には明るい笑顔が絶えなかったという。 |
フェリクス |
【流浪の剣】 <青獅子ルート> 戦争の終結後、亡父ロドリグの跡を継ぎ、フラルダリウス公爵となったフェリクスは、アネットと婚儀を催した。父の跡を継いで件名に領地の復興に取り組む若き公爵と、その明るさで夫を、そして領民たちを励ました公爵夫人は、人々から広く愛されるようになる。のちにアネットは作曲の才能を開花。自作の歌を数多く披露していった。フェリクスが彼女を積極的に支援したこともあり、アネットの曲は後世に歌い継がれていく。親しみやすい旋律は人気を博したが、歌詞のほうはどこかの時代で変わってしまったという。 <青獅子ルート> 終戦後、フェリクスは貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぼうとする……が、彼の旅立ちは、アネットの泣き落としによって阻止されてしまう。フェリクスは、士官学校が再開次第教鞭を執るつもりだと言うアネットに無理矢理連行される形で、剣術師範を務めることになった。初めこそ不満を垂れていたフェリクスだったが、次第に剣術指導に楽しみを見出したのか、アネットと共に士官学校に腰を落ち着ける。生徒は語る。渋面の剣術師範は、ある魔道の教師の前でのみ笑顔を見せるのだ、と。 |
メルセデス |
【慈愛の微笑み】 アネットは故郷フェルディアに戻り、魔道学院の講師として教鞭を執る。一方、メルセデスは家を飛び出し、ガルグ=マクの修道士となった。二人は毎日のように手紙を交わし、嬉しいことも悲しいことも、自らの身に起きた出来事のように喜び、悲しんだという。数十年の後、アネットは教職を辞してガルグ=マクへと移り住む。メルセデスは親友との再会を喜び、アネットと二人、城郭都市の小さな家で、気ままに晩年を過ごす。それは決して裕福な暮らしではなかったが、二人の間には最後まで明るい笑顔が絶えなかった。 |
アッシュ |
【正義の一矢】 戦後、アッシュは騎士の位に叙され、後継者のいなかったガスパール家の家督相続を認められた。そして彼の妻となったアネットは、夫の施政を懸命に支える。二人はさまざまな困難に直面するが、互いの勇気と知恵をもって一つずつ乗り越え、やがてガスパール領は驚くほどの発展を遂げた。孤児の身分から、誰もが認める立派な騎士となったアッシュ。彼の人生を綴った物語は後の世で強烈な人気を博した。また、その物語が、アッシュの死後に妻アネットが綴ったものであることもまた、有名な話である。 |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
【世界を繋ぐ王】 共に戦った仲間に後事を託すと、クロードは故郷パルミラへ旅立った。帰国したクロードは、父であるパルミラ国王に謁見してアネットとの結婚を報告。逞しく成長したクロードと、聡明なアネットを見た国王は、二人に王政を委ねることを決める。やがて国王となったクロードは、パルミラとフォドラの壁を崩す一手段として魔道学院を創設。その初代学長に就任したアネットは、異国の留学生を積極的に受け入れるなどしてクロードの要望に応え、フォドラとパルミラの新たな関係構築に大きく寄与した。 |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
なし |
セテス |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
【護国の老騎士】 偽りの名を捨てたギルベルトは、王家の騎士ギュスタヴとして、再び国王ディミトリに忠誠を誓った。王都フェルディアに戻ったギュスタヴは、ドミニク男爵の元に身を寄せていた妻と、そして王都の魔道学院で教師として働き始めた愛娘アネットと、かつてのように3人で暮らすようになる。初めこそ、どこかぎこちなかった家族の会話にも、時と共に笑顔と朗らかさが戻っていった。戦乱の影がさった王国で、3人はこれまでの日々を取り戻すように、穏やかで幸福な日々を送ったという。 |
シャミア |
なし |
シルヴァン |
---|
青獅子ルート【“至情”の騎士】 シルヴァンは新たなゴーティエ辺境伯としてその生涯をスレン族との関係改善に捧げた。遺産と紋章を必要としない貴族の在り方を、その弁舌のみで築いた彼は、稀代の名領主として名を残す。一方で、浮気者を“ゴーティエの放蕩息子”と呼ぶ習慣も後世に残した。 |
エーデルガルト |
---|
なし |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
【愛しき人のために】 <青獅子ルート> 士官学校時代から数えて数十度目の求婚にして、シルヴァンはついにドロテアと結婚。その後、シルヴァンはゴーティエ辺境伯としてスレン族との関係改善に着手。遺産や紋章を必要としない平和な時代を、その弁舌のみで築き、名領主として後世に名を残す。そしてドロテアは、夫の理想を現実のものとすべく、陰日向に彼を支えた。「年老いて死ぬまで、一緒にいてほしい」結婚を申し込む際、シルヴァンはそう言ったという。そしてその言葉のとおり、彼らは最期の日まで共に笑い、共に生きた。 |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
なし |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
【流浪の剣】 <青獅子ルート> 亡父ロドリグの跡を継ぎ、フラルダリウス公爵となったフェリクスと、父の没後ゴーティエ辺境伯の位を継いだシルヴァンは、王国の復興と繁栄のためそれぞれに力を尽くす。しかし多忙な日々の中にあっても二人の友情が絶えることはなかったようだ。フェリクスはふらりとゴーティエ家の居城に姿を現してはシルヴァンに悪態をつき、シルヴァンはそんなフェリクスをからかうためだけに、度々フラルダリウス家を訪れていたという。生涯無二の友であり続けた彼らには、偶然にも同じに日に没したという逸話さえ残っている。 <青獅子ルート以外> 終戦後もフォドラ各地では小競り合いが続いていた。戦いの場が残っていると知ったフェリクスは、貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぶ。それから十数年後、傭兵として彼を雇ったのは、ゴーティエ辺境伯の爵位を継いだシルヴァンであった。二人は再会を喜ぶが、道を違えた彼らの運命がそれ以上交わることはなかった。仕事を終えたフェリクスは、ゴーティエ辺境伯領を離れて再び流浪の旅に出る。シルヴァンの元にフェリクスのものと思しき一振の剣が届けられたのは、それから数年後のことだった。 |
メルセデス |
【慈愛の微笑み】 戦争の終結後、シルヴァンはメルセデスに対して正式に結婚を申し込み、メルセデスはその申し出を喜んで受け入れた。新たなゴーティエ辺境伯となったシルヴァンは、その生涯をスレン族との関係改善に捧げた。遺産と紋章の力を必要としない平和な時代をその弁舌のみで築き、名領主として後世に名を残す。そんな彼の傍らには、常にメルセデスの柔らかな笑顔が寄り添っていた。二人は子供たちに囲まれ、笑顔の絶えない温かな家庭を築く。シルヴァンの没後、家を継いだのは紋章を持たぬ長子だったという。 |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
【“清廉”の騎士】 シルヴァンは新たなゴーティエ辺境伯としてその生涯をスレン族との関係改善に捧げた。遺産と紋章の力を必要としない平和な時代をその弁舌のみで築き、名領主として後世に名を残す。その目覚ましい勲功の裏には、彼を叱咤激励し支え続けた妻、イングリットの存在があった。婚約を交わしてから、シルヴァンはイングリット以外の女性に見向きすることなく、生涯彼女だけを愛したという。二人の間に紋章を持つ子が生まれることはなかったが、彼らはそんな子供たちを心から愛し、幸福に暮らしたといわれている。 |
イングリット |
---|
黒鷲-帝国ルート【“清廉”の騎士】 イングリットは接収されたガラテア領の存続を嘆願し、新たな領主に任じられた。その後は、領民が豊かで穏やかに暮らせるよう尽力し、その情熱は農業技術の革新へと繋がっていく。やがて彼女の思いは結実し、領内の食料事情は劇的に改善。民も歓喜したという。 |
青獅子ルート【“清廉”の騎士】 イングリットはガラテア伯爵家の爵位を継ぐことなく、ブレーダッド家に騎士として仕えた。精鋭を集めて天馬騎士団を設立すると、王や王妃をはじめとした貴人の身辺警護にあたり、目覚ましい功績を残したという。彼女は生涯、夫を持つことはなかった。 |
ドゥドゥー |
---|
【寡黙なる忠義】 戦争終結後、王都へ戻ったドゥドゥーは、国王ディミトリの従者として、その治世を支えた。一方でイングリットは、ガラテア家を飛び出してフェルディアに参じると、ブレーダット家に騎士として仕えた。二人は玉座の守護者として並び立って戦い、背中を預け合う無二の相棒となる。その活躍ぶりを物語として、吟遊詩人は各地で歌い上げた。王を守護する寡黙な従者と美しい女性騎士の物語は、フォドラ全土で高い人気を博し、ファーガスの人々とダスカーの民の融和が実現に一歩近づくこととなる。 |
フェリクス |
【流浪の剣】 <青獅子ルート> フェリクスは、亡父ロドリグの跡を継いでフラルダリウス公爵になると、ガラテア伯爵令嬢イングリットと婚儀を催した。フラルダリウス公爵家は、自領の復興に尽力すると同時に、ガラテア領の復興にも食料や資金の援助を惜しまなかった。ある時、城下で領主夫妻が襲撃を受ける事件が起き、妻を庇ったフェリクスは利き腕の自由を失った。だが彼はそれを後悔することなく、ただ、いつかの約束を果たしたまでだと笑ったという。二人は命尽きるその日まで、支え合い、愛し合っていたといわれている。 <青獅子ルート> 終戦後もフォドラ各地では小競り合いが続いていた。戦いの場が残っていると知ったフェリクスは、貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぶ。イングリットはそんな彼を放っておけず、家を出奔。流浪の傭兵となって二人で行く当てのない旅に出た。何度も共に死線を潜り抜けた彼らは、間に一子をもうけたのをきっかけに、祖国から遠く離れた小さな農村に腰を落ち着ける。互いの存在を除くすべての過去を捨て、放浪の末に流れ着いた場所で、二人はようやく静穏で温かな日々を送り始めた。 |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
【正義の一矢】 戦後、ファーガスに新たな王が立つと、イングリットはガラテア家を飛び出して王都フェルディアに参じ、王家に騎士として仕えた。そしてアッシュもまた、故郷のガスパール領を離れ、王家の騎士となる道を選ぶ。王国の未来のため、いかなる任をも厭わず王を守護した二人は、やがて“双璧の騎士”と讃えられ、多くの騎士道物語に名を遺した。ある物語では、彼らは愛し合う夫婦として描かれている。真実を知る術はないが、彼らが命の限り共に戦ったこと、そして互いに無二の存在であったこと、それは確かである。 |
アネット |
なし |
シルヴァン |
【“至情”の騎士】 シルヴァンは新たなゴーティエ辺境伯としてその生涯をスレン族との関係改善に捧げた。遺産と紋章の力を必要としない平和な時代をその弁舌のみで築き、名領主として後世に名を残す。その目覚ましい勲功の裏には、彼を叱咤激励し支え続けた妻、イングリットの存在があった。婚約を交わしてから、シルヴァンはイングリット以外の女性に見向きすることなく、生涯彼女だけを愛したという。二人の間に紋章を持つ子が生まれることはなかったが、彼らはそんな子供たちを心から愛し、幸福に暮らしたといわれている。 |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
【世界を繋ぐ王】 共に戦った仲間に後事を託すと、クロードはイングリットを伴って故郷へ旅立った。帰国したクロードは、すぐに父であるパルミラ国王に謁見してイングリットとの結婚を報告。逞しく成長したクロードと、誠実を絵に描いたようなイングリットを見た国王は、二人に王政を委ねることを決める。国王の座に就いたクロードと、王妃となったイングリットの間には、常に諍いが絶えず、宮中では逃げる国王と追いかける王妃が度々目撃された。一方で多くの子をなしていることから、夫婦仲は良好だったようである。 |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
【レスターの野獣】 イングリットは接収されたガラテア領の存続を嘆願し、その新たな領主に任じられた。そんな彼女を騎士として支えようと、ラファエルはガラテア領へと赴く。すべての領民が豊かで穏やかに暮らせるようにしたい、そんなイングリットの願いを聞いたラファエルは、騎士の身分ながら農地開拓や灌漑工事の現場に出向き、領民と共に汗を流した。そんな彼の人柄に惹かれて、イングリットが結婚を申し入れると、ラファエルはもちろん快諾。領民からも祝福され、慎ましくも賑やかな婚儀が催されたという。 |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
【色彩の旅人】 イングリットは接収されたガラテア領の存続を嘆願し、その新たな領主に任じられる。しかし、かつて家を出奔した彼女に向けられる民の目は冷ややかで、統治は難航した。そんな時、画家になるべく修行中のイグナーツが現れる。暗く沈んだ空気を察した彼は、一枚の絵を人々に見せて歩いた。それはフォドラのために戦ったイングリットの、勇ましくも美しい姿だった。この絵を契機に領主への印象を変えた民は、次第に態度が軟化。時を経て、豊かに生まれ変わったこの土地で二人は再会を果たし、結ばれることとなる。 |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
【大司教の片腕】 イングリットはガラテア伯に背中を押され、家を出て王家に騎士として仕えた。ファーガスは聖教会と連携して数々の政策を推し進めるが、イングリットは積極的に教団との橋渡し役を担ったという。対する教団側で王国との折衝を担ったセテスは、そんなイングリットを他の誰よりも信頼し、彼女と共に、教団の権威回復とフォドラの繁栄、戦災復興のため努めた。やがて成すべきことを終えた二人は、とある小さな村で共に暮らし始める。日がな農耕や釣りに興じ、穏やかな余生を送ったという。 |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
クロード |
---|
黒鷲-教団ルート なし |
黒鷲-帝国ルート なし |
青獅子ルート なし |
金鹿ルート【世界を繋ぐ王】 クロードは故郷パルミラに戻り、王子として積極的に政務に参加した。やがて国王の座を譲られると、断絶していたフォドラとの国交を樹立。交易路を整備する一方、帝国残党の反乱に援軍を送るなどして信頼関係を築き、互いに偏見のない新たな価値観を創出した。 |
エーデルガルト |
---|
なし |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
なし |
ペトラ |
【精霊の島の女王】 共に戦った仲間に後事を託すと、クロードは故郷パルミラへ旅立つ……はずだったが、実際に彼が向かった先は、西方ブリギット諸島だった。ペトラに見初められたクロードは、彼女の祖父であるブリギット王に謁見。自らの身分を明かして密約を交わし、ペトラを残して独りパルミラへと帰国した。まもなく、ペトラがブリギット女王に、クロードがパルミラ国王に就任すると、二人は結婚。互いに王妃と王婿を兼ねることとなる。この驚くべき結婚により、両国とその間に位置するフォドラの交流は一気に加速したのだった。 |
リンハルト |
なし |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
【花開く努力】 共に戦った仲間に後事を託すと、クロードは故郷パルミラへ旅立った。帰国したクロードは、父であるパルミラ国王に謁見してアネットとの結婚を報告。逞しく成長したクロードと、聡明なアネットを見た国王は、二人に王政を委ねることを決める。やがて国王となったクロードは、パルミラとフォドラの壁を崩す一手段として魔道学院を創設。その初代学長に就任したアネットは、異国の留学生を積極的に受け入れるなどしてクロードの要望に応え、フォドラとパルミラの新たな関係構築に大きく寄与した。 |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
【“清廉”の騎士】 共に戦った仲間に後事を託すと、クロードはイングリットを伴って故郷へ旅立った。帰国したクロードは、すぐに父であるパルミラ国王に謁見してイングリットとの結婚を報告。逞しく成長したクロードと、誠実を絵に描いたようなイングリットを見た国王は、二人に王政を委ねることを決める。国王の座に就いたクロードと、王妃となったイングリットの間には、常に諍いが絶えず、宮中では逃げる国王と追いかける王妃が度々目撃された。一方で多くの子をなしていることから、夫婦仲は良好だったようである。 |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
【赤薔薇の貴公子】 ふいに姿を消したクロードに代わり、統一王国の政務を支えたのは、グロスタール家の新たな当主、ローレンツだった。彼は革新的な政策を次々に献策してフォドラの混乱を鎮めると、続けて外交にも着手。周辺国にも自ら出向いて友好条約を取り付けた。東の強国パルミラも例外ではなく“フォドラの首飾り”において国王同士の会談が実現。そこにパルミラ国王として現れたのはクロードだった。すべてはクロードが仕組み、ローレンツは授けられた策を実行していただけ……という噂も立ったが、両人は否定している。 |
ヒルダ |
【自由人】 共に戦った仲間に後事を託すと、クロードは故郷パルミラへ旅立った。フォドラでは一貴族に過ぎなかった彼も、故郷パルミラに戻れば一国の王子である。逞しく成長した彼は王族たちにも認められ、やがて国政にも影響力を持つに至った。数年後、パルミラ国王は引退し、クロードが王位を継承。同時に王妃も披露される。その王妃こそ、ヒルダ。兄の支援を取りつけた彼女は、意外な外交力を発揮してパルミラとフォドラの国交樹立に貢献。更に、フォドラ出身の王妃が二代続いたことで、パルミラの価値観も変化していくことになる。 |
ラファエル |
なし |
リシテア |
【薄幸の才媛】 共に戦った仲間に後事を託すと、クロードは故郷パルミラへ旅立った。やがて王位を継承したクロードは、念願だったフォドラとの国交樹立に花を添えるべく、リシテアを王妃として迎えようとする。しかし彼女は自身が短命であることを理由に拒絶。クロードはリシテアへの想いを捨てきれず、早々に王位を譲ると、リシテアを救う道を探す旅に出る。数年後、突如リシテアの前に現れたクロードは、助かる方法を見つけたからと、強引に彼女を連れ出した。その後二人は海を渡ったというが、どこへ向かったかは定かではない。 |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
【呪縛解けて前へ】 共に戦った仲間に後事を託すと、クロードは故郷へと旅立った。フォドラでは一貴族に過ぎなかった彼も、故郷パルミラに戻れば一国の王子である。数年後、パルミラ国王が引退を表明し、クロードが王位を継承。フォドラとの交易路を開拓しようと目論む彼は、その足掛かりとしてエドマンド辺境伯に交渉を申し入れたが、その過程でマリアンヌと再会を果たす。美しく聡明な女性に成長していた彼女は、クロードへの協力を快諾。以後、両国の正式な国交樹立のため奔走した二人には、自ずと愛が育まれ、結ばれることとなった。 |
レオニー |
【壊刃の再臨】 故郷のサウィン村に戻って借金を返したレオニーは、父に行き先も告げず再び村を出た。数年後、フォドラとパルミラの国交が開かれると同時に、ガルグ=マクを訪れるパルミラ国王の一行が、視察のためこの村にも立ち寄るとの知らせが届く。村では大慌てで歓迎の準備が進められ、いざ出迎えたパルミラ国王の傍らには、なぜかレオニーの姿があった。彼女はパルミラに戦友クロードを訪ね、彼が王位を継ぐと王妃として迎えられたらしい。美しく着飾ったレオニーを見た父と村人たちは、ただ唖然とするしかなかったという。 |
マヌエラ |
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なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
【異境の射手】 戦後、故郷パルミラに戻ったクロードは王族として復帰する。数年を経て国王の座を譲られると、戦災孤児の保護政策やフォドラとの国交樹立などを精力的に推進。一定の成果を上げると早々に他の王族に王位を譲り、パルミラから姿を消してしまった。一方、シャミアは傭兵として日銭を稼ぎながら各地を放浪していたが、その途上で同じく放浪中のクロードと遭遇。その日から行動を共にするようになった二人は、いつも次の目的地について語らっていたというが、最終的に彼らがどこへ向かったかは誰も知らない。 |
ローレンツ |
---|
金鹿ルート【赤薔薇の貴公子】 戦後まもなくしてグロスタール家の当主の座を譲られたローレンツは、旧同盟諸侯の代表としてフォドラ全土の統治にも参画。やがて政治家としての才能に目覚めると、革新的な政策を次々と打ち出した。特に平民に配慮した政策で多くの功績を残している。 |
エーデルガルト |
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なし |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
【愛しき人のために】 グロスタール家の新たな当主となったローレンツは、しばらく自領の復興に注力した後、フォドラ全土の統治にも精力的に携わるようになった。優秀な政治家としての評価を得た彼は、突如自身の婚姻を発表する。その相手とは、ミッテルフランク歌劇団の歌姫として復帰していたドロテアだった。今を時めく二人の結婚は、たちまち人々の話題をさらい、フォドラ中が祝福と憧憬の渦に呑まれた。特にドロテアの美しさは歌姫時代から更に磨きがかかったと噂され、フォドラ中の若い女性の憧れとなったという。 |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
なし |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
【慈愛の微笑み】 戦後、メルセデスを伴って自領に戻ったローレンツは、父のグロスタール伯爵に彼女を引き合わせて結婚を許してくれるよう訴えた。伯爵はメルセデスが平民であると聞き、当初は難色を示したが、詳しい素性や身の上話を聞くにつれ態度が軟化。ついにはメルセデスを見染めたローレンツの女性を見る目を、自分以上だと称賛するまでとなった。数年後、ローレンツは当主の座を継ぐと同時にメルセデスと結婚。融通の利かないローレンツを、大らかなメルセデスが上手く支え、グロスタール家は大いに発展していった。 |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
【世界を繋ぐ王】 ふいに姿を消したクロードに代わり、統一王国の政務を支えたのは、グロスタール家の新たな当主、ローレンツだった。彼は革新的な政策を次々に献策してフォドラの混乱を鎮めると、続けて外交にも着手。周辺国にも自ら出向いて友好条約を取り付けた。東の強国パルミラも例外ではなく“フォドラの首飾り”において国王同士の会談が実現。そこにパルミラ国王として現れたのはクロードだった。すべてはクロードが仕組み、ローレンツは授けられた策を実行していただけ……という噂も立ったが、両人は否定している。 |
ローレンツ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
【薄幸の才媛】 グロスタール家の新たな当主となったローレンツは、しばらく自領の復興に注力した後、フォドラ全土の統治にも携わるようになった。優秀な政治家としての評価を得た彼は、突如自身の婚姻を発表する。その相手は、旧コーデリア公爵家の一人娘リシテア。彼女はすでに爵位を返上して平民となっていたが、それを気にする者などいなかった。体調に配慮し、彼女が公の場に姿を見せる機会は稀だったが、ローレンツが打ち出した政策の大半は、実は彼女の頭脳から出たものともいわれている。 |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
【呪縛解けて前へ】 グロスタール家の新たな当主となったローレンツは、しばらく自領の復興に注力した後、フォドラ全土の統治にも携わるようになった。優秀な政治家としての評価を得た彼は、突如自身の婚姻を発表する。その相手とは、エドマンド辺境伯の養女マリアンヌ。やり手の義父から領内経営を学んでいた彼女は、ローレンツとの婚姻に伴いフォドラ全土の内政にも参画。特に酪農の振興で大きな成果を挙げたことから、二人は“牛馬の父母”と讃えられた。なお、ローレンツはその名で呼ばれることを喜んでいなかったともいう。 |
レオニー |
【壊刃の再臨】 グロスタール家の新たな当主となったローレンツは、しばらく自領の復興に注力した後、フォドラ全土の統治にも携わるようになっていた。政治家としての名声を得た彼は、突如自身の婚姻を発表する。その相手とは、傭兵として名を馳せていたレオニーだった。彼らを知る者たちは、異色の組み合わせに騒然となったが、長く戦場を共にして愛を育んでいた彼らには、必然の結果だったらしい。二人はそれぞれの強みを生かしてフォドラの繁栄のために貢献。数々の功績を残してフォドラの歴史に名を刻んだ。 |
マヌエラ |
---|
【奇跡の歌姫】 グロスタール家の新たな当主となったローレンツは、しばらく自領の復興に注力した後、フォドラ全土の統治にも携わるようになっていた。政治家としての名声を得た彼は、突如自身の婚姻を発表する。その相手とは、とある街で学校を開いていたマヌエラだった。戦災に苦しむ子供に明るい未来を見せたい、そんなマヌエラの願いを叶えるため、ローレンツも全力で支援。同様の学校をフォドラ各地に創設し、フォドラの復興と発展に大きく貢献した。彼らの功績を讃え、すべての学校には二人の銅像が建てられている。 |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
ヒルダ |
---|
金鹿ルート【自由人】 戦後、暇を持て余していたヒルダは趣味の装飾品作りに没頭。独創的な作品を次々と生み出して名を馳せるようになる。その後、兄の支援を得てフォドラ初となる職人養成学校を設立。彼女は初代校長に就任すると共に自ら教壇に立ち、職人育成に貢献したという。 |
エーデルガルト |
---|
なし |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
【貴族の中の貴族】 エーギル公爵位を取り戻したフェルディナントと、ゴネリル公爵家の息女ヒルダの結婚は復興を願う領民にも期待と共に歓迎された。二人はすぐに領内の改革に着手。ヒルダが政務に口を出すことは稀だったが、臣下や領民の労働意欲を高めるに当たっては大いに才能を発揮させ、領内の復興に寄与した。また彼女は趣味の装飾品作りが高じて領内に職人養成学校を創設。各地から才能がある若者が集まり、大勢の優秀な職人を輩出した。何よりフェルディナントが率先して学んでいたようで、妻に贈った装飾品が残っている。 |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
【さすらいの喧嘩王】 互いに家を継ぐ必要のないカスパルとヒルダは、平和な時代を満喫すべく放浪の旅へ。行く先を決めずに各地を巡り、時にはフォドラの外へも足を延ばした。行く先々でカスパルは喧嘩騒ぎを起こしたが、ヒルダは一切止めようとせず、笑って眺めていたという。そんな自由すぎる旅が終わりを迎えたのは、ヒルダの兄ホルストが二人を呼びつけたからであった。ホルストはカスパルの人柄を見極めると、ヒルダとの結婚を認めてゴネリル家の騎士として登用。子供も次々誕生し、賑やかな家庭が築かれることとなった。 |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
なし |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
【“清廉”の騎士】 共に戦った仲間に後事を託すと、クロードは故郷パルミラへ旅立った。フォドラでは一貴族に過ぎなかった彼も、故郷パルミラに戻れば一国の王子である。逞しく成長した彼は王族たちにも認められ、やがて国政にも影響力を持つに至った。数年後、パルミラ国王は引退し、クロードが王位を継承。同時に王妃も披露される。その王妃こそ、ヒルダ。兄の支援を取りつけた彼女は、意外な外交力を発揮してパルミラとフォドラの国交樹立に貢献。更に、フォドラ出身の王妃が二代続いたことで、パルミラの価値観も変化していくことになる。 |
クロード |
---|
【世界を繋ぐ王】 共に戦った仲間に後事を託すと、クロードは故郷パルミラへ旅立った。フォドラでは一貴族に過ぎなかった彼も、故郷パルミラに戻れば一国の王子である。逞しく成長した彼は王族たちにも認められ、やがて国政にも影響力を持つに至った。数年後、パルミラ国王は引退し、クロードが王位を継承。同時に王妃も披露される。その王妃こそ、ヒルダ。兄の支援を取りつけた彼女は、意外な外交力を発揮してパルミラとフォドラの国交樹立に貢献。更に、フォドラ出身の王妃が二代続いたことで、パルミラの価値観も変化していくことになる。 |
ヒルダ |
なし |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
【色彩の旅人】 自領に戻ったヒルダは、趣味が高じて装飾品の職人養成学校を設立し、その運営に熱中していた。一方、イグナーツは父と兄を説得すると、画家として身を立てるべく修行の旅へと出る。各地で美しい風景や人々の暮らしを描き続けた彼は、旅先で装飾品の材料の仕入れに来ていたヒルダと運命的に再会。ヒルダがイグナーツを自校の講師として招いたことで活動を共にするようになると、二人は自ずと愛を育むことになった。後年、フォドラに新たな芸術様式が生まれることになるが、彼らの結婚がその契機となったともいわれる。 |
マリアンヌ |
【呪縛解けて前へ】 ヒルダとマリアンヌは実家に戻っても頻繁に手紙を交わし、友情を深めていた。装飾品作りに熱中するヒルダが職人養成学校の創設に着手すると、マリアンヌはその活動を支援。エドマンド辺境伯家の潤沢な財源が注がれ、フォドラ各地にも同様の学校が建てられるほどになる。数多の優秀な職人が育っていったフォドラでは、品質の高い装飾品が大量に生産され出し、重要な交易品としてフォドラに富みをもたらす結果ともなった。なお、当時ヒルダがマリアンヌに贈った装飾品は、フォドラの至宝として後世に受け継がれている。 |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
【大司教の片腕】 戦後、セテスは教団の再建に努める一方で、子供向けの寓話を書き続けていた。しかし彼が望む挿し絵を描ける者が見つからず、世に出さぬまま書き留める日々を送る。そんなある日、自領に戻っていたはずのヒルダが、ガルグ=マクに現れる。セテスの寓話が埋もれている現状を嘆いた彼女は、セテスに請われるまま挿し絵の制作に没頭。そうして完成した寓話は、セテスとヒルダの連名で各地の教会に次々と提供された。フォドラ中の子供たちが夢中になって読んだそれらの作品は、その子や孫の代まで親しまれる名作となった。 |
フレン |
なし |
ツィリル |
【無限への飛躍】 自領に戻ったヒルダは、趣味が高じて装飾品の職人養成学校を設立し、その運営に専念していた。一方、ツィリルは周囲の勧めもあって士官学校に入学、騎士となる道を歩む。数年が過ぎ、寄進のため久しぶりに大修道院を訪れたヒルダは、セイロス騎士団に加わっていたツィリルと再会。お互いの成長した姿に心奪われた二人はごく自然な流れで愛を育むこととなった。やがてヒルダの兄ホルストに招かれたツィリルは、ゴネリル家の騎士に転身。当主の義弟として、隣国パルミラとの折衝役を担い、大いに活躍することとなる。 |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
ラファエル |
---|
金鹿ルート【レスターの野獣】 戦後、故郷に戻ったラファエルは、地元の領主に騎士として使える傍ら、副業としてソフト妹が開いた宿場を手伝った。その後、騎士を辞して宿場の経営に専念することを決意。意外にも料理人としての才能まで開花させ、忙しくも充実した毎日を送ったという。 |
エーデルガルト |
---|
なし |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
【永遠の引き籠もり】 ベルナデッタは父に代わってヴァーリ伯爵位を継いだものの、領内に引き籠もり、決して国政に関わろうとはしなかった。そこへ現れたのがラファエルである。彼はベルナデッタが他人と交流できるよう、様々に尽力した。ベルナデッタの残した手記によると、それは「市中引き回しの刑のごとしだった」というが、荒療治が功を奏したのか、彼女は領主として領民と交流を持つようになり、やがて中央の政策にも参画していく。盛大に開かれた彼らの結婚式には、人見知りしない花婿と、筋肉を見せて回る花婿がいたとか。 |
カスパル |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
なし |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
【“清廉”の騎士】 イングリットは接収されたガラテア領の存続を嘆願し、その新たな領主に任じられた。そんな彼女を騎士として支えようと、ラファエルはガラテア領へと赴く。すべての領民が豊かで穏やかに暮らせるようにしたい、そんなイングリットの願いを聞いたラファエルは、騎士の身分ながら農地開拓や灌漑工事の現場に出向き、領民と共に汗を流した。そんな彼の人柄に惹かれて、イングリットが結婚を申し入れると、ラファエルはもちろん快諾。領民からも祝福され、慎ましくも賑やかな婚儀が催されたという。 |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
【薄幸の才媛】 故郷に戻ったラファエルは、地元の領主に騎士として仕える傍ら、副業として祖父と妹が開いた宿場を手伝っていた。その後、祖父の年齢に配慮して騎士を辞すと、宿場の仕事に専念するようになる。そんなある日、宿場に親子の客が入ってきた。見覚えのある娘の顔は、まさにリシテア。爵位を返上して平民になっていた彼女は、近くの村に移り住んできたのだという。頻繁に店に現れるようになったリシテアは、ラファエルの妹マーヤとも意気投合。自然と店を手伝うようになり、食堂の女将となって穏やかに暮らしたという。 |
イグナーツ |
【色彩の旅人】 故郷に戻ったラファエルは、地元の領主に騎士として仕える傍ら、副業として祖父と妹が開いた宿場を手伝っていた。しかし突如、妹のマーヤが画家になると言い残して失踪。騎士を辞したラファエルは宿場を切り盛りしながら妹の帰りを待った。数年して帰ってきたマーヤは、画家ではなく画家の妻となっていた。夫として紹介されたのはイグナーツ。その頃は無名の画家にすぎなかった彼だが、ラファエルやマーヤ、彼の才能を認めた父や兄に支えられて夢を追い続け、やがてフォドラを代表する画家として大成することとなる。 |
マリアンヌ |
【呪縛解けて前へ】 ラファエルは、地元の領主に騎士として仕えた後、宿場を開いて働いていた。鳥と食事ができたら楽しいだろうと思いついた彼は、宿場の横にエサ台を設置して“鳥の食堂”の看板を掲げると、これが評判となり遠方からも客が訪れるようになった。そんなある日、鳥と楽しそうに話す女性が現れる。歩み寄るラファエルに笑顔を向けたのは、やはりマリアンヌだった。鳥の食堂の噂を聞き、どうしても見たくなったのだという。ラファエルに請われて宿場に留まった彼女は、鳥と話せる女将として、宿場を繁盛させることとなる。 |
レオニー |
【壊刃の再臨】 レオニーは、かつてジェラルトが率いていた傭兵団を継いで一流の傭兵として名を馳せるようになったが、稼いだ金を故郷の村に送っていたため、金欠は相変わらずだった。ある日、とある宿場で金もないのに酒を飲んでいたが、そこに用心棒らしき男が現れる。彼こそラファエルで、レオニーはツケで飲める場所が見つかったことを喜び、入り浸るようになった。ツケが莫大となって返済が不可能になると、レオニーは住み込みで働くことに。やがて自然な流れでラファエルと一緒になり、何とも平和に暮らしたという。 |
マヌエラ |
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なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
【異境の射手】 戦後ほどなくしてシャミアは軍中から姿を消した。ラファエルはシャミアの行方を探ったがついに見つけられず、失意のまま故郷の村へ戻る。地元の領主に騎士として使えたラファエルは、ある日、賊討伐の命令を受ける。だが調べてみると、賊の被害者たちは皆、民を虐げて私腹を肥やす悪人ばかりだった。事件後、唐突に騎士を辞めたラファエルは、家族に別れを告げると姿を消してしまった。彼がどこへ行ったかは定かではないが、時を同じくしてフォドラの各地で凄腕の射手と巨漢の義賊が出没するようになったという。 |
リシテア |
---|
黒鷲-帝国ルート【薄幸の才媛】 実家に戻ったリシテアは、両親を助けて領内の復興に努めた。数年が立ち、復興に目がついたところでコーデリア家の爵位を返上。領地を近隣諸侯に割譲すると、両親と共に姿を消した。その後、彼女がどこでどのように暮らしたのかはわかっていない。 |
金鹿ルート【薄幸の才媛】 実家に戻ったリシテアは、両親を助けて領内の復興に努めた。数年が経ち、復興に目処がついたところでコーデリア家の爵位を返上。領地を近隣諸侯に割譲すると、両親と共に姿を消した。その後、彼女がどこでどのように暮らしたのかはわかっていない。 |
エーデルガルト |
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【炎の女帝】 戦後、エーデルガルトとリシテアは"闇に蠢く者"との戦いに身を投じた。長きに渡る死闘に勝利した2人は、"闇に蠢く者"が使う古の術を解析。紋章の力と引き換えに、失われた寿命を取り戻す方法を発見する。以降、エーデルガルトは皇帝として、リシテアはその参謀として、生涯をフォドラの統治に捧げた。身分制度を変革し、人々が自立する社会を目指した皇帝に、リシテアは卓越した献策を行い続け、"帝国の叡智"と称される。2人の才媛による革新的な統治は、フォドラの繁栄を確固たるものにしていった。 |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
【穴の開いた知恵袋】 リンハルトは、リシテアの短命を救うべく宿した紋章を消し去る研究を続けていたが、確かな結論を出せぬまま戦争は終結を迎えた。リシテアは父母の待つコーデリア家に戻らねばならず、リンハルトにこれまでの感謝と別れを告げて大修道院を退去する。しかし諦めるつもりのないリンハルトは身辺整理を済ませると、コーデリア家に押しかけて研究続行を宣言。数年を費やして、ついにリシテアの体から紋章を消すことに成功する。これを契機に二人はようやく結婚、共に爵位を返上して平民となり、幸せな家庭を築いたという。 |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
【流浪の剣】 <青獅子ルート> フラルダリウス公爵となったフェリクスは、リシテアを妻として迎え、領地の復興と王国の発展のため力を尽くす。聡明なリシテアは夫に数々の献策をするだけでなく、自ら領地を回り、人々に多くの知識や技術を伝えた。リシテアの死後、フェリクスは城下の職人からある焼き菓子を献上される。リシテアが焼き方を伝えたのだろう、それは亡き妻が、かつて彼のために作った菓子と、まったく同じ味がしたという。フェリクスは生涯その味を愛し、やがてそれは北部の伝統菓子として、人々にも広く愛されるようになった。 <青獅子ルート以外> 終戦後、フェリクスは貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぶ。死に場所を求めるかのように各地を転戦していたフェリクスだったが、ある日、人里離れた小さな家で静かに暮らすリシテアと偶然の再会を果たす。短命を宣告されていた彼女は、爵位を放棄して父母と共に穏やかな余生を過ごしていた。健気に笑うリシテアに命の尊さを知ったフェリクスは、剣を捨てリシテアと共に暮らし始める。二人が生業として作っていたという素朴な焼き菓子は、この地域の伝統菓子として後世の人々にも広く愛されたという。 |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
【世界を繋ぐ王】 共に戦った仲間に後事を託すと、クロードは故郷パルミラへ旅立った。やがて王位を継承したクロードは、念願だったフォドラとの国交樹立に花を添えるべく、リシテアを王妃として迎えようとする。しかし彼女は自身が短命であることを理由に拒絶。クロードはリシテアへの想いを捨てきれず、早々に王位を譲ると、リシテアを救う道を探す旅に出る。数年後、突如リシテアの前に現れたクロードは、助かる方法を見つけたからと、強引に彼女を連れ出した。その後二人は海を渡ったというが、どこへ向かったかは定かではない。 |
ローレンツ |
【赤薔薇の貴公子】 グロスタール家の新たな当主となったローレンツは、しばらく自領の復興に注力した後、フォドラ全土の統治にも携わるようになった。優秀な政治家としての評価を得た彼は、突如自身の婚姻を発表する。その相手は、旧コーデリア公爵家の一人娘リシテア。彼女はすでに爵位を返上して平民となっていたが、それを気にする者などいなかった。体調に配慮し、彼女が公の場に姿を見せる機会は稀だったが、ローレンツが打ち出した政策の大半は、実は彼女の頭脳から出たものともいわれている。 |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
【レスターの野獣】 故郷に戻ったラファエルは、地元の領主に騎士として仕える傍ら、副業として祖父と妹が開いた宿場を手伝っていた。その後、祖父の年齢に配慮して騎士を辞すと、宿場の仕事に専念するようになる。そんなある日、宿場に親子の客が入ってきた。見覚えのある娘の顔は、まさにリシテア。爵位を返上して平民になっていた彼女は、近くの村に移り住んできたのだという。頻繁に店に現れるようになったリシテアは、ラファエルの妹マーヤとも意気投合。自然と店を手伝うようになり、食堂の女将となって穏やかに暮らしたという。 |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
【色彩の旅人】 実家に戻ったリシテアは、両親に変わって領内の統治に従事。復興に目処がつくと爵位を返上し、両親と共に表舞台から姿を消した。一方、イグナーツは父と兄を説得し、画家として身を立てるべく修行の旅に出ていた。各地で美しい風景や人々の暮らしを書き続けていた彼は、旅先でリシテアと運命的に再会。独自の境地に達しようとしていた彼の絵に魅入られたリシテアは、長くはない余生を彼の画家としての活動を支えることに捧げた。彼の代表作とされる『女神の肖像』に描かれる女神は、リシテアによく似ていたという。 |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
【紋章学の父】 戦いが終わり、父母の待つコーデリア家へ戻るリシテアの隣には、ハンネマンの姿があった。二人は大修道院から場所を変えて研究を続け、彼女の命短き運命を変えるべく知恵と力を合わせた。数年を経てその研究はついに実り、リシテアは体から紋章を消すことで、かつて有していたはずの寿命を取り戻す。その後、彼女は爵位を返上して平民になった上で、ハンネマンと共に紋章の研究を続行。ハンネマンが没しても彼の後を引き継ぎ、紋章学の分野で様々な功績を成して、“紋章学の申し子”と呼ばれるまでとなる。 |
セテス |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
【無限への飛躍】 自領に戻ったリシテアは、父母を助けて領地の復興に努めた。一方、ツィリルは周囲の勧めで士官学校に入学、やがてセイロス騎士団の一員となる。数年後、コーデリア家の爵位を返上したリシテアは、教団への報告のため久しぶりに大修道院を訪れ、そこでツィリルと再会。リシテアに想いを寄せていたツィリルは求婚したが、彼女は自身の短命を告白して受けようとしなかった。しかし、ツィリルは諦めず、根負けしたリシテアは余生を共に生きる道を選ぶ。その後の消息は定かではないが、幸福なまま生涯を終えたと伝わる。 |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
イグナーツ |
---|
黒鷲-帝国ルート【色彩の旅人】 故郷に戻ったイグナーツは、父と兄を説得して、画家として身を立てるべく修行の旅へ出る。フォドラの国境を超えて美しい風景や人々の暮らしを書き続け、ついに独自の画風を確立。時代を代表する画家の一人として、フォドラの美術史にその名を刻んだという。 |
金鹿ルート【色彩の旅人】 故郷に戻ったイグナーツは、父と兄を説得して、画家として身を立てるべく修業の旅へ出る。フォドラの国境をも超えて美しい風景や人々の暮らしを描き続け、ついに独自の画風を確立。時代を代表する画家の一人として、フォドラの美術史にその名を刻んだという。 |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
【“清廉”の騎士】 イングリットは接収されたガラテア領の存続を嘆願し、その新たな領主に任じられる。しかし、かつて家を出奔した彼女に向けられる民の目は冷ややかで、統治は難航した。そんな時、画家になるべく修行中のイグナーツが現れる。暗く沈んだ空気を察した彼は、一枚の絵を人々に見せて歩いた。それはフォドラのために戦ったイングリットの、勇ましくも美しい姿だった。この絵を契機に領主への印象を変えた民は、次第に態度が軟化。時を経て、豊かに生まれ変わったこの土地で二人は再会を果たし、結ばれることとなる。 |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
【自由人】 自領に戻ったヒルダは、趣味が高じて装飾品の職人養成学校を設立し、その運営に熱中していた。一方、イグナーツは父と兄を説得すると、画家として身を立てるべく修行の旅へと出る。各地で美しい風景や人々の暮らしを描き続けた彼は、旅先で装飾品の材料の仕入れに来ていたヒルダと運命的に再会。ヒルダがイグナーツを自校の講師として招いたことで活動を共にするようになると、二人は自ずと愛を育むことになった。後年、フォドラに新たな芸術様式が生まれることになるが、彼らの結婚がその契機となったともいわれる。 |
ラファエル |
【レスターの野獣】 故郷に戻ったラファエルは、地元の領主に騎士として仕える傍ら、副業として祖父と妹が開いた宿場を手伝っていた。しかし突如、妹のマーヤが画家になると言い残して失踪。騎士を辞したラファエルは宿場を切り盛りしながら妹の帰りを待った。数年して帰ってきたマーヤは、画家ではなく画家の妻となっていた。夫として紹介されたのはイグナーツ。その頃は無名の画家にすぎなかった彼だが、ラファエルやマーヤ、彼の才能を認めた父や兄に支えられて夢を追い続け、やがてフォドラを代表する画家として大成することとなる。 |
リシテア |
【薄幸の才媛】 実家に戻ったリシテアは、両親に変わって領内の統治に従事。復興に目処がつくと爵位を返上し、両親と共に表舞台から姿を消した。一方、イグナーツは父と兄を説得し、画家として身を立てるべく修行の旅に出ていた。各地で美しい風景や人々の暮らしを書き続けていた彼は、旅先でリシテアと運命的に再会。独自の境地に達しようとしていた彼の絵に魅入られたリシテアは、長くはない余生を彼の画家としての活動を支えることに捧げた。彼の代表作とされる『女神の肖像』に描かれる女神は、リシテアによく似ていたという。 |
イグナーツ |
なし |
レオニー |
【壊刃の再臨】 レオニーは、かつてジェラルトが率いていた傭兵団を継いで一流の傭兵として名を馳せていた。一方、イグナーツは父と兄を説得し、画家として身を立てるべく修業の旅へ出る。各地で美しい風景や人々の暮らしを描き続けた彼は、旅先でレオニーと運命的に再会。平和になって仕事も減ってきたというレオニーは、かつて共に旅をしようと約束したことを思い出し、傭兵団を解散してイグナーツと共に旅をすることを決意する。やがて二人は、まだ見ぬ世界を求めてフォドラを出ることになるが、その後の消息は不明である。 |
マリアンヌ |
---|
金鹿ルート【呪縛解けて前へ】 自領に戻ったマリアンヌは、フォドラの危機を救った英雄として領民から熱烈に迎えられた。義父も彼女の才能を認めて次期領主として再教育。武器よりも言葉こそが力となる、という義父の薫陶を受けた彼女は、フォドラ屈指の弁論家へと変貌を遂げることとなる。 |
エーデルガルト |
---|
なし |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
【貴族の中の貴族】 フェルディナントはエーギル公爵位を取り戻すと、マリアンヌとの婚姻を発表。エドマンド辺境伯家の支援を受けて領内の改革に着手した。二人は決して義父のエドマンド辺境伯に頼りきりにはならず、彼ら自身にできることを少しずつ進め、エーギル公爵領は徐々に復興していく。特にマリアンヌの活躍目覚ましく、領民もフェルディナントも彼女の笑顔を見るために一体となって尽力した。のちにフェルディナントは妻の事績を称えて銅像を造らせたが、妻自身の願いで永久にお蔵入りとなったという。 |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
【穴の開いた知恵袋】 自領に戻ったマリアンヌは、義父から才能を認められ、時期領主として再教育を受けていた。一方、リンハルトは身辺整理をすませると、エドマンド辺境伯領に移り住み、紋章の研究を再開。彼の非凡さを気に入ったエドマンド辺境伯はマリアンヌとの婚姻を認め、研究の支援を約束した。のちに彼はリンハルトに家を継がせようともしたが、激しく拒絶されたため、マリアンヌが爵位を継承。リンハルトが生み出す様々な研究結果はマリアンヌによって領内のあらゆる産業に還元され、人々の暮らしを豊かにしたという。 |
ディミトリ |
---|
【救国の王】 戴冠を受けて正式に王位を継承したディミトリは、統一王としてフォドラの統治と改革に心血を注ぐ。そして即位から数年、彼は心を寄せていたマリアンヌを王妃として迎えた。彼はさまざまな事績を成したが、そこには義父エドマンド辺境伯の薫陶を受けたマリアンヌによる多くの助言があったとされている。のちに病を得て倒れたディミトリは、最期まで妻を残し世を去るのを惜しんだという。「彼と共に過ごした時間は、何にも代えがたい幸福だった」。後年発見された王妃手記には、震える文字でそう記されている。 |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
【正義の一矢】 アッシュは騎士に叙され、ガスパール家の相続を認められる。だが、若く経験の浅い城主を認めぬ民も多く、統治は難航していた。そんなある日、アッシュの元を訪れたのはマリアンヌだった。彼女は義父より学んだ知識を活かし、彼の統治を盤石のものとしてみせる。これを契機に、ガスパール家とエドマンド家は強い信頼で結ばれることとなった。アッシュはある時、なぜ見返りもなく助けてくれたのかとマリアンヌに尋ねた。すると彼女は微笑み、アッシュは支えることが今の自分の夢なのだ、と語ったという。 |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
【世界を繋ぐ王】 共に戦った仲間に後事を託すと、クロードは故郷へと旅立った。フォドラでは一貴族に過ぎなかった彼も、故郷パルミラに戻れば一国の王子である。数年後、パルミラ国王が引退を表明し、クロードが王位を継承。フォドラとの交易路を開拓しようと目論む彼は、その足掛かりとしてエドマンド辺境伯に交渉を申し入れたが、その過程でマリアンヌと再会を果たす。美しく聡明な女性に成長していた彼女は、クロードへの協力を快諾。以後、両国の正式な国交樹立のため奔走した二人には、自ずと愛が育まれ、結ばれることとなった。 |
ローレンツ |
【赤薔薇の貴公子】 グロスタール家の新たな当主となったローレンツは、しばらく自領の復興に注力した後、フォドラ全土の統治にも携わるようになった。優秀な政治家としての評価を得た彼は、突如自身の婚姻を発表する。その相手とは、エドマンド辺境伯の養女マリアンヌ。やり手の義父から領内経営を学んでいた彼女は、ローレンツとの婚姻に伴いフォドラ全土の内政にも参画。特に酪農の振興で大きな成果を挙げたことから、二人は“牛馬の父母”と讃えられた。なお、ローレンツはその名で呼ばれることを喜んでいなかったともいう。 |
ヒルダ |
【自由人】 ヒルダとマリアンヌは実家に戻っても頻繁に手紙を交わし、友情を深めていた。装飾品作りに熱中するヒルダが職人養成学校の創設に着手すると、マリアンヌはその活動を支援。エドマンド辺境伯家の潤沢な財源が注がれ、フォドラ各地にも同様の学校が建てられるほどになる。数多の優秀な職人が育っていったフォドラでは、品質の高い装飾品が大量に生産され出し、重要な交易品としてフォドラに富みをもたらす結果ともなった。なお、当時ヒルダがマリアンヌに贈った装飾品は、フォドラの至宝として後世に受け継がれている。 |
ラファエル |
【レスターの野獣】 ラファエルは、地元の領主に騎士として仕えた後、宿場を開いて働いていた。鳥と食事ができたら楽しいだろうと思いついた彼は、宿場の横にエサ台を設置して“鳥の食堂”の看板を掲げると、これが評判となり遠方からも客が訪れるようになった。そんなある日、鳥と楽しそうに話す女性が現れる。歩み寄るラファエルに笑顔を向けたのは、やはりマリアンヌだった。鳥の食堂の噂を聞き、どうしても見たくなったのだという。ラファエルに請われて宿場に留まった彼女は、鳥と話せる女将として、宿場を繁盛させることとなる。 |
リシテア |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
【紋章学の父】 戦後、マリアンヌは実家に戻ったが、ハンネマンとは頻繁に手紙をかわして親交を深めていた。紋章学の研究を続けていたハンネマンが資金難に陥ると、マリアンヌは彼を養父と引き合わせて研究活動を支援した。やがて彼の研究は実を結び、紋章を持たずとも同等の力を使える「魔道具」を発明。エドマンド辺境伯の財力によって量産され、フォドラの発展に大きく貢献した。更にハンネマンは、戦闘以外で紋章の力を生かすための平和的紋章学を創始。その研究成果をもって後年、爵位を継いだマリアンヌを支えた。 |
セテス |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
レオニー |
---|
金鹿ルート【壊刃の再臨】 レオニーは、かつてジェラルトが率いていた傭兵団と合流、一番弟子として傭兵団長の座と”壊刃”異名を継ぐことになる。成長したレオニーは大酒飲みとしても名を馳せ、各地の酒場にツケを作り続けた結果、”女ジェラルト”として恐れられるようになった。 |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
【流浪の剣】 <青獅子ルート> レオニーは、ジェラルトが率いていた傭兵団を継ぎ、一流の傭兵として名を馳せる。ある時そんな彼女を雇ったのは、フラルダリウス公爵位を継承したフェリクスだった。フェリクスはレオニーの腕を誰よりも信頼し、彼女に重要な仕事を数多く任せる。そのうちに、レオニーはフラルダリウス領に拠点を置くようになり、フェリクスとも、気づけば何とはなしに一緒にいる間柄になっていた。二人はよく酒を酌み交わしたが、大酒飲みで知られたレオニーの酒代は、フェリクスが報酬からきっちりと天引きしていたという。 <青獅子ルート以外> 終戦後、フェリクスは貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選んだフェリクスは、相棒として認めていたレオニーと共に流浪の傭兵となる。持ち味の異なる戦い方がうまく噛み合い、向かうところ敵なしの二人。やがてジェラルトが率いていた傭兵団も合流、二人はその頭目となり、最強の傭兵団として名を馳せた。だが、戦後の混乱期を過ぎてフォドラの治安が落ち着き始めると仕事は激減。部下を養えず困り果てた二人は、苦肉の策で旅芸人に転身。武技を生かした超人的な大道芸で、再びフォドラで名を馳せることとなる。 |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
【世界を繋ぐ王】 故郷のサウィン村に戻って借金を返したレオニーは、父に行き先も告げず再び村を出た。数年後、フォドラとパルミラの国交が開かれると同時に、ガルグ=マクを訪れるパルミラ国王の一行が、視察のためこの村にも立ち寄るとの知らせが届く。村では大慌てで歓迎の準備が進められ、いざ出迎えたパルミラ国王の傍らには、なぜかレオニーの姿があった。彼女はパルミラに戦友クロードを訪ね、彼が王位を継ぐと王妃として迎えられたらしい。美しく着飾ったレオニーを見た父と村人たちは、ただ唖然とするしかなかったという。 |
ローレンツ |
【赤薔薇の貴公子】 グロスタール家の新たな当主となったローレンツは、しばらく自領の復興に注力した後、フォドラ全土の統治にも携わるようになっていた。政治家としての名声を得た彼は、突如自身の婚姻を発表する。その相手とは、傭兵として名を馳せていたレオニーだった。彼らを知る者たちは、異色の組み合わせに騒然となったが、長く戦場を共にして愛を育んでいた彼らには、必然の結果だったらしい。二人はそれぞれの強みを生かしてフォドラの繁栄のために貢献。数々の功績を残してフォドラの歴史に名を刻んだ。 |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
【レスターの野獣】 レオニーは、かつてジェラルトが率いていた傭兵団を継いで一流の傭兵として名を馳せるようになったが、稼いだ金を故郷の村に送っていたため、金欠は相変わらずだった。ある日、とある宿場で金もないのに酒を飲んでいたが、そこに用心棒らしき男が現れる。彼こそラファエルで、レオニーはツケで飲める場所が見つかったことを喜び、入り浸るようになった。ツケが莫大となって返済が不可能になると、レオニーは住み込みで働くことに。やがて自然な流れでラファエルと一緒になり、何とも平和に暮らしたという。 |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
【色彩の旅人】 レオニーは、かつてジェラルトが率いていた傭兵団を継いで一流の傭兵として名を馳せていた。一方、イグナーツは父と兄を説得し、画家として身を立てるべく修業の旅へ出る。各地で美しい風景や人々の暮らしを描き続けた彼は、旅先でレオニーと運命的に再会。平和になって仕事も減ってきたというレオニーは、かつて共に旅をしようと約束したことを思い出し、傭兵団を解散してイグナーツと共に旅をすることを決意する。やがて二人は、まだ見ぬ世界を求めてフォドラを出ることになるが、その後の消息は不明である。 |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
【大司教の片腕】 戦後、セテスが大司教補佐として教団の再建に努める一方、レオニーはかねての希望通り一流の傭兵となるべく各地を渡り歩く生活に入った。異なる道を歩む二人に接点はなくなったかに見えたが、やがてそれぞれの目的が達せられた頃、彼らは申し合わせたように引退を宣言。表舞台から忽然と姿を消した。後年、山間の小さな村で、二人によく似た夫婦が目撃される。彼らは毎日のように川魚を釣り上げては、大量に料理を作って、村人や旅人に振る舞っていた。そんな二人の表情はいつも和やかで幸福に満ちていたという。 |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
【騎士団の太陽】 レオニーは、かつてジェラルトが率いていた傭兵団と合流、傭兵団長の座と“壊刃”の異名を受け継いだ。だが、どの街へ出かけてもジェラルトが酒場に残したツケを催促される日々。ツケを押し付けたアロイスに腹が立ち始めたレオニーは、せめてツケの半分を突っ返してやろうと、ガルグ=マクを訪ねる。セイロス騎士団の団長に就任していたアロイスは、笑顔でレオニーを出迎えた。その羽振りのよさそうな姿を見たレオニーは、すべてのツケを返上。気兼ねなく酒場に行けるようになった結果、大酒飲みへと変貌していく。 |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
【異境の射手】 レオニーは、かつてジェラルトが率いていた傭兵団と合流、傭兵団長の座を受け継いだ。ある日、盗賊から襲撃予告を受けた貴族が、レオニーに護衛を依頼してきた。見せられた予告状には、貴族の悪事を糾弾する文章と、見覚えのある蜘蛛の絵。予告当日、現れたのは、レオニーの予想通りシャミアだった。再会に歓喜したレオニーは、迷わず貴族を縛り上げてシャミアを傭兵団に勧誘。こうしてフォドラ史上最強ともいわれる傭兵団が誕生した。その団旗には精緻な蜘蛛の絵と、蜘蛛らしき何かの絵が染め抜かれていたという。 |
マヌエラ |
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黒鷲-教団ルート【奇跡の歌姫】 ガルグ=マクを出たマヌエラは、多大な戦禍を被ったとある街に移り住み、そこで学校を開く。街の復興に尽力しつつ、子供らが生きる街を得るために教鞭を執り続けた。彼女は生涯独身を貫いたが、多くの子供に囲まれ、騒がしくも幸せな晩年を過ごしたという。 |
黒鷲-帝国ルート【奇跡の歌姫】 ガルグ=マクを出たマヌエラは、多大な戦禍を被ったとある街に移り住み、そこで学校を開く。街の復興に尽力しつつ、子供らが生きる街を得るために教鞭を執り続けた。彼女は生涯独身を貫いたが、多くの子供に囲まれ、騒がしくも幸せな晩年を過ごしたという。 |
青獅子ルート ガルグ=マクを出たマヌエラは、多大な戦禍を被ったとある街に移り住み、そこで学校を開く。街の復興に尽力しつつ、子供らが生きる街を得るために教鞭を執り続けた。彼女は生涯独身を貫いたが、多くの子供に囲まれ、騒がしくも幸せな晩年を過ごしたという。 |
金鹿ルート【奇跡の歌姫】 ガルグ=マクを出たマヌエラは、多大な戦禍を被ったとある街に移り住み、そこで学校を開く。街の復興に尽力しつつ、子供らが生きる街を得るために教鞭を執り続けた。彼女は生涯独身を貫いたが、多くの子供に囲まれ、騒がしくも幸せな晩年を過ごしたという。 |
エーデルガルト |
---|
【炎の女帝】 エーデルガルトは新生アドラステア帝国の皇帝として、生涯をフォドラの統治に捧げた。身分制度を変革し、人々が自立した社会を目指す彼女を支え、その助けとなったのは、皇帝の顧問に任じられたマヌエラであった。マヌエラは歌姫や教師であった頃の人脈を活用し、宮城では多くの後進の指導に当たり、また医師としてエーデルガルトの健康にも気遣うなど、多彩な才能を発揮。エーデルガルトにとってなくてはならない存在となる。二人は共に生涯独身を貫いたが、逆にそれが彼らの浅からぬ仲を想起させたという。 |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
【愛しき人のために】 存続の危機に合ったミッテルフランク歌劇団は、マヌエラとドロテア、二人の歌姫を擁して瞬く間に再建された。彼らは戦後の復興に立ち上がると、フォドラ各地の街を巡りながら、歌劇で人々を慰撫すると共に、その収益を使って復興事業を支援する。時には陣頭に立って作業を手伝うこともあったという。やがて戦争の爪痕が薄らいでくると、立役者となった二人は歌劇団から姿を消した。一緒の舞台に立つという夢を叶えた彼らは、残る人生を互いのためだけに紡いでいく。その生は、きっと輝いていたことだろう。 |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
なし |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
【赤薔薇の貴公子】 グロスタール家の新たな当主となったローレンツは、しばらく自領の復興に注力した後、フォドラ全土の統治にも携わるようになっていた。政治家としての名声を得た彼は、突如自身の婚姻を発表する。その相手とは、とある街で学校を開いていたマヌエラだった。戦災に苦しむ子供に明るい未来を見せたい、そんなマヌエラの願いを叶えるため、ローレンツも全力で支援。同様の学校をフォドラ各地に創設し、フォドラの復興と発展に大きく貢献した。彼らの功績を讃え、すべての学校には二人の銅像が建てられている。 |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
【紋章学の父】 <黒鷲-帝国ルート> 戦後すぐに、ハンネマンとマヌエラは結婚した。二人の門出は、多くの元生徒たちに祝福された非常に印象深いものだったという。帝国の管理下で教団の変革と再建が進むと、ガルグ=マクでも士官学校が再開。騎士団が解体され、貴族の支配を是としない新たなセイロス教会の下で、士官学校もその性質を変えた。身分に関係なく広く門戸を開き、様々な分野の学問や、日々の生活に役立つ技術などをも教えるようになった学校で、二人は再び教師として働き出す。彼らが仲睦まじく口喧嘩をする光景が、帰ってきたのだった。 <黒鷲-帝国ルート以外> 戦後すぐに、ハンネマンとマヌエラは結婚した。二人の門出は、多くの元生徒たちに祝福された非常に印象深いものだったという。ガルグ=マク大修道院の復興が進むと、士官学校も再開。新たな指導者の下、以前よりも広く門戸を開き、様々な立場の者を受け入れ始めた学校で、二人は再び教師として働き出す。彼らが仲睦まじく口喧嘩をする光景が、帰ってきたのだった。彼らの仲にあてられ、大修道院内では同僚と結婚する者たちが続出するのだが、それはまた、別の話である。 |
セテス |
【大司教の片腕】 <黒鷲-教団ルート> 戦後、セテスは教団再建のため大修道院に留まることを決めたが、マヌエラは別れを惜しみつつ大修道院を出ていった。数年を経て教団の再建に目処が立った頃、マヌエラから近況を伝える手紙が届く。彼女は戦禍を被った小さな街で、子供らのために学校を開いたという。改めてマヌエラの心の美しさに気付かされたセテスは、教団の職務を辞すとマヌエラの元へ向かい、学校の運営に協力したいこと、そして彼女を妻にしたいことを伝えた。マヌエラはそれを許諾、多くの子供に祝福されて二人はついに結ばれたのだった。 |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
ハンネマン |
---|
黒鷲-教団ルート フォドラの形が変わっても、ハンネマンのやるべきことは変わらなかった。紋章の仕組みを解明し、紋章による社会の不平等を解消する。やがて彼の研究は実を結び、紋章を持たずとも同等の力を使える「魔道具」を発明。紋章学の父は、魔道具の父になった。 |
黒鷲-帝国ルート【紋章学の父】 フォドラの形が変わっても、ハンネマンのやるべきことは変わらなかった。紋章の仕組みを解明し、紋章による社会の不平等を解消する。やがて彼の研究は実を結び、紋章を持たずとも同等の力を使える「魔道具」を発明。紋章学の父は、魔道具の父になった。 |
青獅子ルート フォドラの形が変わっても、ハンネマンのやるべきことは変わらなかった。紋章の仕組みを解明し、紋章による社会の不平等を解消する。やがて彼の研究は実を結び、紋章を持たずとも同等の力を使える「魔道具」を発明。紋章学の父は、魔道具の父になった。 |
金鹿ルート【紋章学の父】 フォドラの形が変わっても、ハンネマンのやるべきことは変わらなかった。紋章の仕組みを解明し、紋章による社会の不平等を解消する。やがて彼の研究は実を結び、紋章を持たずとも同等の力を使える「魔道具」を発明。紋章学の父は、魔道具の父になった。 |
エーデルガルト |
---|
【炎の女帝】 エーデルガルトは新生アドラステア帝国の皇帝として、生涯をフォドラの統治に捧げた。身分制度を変革し、人々が自立した社会を目指す彼女を大いに助けたのは、ついに身を結んだハンネマンの研究だった。紋章の仕組みを解明し、紋章による社会の不平等を解消することを目指した彼は、紋章を持たずとも同等の力を使える「魔道具」を発明。それをエーデルガルトが統治に役立てることで、二人の夢は現実となった。同じ未来を見て手を取り合った彼らの仲が、格別に睦まじかったのは、想像に難くない。 |
ヒューベルト |
なし |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
なし |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
【薄幸の才媛】 戦いが終わり、父母の待つコーデリア家へ戻るリシテアの隣には、ハンネマンの姿があった。二人は大修道院から場所を変えて研究を続け、彼女の命短き運命を変えるべく知恵と力を合わせた。数年を経てその研究はついに実り、リシテアは体から紋章を消すことで、かつて有していたはずの寿命を取り戻す。その後、彼女は爵位を返上して平民になった上で、ハンネマンと共に紋章の研究を続行。ハンネマンが没しても彼の後を引き継ぎ、紋章学の分野で様々な功績を成して、“紋章学の申し子”と呼ばれるまでとなる。 |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
【呪縛解けて前へ】 戦後、マリアンヌは実家に戻ったが、ハンネマンとは頻繁に手紙をかわして親交を深めていた。紋章学の研究を続けていたハンネマンが資金難に陥ると、マリアンヌは彼を養父と引き合わせて研究活動を支援した。やがて彼の研究は実を結び、紋章を持たずとも同等の力を使える「魔道具」を発明。エドマンド辺境伯の財力によって量産され、フォドラの発展に大きく貢献した。更にハンネマンは、戦闘以外で紋章の力を生かすための平和的紋章学を創始。その研究成果をもって後年、爵位を継いだマリアンヌを支えた。 |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
【奇跡の歌姫】 <黒鷲-帝国ルート> 戦後すぐに、ハンネマンとマヌエラは結婚した。二人の門出は、多くの元生徒たちに祝福された非常に印象深いものだったという。帝国の管理下で教団の変革と再建が進むと、ガルグ=マクでも士官学校が再開。騎士団が解体され、貴族の支配を是としない新たなセイロス教会の下で、士官学校もその性質を変えた。身分に関係なく広く門戸を開き、様々な分野の学問や、日々の生活に役立つ技術などをも教えるようになった学校で、二人は再び教師として働き出す。彼らが仲睦まじく口喧嘩をする光景が、帰ってきたのだった。 <黒鷲-帝国ルート以外> 戦後すぐに、ハンネマンとマヌエラは結婚した。二人の門出は、多くの元生徒たちに祝福された非常に印象深いものだったという。ガルグ=マク大修道院の復興が進むと、士官学校も再開。新たな指導者の下、以前よりも広く門戸を開き、様々な立場の者を受け入れ始めた学校で、二人は再び教師として働き出す。彼らが仲睦まじく口喧嘩をする光景が、帰ってきたのだった。彼らの仲にあてられ、大修道院内では同僚と結婚する者たちが続出するのだが、それはまた、別の話である。 |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
セテス |
---|
黒鷲-教団ルート【志を継ぎし者】 セテスはその後も大修道院に留まり、セイロス聖教会の権威回復に努めた。かつてのような厳格さは鳴りを潜め、何事においても寛大な措置をとるように運営方針を転換。異教徒の信仰も尊重するよう指導したことで、フォドラの閉鎖的風潮は徐々に解消されていった。 |
黒鷲-帝国ルート なし |
青獅子ルート【大司教の片腕】 セテスはその後も大修道院に留まり、セイロス聖教会の権威回復に努めた。かつてのような厳格さは鳴りを潜め、何事においても寛大な措置をとるように運営方針を転換。異教徒の信仰も尊重するよう指導したことで、フォドラの閉鎖的風潮は徐々に解消されていった。 |
金鹿ルート【志を継ぎし者】 セテスはその後も大修道院に留まり、セイロス聖教会の権威回復に努めた。かつてのような厳格さは鳴りを潜め、何事においても寛大な措置をとるように運営方針を転換。異教徒の信仰も尊重するよう指導したことで、フォドラの閉鎖的風潮は徐々に解消されていった。 |
エーデルガルト |
---|
なし |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
【永遠の引き籠もり】 戦後、セテスは大修道院に留まり、引き続き教団の再建に努めた。一方、ヴァーリ伯爵位の継承権を放棄したベルナデッタは、大修道院に居着いて引き籠もり生活に入った。セテスは職務の合間に寓話を創作して教会に提供していた、それが好評を博して手応えを感じた彼は、教団の再建が一段落すると職務を辞し、寓話作家に転身。フォドラの未来を担う子供たちに向けた寓話を何作も生み出した。なお、彼の作品は挿し絵も評価されているが、その作者について聞かれても「引き籠もりの妻が」としか答えなかったという。 |
カスパル |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
なし |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
【“清廉”の騎士】 イングリットはガラテア伯に背中を押され、家を出て王家に騎士として仕えた。ファーガスは聖教会と連携して数々の政策を推し進めるが、イングリットは積極的に教団との橋渡し役を担ったという。対する教団側で王国との折衝を担ったセテスは、そんなイングリットを他の誰よりも信頼し、彼女と共に、教団の権威回復とフォドラの繁栄、戦災復興のため努めた。やがて成すべきことを終えた二人は、とある小さな村で共に暮らし始める。日がな農耕や釣りに興じ、穏やかな余生を送ったという。 |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
【自由人】 戦後、セテスは教団の再建に努める一方で、子供向けの寓話を書き続けていた。しかし彼が望む挿し絵を描ける者が見つからず、世に出さぬまま書き留める日々を送る。そんなある日、自領に戻っていたはずのヒルダが、ガルグ=マクに現れる。セテスの寓話が埋もれている現状を嘆いた彼女は、セテスに請われるまま挿し絵の制作に没頭。そうして完成した寓話は、セテスとヒルダの連名で各地の教会に次々と提供された。フォドラ中の子供たちが夢中になって読んだそれらの作品は、その子や孫の代まで親しまれる名作となった。 |
ラファエル |
なし |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
【壊刃の再臨】 戦後、セテスが大司教補佐として教団の再建に努める一方、レオニーはかねての希望通り一流の傭兵となるべく各地を渡り歩く生活に入った。異なる道を歩む二人に接点はなくなったかに見えたが、やがてそれぞれの目的が達せられた頃、彼らは申し合わせたように引退を宣言。表舞台から忽然と姿を消した。後年、山間の小さな村で、二人によく似た夫婦が目撃される。彼らは毎日のように川魚を釣り上げては、大量に料理を作って、村人や旅人に振る舞っていた。そんな二人の表情はいつも和やかで幸福に満ちていたという。 |
マヌエラ |
---|
【奇跡の歌姫】 <黒鷲-教団ルート> 戦後、セテスは教団再建のため大修道院に留まることを決めたが、マヌエラは別れを惜しみつつ大修道院を出ていった。数年を経て教団の再建に目処が立った頃、マヌエラから近況を伝える手紙が届く。彼女は戦禍を被った小さな街で、子供らのために学校を開いたという。改めてマヌエラの心の美しさに気付かされたセテスは、教団の職務を辞すとマヌエラの元へ向かい、学校の運営に協力したいこと、そして彼女を妻にしたいことを伝えた。マヌエラはそれを許諾、多くの子供に祝福されて二人はついに結ばれたのだった。 |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
フレン |
【眠り姫】 フレンは戦後まもなく姿を消したが、セテスはその後も大司教補佐として大修道院に留まり、教団の権威回復に努めた。かつての厳格さは鳴りを潜め、何事においても寛大な措置を取るように運営方針を転換。時代に即した教義の改革を妥協なく推し進め、信徒に混乱のないことを見届けてから大修道院を去った。それから数百年を経て、すっかり様変わりしたフォドラに、古風な装いの男女が現れる。女は傍らの男に尋ねた。「この時代では、お父様と呼んでもよろしくて?」男は答える。「やはり兄妹のほうが自然ではないか?」 |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
フレン |
---|
黒鷲-教団ルート 戦後まもなくフレンは姿を消し、彼女が確かに存在したという証拠も徐々に風化していった。それから幾星霜を経て、すっかり様変わりしたフォドラの大地に、一人の少女が現れる。彼女は傍らに立つ男に尋ねた。「この時代では、お父様と呼んでもよろしくて?」 |
黒鷲-帝国ルート なし |
青獅子ルート 戦後まもなくフレンは姿を消し、彼女が確かに存在したという証拠も徐々に風化していった。それから幾星霜を経て、すっかり様変わりしたフォドラの大地に、一人の少女が現れる。彼女は傍らに立つ男に尋ねた。「この時代では、お父様と呼んでもよろしくて?」 |
金鹿ルート【眠り姫】 戦後まもなくフレンは姿を消し、彼女が確かに存在したという証拠も徐々に風化していった。それから幾星霜を経て、すっかり様変わりしたフォドラの大地に、一人の少女が現れる。彼女は傍らに立つ男に尋ねた。「この時代では、お父様と呼んでもよろしくて?」 |
エーデルガルト |
---|
なし |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
【貴族の中の貴族】 フェルディナントは正式にエーギル公爵位を継ぐと、フレンとの婚姻を発表。同時に領内の改革に着手した。二人は何事にも協力して当たり、エーギル公爵領の一日も早い復興を願って尽力した。常に全力で政務に臨むフェルディナントと、儚げながらも心優しいフレンに領民たちも応え、領地は急速な発展を遂げることになる。しかし発展した本当の理由は、片時も離れない領主夫妻の仲にあてられて結婚する者が続出し、前代未聞の人口増が起こったからだという者もいる。 |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
【穴の開いた知恵袋】 戦後まもなくフレンはガルグ=マクから姿を消し、同時にリンハルトもヘヴリング伯爵位の継承権を放棄して領地を出奔した。二人の行方はようとして知れなかったが、それから十数年後、再建された士官学校に一人の少女が入学する。いつも眠そうで、どこか古風な装いの彼女は、セスリーンの大紋章を宿していた。そして次の年も、そのまた次の年も、セスリーンの大紋章を宿す少年少女が続々と入学。姉妹兄弟であろう彼らの存在は紋章学者たちの注目を集めたが、彼らの素性が公表されることはなかったようである。 |
ディミトリ |
---|
【救国の王】 ディミトリは戴冠を受けて正式に王位を継承し、その生涯をフォドラの統治と改革に捧げた。やがて彼は、聖教会の要人の一人であるフレンを妃に迎える。彼らの婚姻を政略結婚だと捉える者も少なくなかったが、彼らの間には確かな愛情があったという。ディミトリは政務や調練の記録を除き、私的な記録をほとんど残さなかった。そんな彼が唯一残した手記には、ただ、王妃の作る料理の味についてばかりが書き留められている。彼らの過ごした日々が暖かく安らぎに満ちたものだったことは、想像に難くない。 |
ドゥドゥー |
【寡黙なる忠義】 戦争の終結後、王都へ戻ったドゥドゥーは、国王ディミトリの従者として、その治世を支えた。そんな彼を、手製の食事で労ったのが、彼の妻となったフレンだった。結婚当初は、ドゥドゥーにとってつらい日々が続いたが、彼は根気よく妻の料理修行に付き合った。その結果、ついにフレンは料理の才に目覚め、あろうことか料理人に転身。その料理を口にした多くの者が、彼女の作り出す独創的な味の虜になったという。「次はこのお料理を作りますわよ」と意気込む妻を、ドゥドゥーは暖かい目で見守った。 |
フェリクス |
【流浪の剣】 <青獅子ルート> 亡父ロドリグの跡を継ぎ、フラルダリウス公爵となったフェリクスは、フレンを妻として迎えた。懸命に領地の復興に取り組む若き公爵と、領民たちに慈悲深く接する公爵夫人とは、人々から広く愛されるようになる。フェリクスは王の片腕として剣を振るい続けるが、ディミトリの崩御後は一線を退き、フレンと共に領地で静かな余生を送ったといわれている。その後、彼の剣が人を斬ることはなくなったが、時折思い出したかのように剣を抜いては、見事な剣技で薪や果物を切って見せ、フレンを喜ばせたという。 <青獅子ルート以外> 終戦後もフォドラ各地では小競り合いが続いていた。戦いの場が残っていると知ったフェリクスは、貴族の身分を捨て、剣一本で身を立てる道を選ぶ。死に場所を求めるように戦い続けるうち、ガルグ=マクへと辿り着いた。彼は、フレンと偶然の再会を果たした。フレンは、フェリクスが今なお人を斬るために剣を振るい続けていることに心を痛め、彼と共に旅をしたいと言い出したという。その後の彼らの行方を知る者は誰もいないが、戦場に死を振りまいたというある剣士の記録はその頃を境にぱたりと途絶えている。 |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
ハンネマン |
---|
なし |
セテス |
【大司教の片腕】 フレンは戦後まもなく姿を消したが、セテスはその後も大司教補佐として大修道院に留まり、教団の権威回復に努めた。かつての厳格さは鳴りを潜め、何事においても寛大な措置を取るように運営方針を転換。時代に即した教義の改革を妥協なく推し進め、信徒に混乱のないことを見届けてから大修道院を去った。それから数百年を経て、すっかり様変わりしたフォドラに、古風な装いの男女が現れる。女は傍らの男に尋ねた。「この時代では、お父様と呼んでもよろしくて?」男は答える。「やはり兄妹のほうが自然ではないか?」 |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
ツィリル |
---|
黒鷲-教団ルート レアを守るという名分を失ったツィリルは教団を去ろうとしたが、周囲の説得を受けて大修道院の再建事業に加わることとなる。彼の献身的な働きもあり、数年後には士官学校も再開。大広間に居並ぶ新入生の中には新たな門出に臨むツィリルの姿もあった。 |
黒鷲-帝国ルート なし |
青獅子ルート レアを守るという名分を失ったツィリルは教団を去ろうとしたが、周囲の説得を受けて大修道院の再建事業に加わることとなる。彼の献身的な働きもあり、数年後には士官学校も再開。大広間に居並ぶ新入生の中には新たな門出に臨むツィリルの姿もあった。 |
金鹿ルート【無限への飛躍】 レアを守るという名分を失ったツィリルは教団を去ろうとしたが、周囲の説得を受けて大修道院の再建事業に加わることとなる。彼の献身的な働きもあり、数年後には士官学校も再開。大広間に居並ぶ新入生の中には新たな門出に臨むツィリルの姿もあった。 |
エーデルガルト |
---|
なし |
ヒューベルト |
なし |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
なし |
カスパル |
なし |
ペトラ |
【精霊の島の女王】 故郷のブリギット諸島に戻ったペトラは、祖父から王位を継ぐと、フォドラへの従属状態の解消を宣言。その後は、フォドラとの友好的な交流に力を尽くした。数年後、フォドラ西端の都市ヌーヴェルに、セイロス聖教会の新たな教会が創立される。ブリギットなど西域の国々との交流を使命とするその教会に派遣されてきた司祭は、なんとツィリルだった。公務で会う機会の増えたペトラとツィリルは、密かに愛を育んだのち婚姻を発表。彼らはフォドラとブリギットを繋ぐ象徴として、多くの者から祝福された。 |
リンハルト |
なし |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
【正義の一矢】 戦後、アッシュは騎士の位に叙され、後継者のいなかったガスパール家の家督相続を認められた。だが、若く経験の浅い城主を認めぬ民も多く、統治は難航していた。そんな中で彼を助けたのは、士官学校を卒業し、立派な青年に成長したツィリルだった。ツィリルは、独自の視点からアッシュに数々の助言を与え、彼を立派な城主へと成長させる。徐々に領民もアッシュを認め、ガスパール領は繁栄を極めていった。その後も、二人は生涯を通じて親友であり続け、互いの危地には必ず駆けつけたといわれている。 |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
【自由人】 自領に戻ったヒルダは、趣味が高じて装飾品の職人養成学校を設立し、その運営に専念していた。一方、ツィリルは周囲の勧めもあって士官学校に入学、騎士となる道を歩む。数年が過ぎ、寄進のため久しぶりに大修道院を訪れたヒルダは、セイロス騎士団に加わっていたツィリルと再会。お互いの成長した姿に心奪われた二人はごく自然な流れで愛を育むこととなった。やがてヒルダの兄ホルストに招かれたツィリルは、ゴネリル家の騎士に転身。当主の義弟として、隣国パルミラとの折衝役を担い、大いに活躍することとなる。 |
ラファエル |
なし |
リシテア |
【薄幸の才媛】 自領に戻ったリシテアは、父母を助けて領地の復興に努めた。一方、ツィリルは周囲の勧めで士官学校に入学、やがてセイロス騎士団の一員となる。数年後、コーデリア家の爵位を返上したリシテアは、教団への報告のため久しぶりに大修道院を訪れ、そこでツィリルと再会。リシテアに想いを寄せていたツィリルは求婚したが、彼女は自身の短命を告白して受けようとしなかった。しかし、ツィリルは諦めず、根負けしたリシテアは余生を共に生きる道を選ぶ。その後の消息は定かではないが、幸福なまま生涯を終えたと伝わる。 |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
なし |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
【異境の射手】 戦後ほどなくしてシャミアとツィリルは軍中から姿を消した。再建を進めるセイロス騎士団は二人の行方を探ったが、ついに見つけられず、貴重な人材の消失を嘆いた。一方、フォドラの各地では二人組の義賊が世間を騒がせるようになる。彼らの狙いは新しい指導者に従わず私腹を肥やす者、民を虐げる悪人らであった。騎士団も当初、訴えを受けて調べたが、悪事を暴き、多くの民に歓迎される義賊を積極的に捕らえようという者は少なかった。義賊が二人とも凄腕の射手だという噂が立ってからは、尚更だったという。 |
カトリーヌ |
---|
黒鷲-帝国ルート なし |
青獅子ルート【赤き谷の守り手】 カトリーヌはセイロス騎士を辞めると、レアが大司教の座を降りて隠棲するのに付き従った。レアを守る、ただそれだけのために生きた。”雷霆”を手放すことはなかったが、彼女の古き異名は失われ、新たにこう呼ばれるようになる……”赤き谷の守り手”と。 |
金鹿ルート【自由の剣】 カトリーヌはセイロス騎士を辞めると、”雷霆”を携えてフォドラを旅するようになる。各地で弱者を守り、悪を成敗して回った彼女は、やがて”自由騎士”の称号を贈られる。人々に愛され、讃えられる自由な剣が、そこにはあった。 |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
なし |
アロイス |
【騎士団の太陽】 アロイスは正式にセイロス騎士団の団長に就任する。カトリーヌもまた、セイロス騎士団の一員として、アロイスと共に各地の戦場で"雷霆"を振るった。アロイスは、大らかな性格で多くの者たちに慕われたが、その人の善さゆえに彼を陥れようとする者も少なくはなかった。状況を見かねたカトリーヌは、団長補佐を買って出ると、常にアロイスの傍らに控えて、彼を騙そうとする輩に目を光らせ、時に成敗した。優しすぎる団長と怖すぎる団長補佐の二人はその後も騎士団を大いに盛り立てたという。 |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
【異境の射手】 セイロス騎士団を辞めたカトリーヌとシャミアは、改めて互いを生涯の相棒と定める。そして二人だけの気ままな旅に出たが、彼らは二人で一つであり、二人が道を違えることは二度となかった。彼らはフォドラ各地を渡り歩き、海を越えてシャミアの故郷ダグザまで到達した。その途上では様々な困難が立ちはだかり、あるいは自ら事件に首を突っ込んで人助けをすることもあった。だが、カトリーヌの“雷霆”が振るわれ、シャミアの矢が放たれた後に、立っていられる敵などいなかったという。 |
アロイス |
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黒鷲-教団ルート アロイスはすべての戦いが終わった後、正式にセイロス騎士団の団長へと就任した。彼の人柄は多くの部下に愛され、セイロス騎士団はこれまでにない強い結束を見せる。そんなセイロス騎士団の活躍ぶりはジェラルトが団長を務めた時代を凌ぐほどだったという。 |
黒鷲-帝国ルート【ただ家族の元へ】 アロイスはすべての戦いが終わった後、正式にセイロス騎士団の団長へと就任した。彼の人柄は多くの部下に愛され、セイロス騎士団はこれまでにない強い結束を見せる。そんなセイロス騎士団の活躍ぶりはジェラルトが団長を務めた時代を凌ぐほどだったという。 |
青獅子ルート アロイスはすべての戦いが終わった後、正式にセイロス騎士団の団長へと就任した。彼の人柄は多くの部下に愛され、セイロス騎士団はこれまでにない強い結束を見せる。そんなセイロス騎士団の活躍ぶりはジェラルトが団長を務めた時代を凌ぐほどだったという。 |
金鹿ルート【騎士団の太陽】 アロイスはすべての戦いが終わった後、正式にセイロス騎士団の団長へと就任した。彼の人柄は多くの部下に愛され、セイロス騎士団はこれまでにない強い結束を見せる。そんなセイロス騎士団の活躍ぶりはジェラルトが団長を務めた時代を凌ぐほどだったという。 |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
【慈愛の微笑み】 メルセデスは家を飛び出してガルグ=マクの修道士となり、アロイスはジェラルトの後任として、正式にセイロス騎士団を率いる団長に就任した。二人はそれぞれに多忙な日々を送っていたが、アロイスは度々メルセデスに怪談の披露を依頼していた。その成果か否かは定かではないが、アロイスが率いる騎士団は、どのような任務でも勇敢に戦ったという。このような逸話のためか、騎士たちはメルセデスを陰の功労者として"勝利の女神"などと讃えたが、当の本人は怪談を披露する場を純粋に楽しんでいたという。 |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
クロード |
---|
なし |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
なし |
リシテア |
なし |
イグナーツ |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
【壊刃の再臨】 レオニーは、かつてジェラルトが率いていた傭兵団と合流、傭兵団長の座と“壊刃”の異名を受け継いだ。だが、どの街へ出かけてもジェラルトが酒場に残したツケを催促される日々。ツケを押し付けたアロイスに腹が立ち始めたレオニーは、せめてツケの半分を突っ返してやろうと、ガルグ=マクを訪ねる。セイロス騎士団の団長に就任していたアロイスは、笑顔でレオニーを出迎えた。その羽振りのよさそうな姿を見たレオニーは、すべてのツケを返上。気兼ねなく酒場に行けるようになった結果、大酒飲みへと変貌していく。 |
ハンネマン |
---|
なし |
セテス |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
なし |
カトリーヌ |
【自由の剣】 アロイスは正式にセイロス騎士団の団長に就任する。カトリーヌもまた、セイロス騎士団の一員として、アロイスと共に各地の戦場で"雷霆"を振るった。アロイスは、大らかな性格で多くの者たちに慕われたが、その人の善さゆえに彼を陥れようとする者も少なくはなかった。状況を見かねたカトリーヌは、団長補佐を買って出ると、常にアロイスの傍らに控えて、彼を騙そうとする輩に目を光らせ、時に成敗した。優しすぎる団長と怖すぎる団長補佐の二人はその後も騎士団を大いに盛り立てたという。 |
アロイス |
なし |
ギルベルト |
なし |
ギルベルト |
---|
黒鷲-教団ルート ギルベルトは王都に戻ると、国王ディミトリに再び騎士として仕え、その統治をよく助けた。戦争の終結から数年、王国の安定を見届けたギルベルトは一線を退く。以降は、幼い王子に武芸や用兵を教えながら、その余生を穏やかに過ごしたという。 |
黒鷲-帝国ルート ギルベルトは王都に戻ると、国王ディミトリに再び騎士として仕え、その統治をよく助けた。戦争の終結から数年、王国の安定を見届けたギルベルトは一線を退く。以降は、幼い王子に武芸や用兵を教えながら、その余生を穏やかに過ごしたという。 |
青獅子ルート【護国の老騎士】 ギルベルトは王都に戻ると、国王ディミトリに再び騎士として仕え、その統治をよく助けた。戦争の終結から数年、王国の安定を見届けたギルベルトは一線を退く。以降は、幼い王子に武芸や用兵を教えながら、その余生を穏やかに過ごしたという。 |
金鹿ルート ギルベルトは王都に戻ると、国王ディミトリに再び騎士として仕え、その統治をよく助けた。戦争の終結から数年、王国の安定を見届けたギルベルトは一線を退く。以降は、幼い王子に武芸や用兵を教えながら、その余生を穏やかに過ごしたという。 |
ドゥドゥー |
---|
なし |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
【花開く努力】 偽りの名を捨てたギルベルトは、王家の騎士ギュスタヴとして、再び国王ディミトリに忠誠を誓った。王都フェルディアに戻ったギュスタヴは、ドミニク男爵の元に身を寄せていた妻と、そして王都の魔道学院で教師として働き始めた愛娘アネットと、かつてのように3人で暮らすようになる。初めこそ、どこかぎこちなかった家族の会話にも、時と共に笑顔と朗らかさが戻っていった。戦乱の影がさった王国で、3人はこれまでの日々を取り戻すように、穏やかで幸福な日々を送ったという。 |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
シャミア |
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黒鷲-教団ルート 戦後ほどなくして、シャミアは軍中から姿を消し、その後の行方はようとして知れなかった。時を同じくして、とある義賊が世間を騒がせるようになる。新しい指導者に従わず私腹を肥やす者、民を虐げる者らのみを狙ったその義賊は、凄腕の射手だったという。 |
黒鷲-帝国ルート【異境の射手】 戦後ほどなくして、シャミアは軍中から姿を消し、その後の行方はようとして知れなかった。時を同じくして、とある義賊が世間を騒がせるようになる。新しい指導者に従わず私腹を肥やす者、民を虐げる者らのみを狙ったその義賊は、凄腕の射手だったという。 |
青獅子ルート 戦後ほどなくして、シャミアは軍中から姿を消し、その後の行方はようとして知れなかった。時を同じくして、とある義賊が世間を騒がせるようになる。新しい指導者に従わず私腹を肥やす者、民を虐げる者らのみを狙ったその義賊は、凄腕の射手だったという。 |
金鹿ルート【異境の射手】 戦後ほどなくして、シャミアは軍中から姿を消し、その後の行方はようとして知れなかった。時を同じくして、とある義賊が世間を騒がせるようになる。新しい指導者に従わず私腹を肥やす者、民を虐げる者らのみを狙ったその義賊は、凄腕の射手だったという。 |
エーデルガルト |
---|
なし |
ヒューベルト |
【女帝の懐刀】 ヒューベルトは皇帝エーデルガルトの懐刀として、帝国のために辣腕を振るった。手段を選ばぬ彼のやり方は、特に治世の裏側で本領を発揮することになったが、その実働部隊の長として彼を支え続けたのが、元傭兵のシャミアであった。二人は慎まやかな家庭を作り、表向きは宮内卿とその貞淑な妻を装っていたが、その実フォドラに跳梁跋扈する“闇に蠢く者”や帝国に抗する勢力との激闘を重ね、常に死線に身を置き続けた。「命懸けの愛も悪くない」そう言ったのはどちらであったろうか。 |
ドロテア |
なし |
フェルディナント |
なし |
ベルナデッタ |
なし |
ペトラ |
なし |
リンハルト |
なし |
ディミトリ |
---|
なし |
ドゥドゥー |
【寡黙なる忠義】 戦争の終結後、王都に戻ったドゥドゥーは、国王ディミトリの従者として、その治世を支えた。そんな彼の傍らには、妻となったシャミアが常に寄り添い、夫の職務を献身的に支えていたという記録が残っている。しかし実のところ、彼らは夫婦である前に、相棒であった。シャミアは王家の傭兵として夫が表から果たせぬ数々の仕事を、率先して引き受けていたのである。だが、そんな二人の間にも愛情はあったようで、他愛ない雑談に興じる二人は、他の者には決して見せぬ明るい笑顔を浮かべていたという。 |
フェリクス |
なし |
メルセデス |
なし |
アッシュ |
なし |
アネット |
なし |
シルヴァン |
なし |
イングリット |
なし |
クロード |
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【世界を繋ぐ王】 戦後、故郷パルミラに戻ったクロードは王族として復帰する。数年を経て国王の座を譲られると、戦災孤児の保護政策やフォドラとの国交樹立などを精力的に推進。一定の成果を上げると早々に他の王族に王位を譲り、パルミラから姿を消してしまった。一方、シャミアは傭兵として日銭を稼ぎながら各地を放浪していたが、その途上で同じく放浪中のクロードと遭遇。その日から行動を共にするようになった二人は、いつも次の目的地について語らっていたというが、最終的に彼らがどこへ向かったかは誰も知らない。 |
ローレンツ |
なし |
ヒルダ |
なし |
ラファエル |
【レスターの野獣】 戦後ほどなくしてシャミアは軍中から姿を消した。ラファエルはシャミアの行方を探ったがついに見つけられず、失意のまま故郷の村へ戻る。地元の領主に騎士として使えたラファエルは、ある日、賊討伐の命令を受ける。だが調べてみると、賊の被害者たちは皆、民を虐げて私腹を肥やす悪人ばかりだった。事件後、唐突に騎士を辞めたラファエルは、家族に別れを告げると姿を消してしまった。彼がどこへ行ったかは定かではないが、時を同じくしてフォドラの各地で凄腕の射手と巨漢の義賊が出没するようになったという。 |
リシテア |
なし |
マリアンヌ |
なし |
レオニー |
【壊刃の再臨】 レオニーは、かつてジェラルトが率いていた傭兵団と合流、傭兵団長の座を受け継いだ。ある日、盗賊から襲撃予告を受けた貴族が、レオニーに護衛を依頼してきた。見せられた予告状には、貴族の悪事を糾弾する文章と、見覚えのある蜘蛛の絵。予告当日、現れたのは、レオニーの予想通りシャミアだった。再会に歓喜したレオニーは、迷わず貴族を縛り上げてシャミアを傭兵団に勧誘。こうしてフォドラ史上最強ともいわれる傭兵団が誕生した。その団旗には精緻な蜘蛛の絵と、蜘蛛らしき何かの絵が染め抜かれていたという。 |
マヌエラ |
---|
なし |
ハンネマン |
なし |
セテス |
なし |
フレン |
なし |
ツィリル |
【無限への飛躍】 戦後ほどなくしてシャミアとツィリルは軍中から姿を消した。再建を進めるセイロス騎士団は二人の行方を探ったが、ついに見つけられず、貴重な人材の消失を嘆いた。一方、フォドラの各地では二人組の義賊が世間を騒がせるようになる。彼らの狙いは新しい指導者に従わず私腹を肥やす者、民を虐げる悪人らであった。騎士団も当初、訴えを受けて調べたが、悪事を暴き、多くの民に歓迎される義賊を積極的に捕らえようという者は少なかった。義賊が二人とも凄腕の射手だという噂が立ってからは、尚更だったという。 |
カトリーヌ |
【自由の剣】 セイロス騎士団を辞めたカトリーヌとシャミアは、改めて互いを生涯の相棒と定める。そして二人だけの気ままな旅に出たが、彼らは二人で一つであり、二人が道を違えることは二度となかった。彼らはフォドラ各地を渡り歩き、海を越えてシャミアの故郷ダグザまで到達した。その途上では様々な困難が立ちはだかり、あるいは自ら事件に首を突っ込んで人助けをすることもあった。だが、カトリーヌの“雷霆”が振るわれ、シャミアの矢が放たれた後に、立っていられる敵などいなかったという。 |
ギルベルト |
なし |
シャミア |
なし |
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